【DAY1】やっぱり刺絡は頼りになる〜真冬の中耳炎〜

数日前、急に耳が痛くなった。右だけじゃなく、左もだ。
耳痛だけで頭痛はない。熱もないし鼻水もない。なんなんだろう？寒かったから？

放っとくとロクなことがないので、久しぶりに刺絡をしてみる。えーと、中耳炎のときはどこの経絡が効くんだっけ？最近、耳の調子はかなり良かったので、すっかり忘れていた。

1番中耳炎治療を集中的にやっていた時期の記事を掘り起こす。

なるほど、急性症状だから、膀胱経、腎経、大腸経か。あと、これは私に限ったことなんだろうけれど、肝経も効いた。

感覚的なことだが、今回の場合、肝経は違うような氣がしている。以前にこれは、ストレスに関わるツボだと聞いた。最近の私の精神状態は穏やかだからストレスは少ない。悩んだり苦しんだり、ストレスが多いと生理が遅れるから、すぐ分かる。

そんなふうに自己流でプロファイリングした結果、膀胱経を刺絡してみた。左右ともに30滴ずつだ。それだけで結構効いた。

数時間経過後、またしても耳痛が再発した。ああ、翌日もやらなきゃだな、と思っていたが、そのまま寝たら翌朝にはおさまっていた。

刺絡は即効性がある。完治してるわけじゃないけど、痛みがすぐにおさまる。耳鼻咽喉科処方の点耳薬の、効いてるんだか効いてないんだか微妙な効果と、その後の恐ろしい副作用（顔面が痛む）に比べたら、余程いい。

お灸もやって、寛いだ。