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新オーブンレンジ02〜ビスケットンカツ編〜



↑↑前回の続き↑↑

まだまだオーブンで遊ぶ氣満々な私は、料理にも使ってみたくなった。豚ヒレ肉があったので、これで「ノンフライ調理」とやらにチャレンジしてみた。



ノンフライっていうんだから、オーブンで、揚げずにできるんだよな。油いらないんだよな。説明書に付属のレシピを見ると、衣には溶き卵の代わりにマヨネーズを使うらしい。

もともと私はマヨネーズがあまり好きじゃないし、そもそも冷蔵庫に入れておいたマヨネーズが終わりかけていたので、いつも通り溶き卵を使った衣とした。

こんなんで本当に出来るのかなあ…

これまた、ノンフライのオートメニューがあったので、使ってみることに。ケーキのときほど注ぐエネルギーが少なく、肩の力を抜いて作業していたので、オーブンの力量に任せることにした。ボタンを押したら25分放置する。

中の庫内灯が暗いんだよなぁ


待ってる間、ほかのノンフライレシピを見てみた。どうやらトンカツはトンカツでもロースカツが載っておらず、ヒレカツやミルフィーユカツが載ってるあたり、厚い肉は苦手らしい。そしていずれも衣にマヨネーズを使う。なんでそんなにマヨ推しなんだ?

旦那「油分があるやつ使わないと、ちゃんとやけないんじゃない?」

旦那が横からボソリと言った。ああ、そうか…😱このレシピ作った人がマヨラーだからとか、そんな理由じゃなかったのかー😱

なんか失敗したかも…という思いとは裏腹に、果たしてノンフライ調理によるヒレカツは完成した。

なんか、焼きムラがひどくない…?焦茶色のところ、きつね色のところ、黄色っぽいところ、白っぽいところ…😱

あー、失敗したくせー。ダメなやつだ、これ。失意のままに、焼けた肉を無言で見下ろしていると、旦那が横からつまんで食べた。

旦那「うん、美味しいよ。サクサクしてる」

え。なんか白っぽいところあるけど、大丈夫なの?私も半信半疑で食べてみた。意外と食べられた。でも油で揚げたのと明らかに違った。油分が無さすぎて、サクサクでクリスピーな感じだ。これは…そう、料理じゃない。お菓子だ。バターのない焼き菓子のような…だから、クッキーとも違う…そう!そうだ!ビスケットだ!

私はこの料理を「ビスケットンカツ」と命名した。マヨラーな旦那と、同じくマヨラーな我が子は残り少なくなったマヨを奪い合うように、たっぷりかけて食べていた。私は中濃ソースでいただいた。油がない分、たくさん食べられた。新しいオーブンレンジはすごいな。私が勝手に衣の中身を変更して、いかにも不味そうなのに、それでもまあまあに食べられる代物にシフトしてくれるとは…(違

…でも次は。
次は、ビスケットンカツじゃないトンカツがいいなあ。

↓↓次回へつづく↓↓