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脳内ゲットワイルドごっこ

フォロワーの破壊天使さまがしょっちゅう、シティーハンター絡みのコメントをぶっ込んでくるせいで、ついにシティーハンターを全巻、買ってしまった。破壊天使さま、あなたのせいですよ。

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文庫版だと全18巻


シティーハンターとは「街の掃除屋」、法で裁ききれない悪党を制裁する男、冴羽獠(さえばりょう)のことを指す。命を狙われた依頼人のボディーガードであり、殺し屋である。新宿を拠点に、表の顔は不動産運営を、裏の顔は「シティーハンター」として、相棒の槇村香(まきむらかおり)とともにさまざまな依頼をこなしていく。


改めて読んでみると、私が子どものときに読んだり、アニメで見たのと違うと思った。毎回毎回、面白くて笑う。そして冴羽獠がいちいち、かっこいい。「もっこり」を使って明るいスケベを地で行くところも、彼の魅力の一部だ。

相棒の香も表情がくるくる変わって可愛い。負けん氣が強く、獠が何かやらかすたびに巨大なハンマーをぶん回している。

男女などと獠に揶揄され、女扱いされていないが、本人はスタイル抜群の美女である。



プレイボーイな獠は決して香には手を出さない。獠にとっての香は、亡き相棒・槇村の妹で、「大切な預かりもの」だからだ。

香がピンチのときは獠はどこからともなく必ず登場し、颯爽と救出してくるから心憎い。2人は仕事上のパートナーであり、恋人同士ではないとそれぞれ公言しながらも、誰よりもお互いを大切に想っているのが、ひしひしと伝わってくる。


元子が一番好きなシーンはこれ。窓越しのキスシーン😭子どもの時に見て、切なくて泣けた💕


そして、なんと言ってもアニメ版のエンディングテーマ曲「Get wild 」がいい。軟派なようで硬派、クールなようで情熱的なシティーハンター:冴羽獠のイメージ通りで素晴らしい。TM Networkといったらこの曲と言っても過言ではない。獠がビルを爆破して颯爽と立ち去る姿とメロディがうまくマッチして、何度でも観たくなるし
、聴きたくなる。


彼は、爆発した対象に決して振り向かない。その歩くさまが男らしくてかっこいい。



こうやって、シティーハンターばかり読んだり、エンディング曲を繰り返し再生してると、日常生活の至る所で「Get Wild」な要素が入り込んでくる。イラっとしたときにこの曲と映像を脳内再生すると、わりとスカッとする。


「お客さま、マスクは?」

「コロナだからお互い氣をつけましょうね」

「大人なんだからそこはマスクしときましょうよ」

「あの、ですからお客さ…」


「マ、マス…」


「ほかのお客さまが…」

「い、いや、そうじゃなくて…」

「す、すいませ…」