秋の味覚は栗ごはん
ここに、白ごはんドットコムというサイトがある。
このサイト通りに作ると、料理を何でも美味しく作れる。クックパッドにありがちの、簡単にパパッと作れるような、手抜きレシピは掲載していない(決してクックパッドを悪く言うつもりはない)。枝豆ひとつ取っても、鞘の両端を切って塩をすり込んで…お湯の量、塩の量は正確に…などと懇切丁寧に説明されていて、侮れない。「本氣」の料理レシピだけが、ここに凝縮されている。
そろそろ栗の季節だな、白ごはんドットコムを見ながら最後に栗ごはん作ったのはいつだったかな。そんなことを思いつつ、昨日、ふらりと農産物直売所に立ち寄った。売り場にはぶどうやイチジクなど、秋の味覚が所狭しと並んでいる。さらに、栗が売っているのを見つけた。
これには驚いた。甘露煮でもなく、鬼殻も渋皮も丁寧に剥かれ、袋詰めされた生の栗が売られていた。私のような、包丁をダメにしたままのモノグサ太郎には、まさにうってつけである。剥いてない栗よりは割高だが、グラム250円なら高くない。沢山の栗を剥いたらそれだけで3時間はかかってしまう。私は2袋買って帰宅した。
なかなか美味しそうな栗じゃないか。
改めて白ごはんドットコムを開く。
お米を研いで、浸水させる。
十分浸水したところで、塩を加える。
生栗を入れる。
土鍋に火をつける。
沸騰してゴトゴトいいだした。
弱火で炊くこと13分。火を止めて、蒸らす。
10分後。できあがり。
この栗のホクホク感、最高。香りまでホクホクしてる。適度に塩氣のあるご飯も、最高。旦那も子も喜んで食べている。美味しいものっていいね。幸せだね。みんなの笑顔も、ホックホクだ。