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Ms.oojaさんのライブに行ってきた

昨年からライブに行く回数が増えている。
もともとミュージックビデオを観るのが好きだったのだが、兵庫の阪神間に住んでいるので、行こうと思えばいつでも行けることに気づいてしまった。僕のような地方出身にとってこんな環境は贅沢というか利用しない手はないし、コロナがあけてきたということも後押ししている。

今回行ったのはMs.oojaさんのZeppツアーの1つ。
はじめてのZepp Namba。
昨年に行ったライブはすべて多目的ホール。今回はライブハウス。初のライブハウス。
ライブハウスはドリンク代が必要。入口でドリンク用のコインを購入して、ジンジャーエールに交換。

席に着くと(今回のoojaさんライブは全席指定)、ほのかに漂うアルコール臭。なんか新鮮!
アルコールは好きなんだけど、思考停止しやすくなるし、トイレいきたくなるからソフトドリンクにしたんだけど、真面目か、、、とひとりツッコミ。。。

で、oojaさん。
oojaさんを知ったのは3年前。Youtubeで存在を知ってから、声、歌のうまさ、テイストがぼくのストライク真ん中にズバーンときて、聞きまくりでした。
機会があればライブにも、、、と思うようになり、今思えば、そういう思いがあってライブに行く機会をつくるようになった気がします。

で、oojaさんのライブ。
最高でした。
23年発売の「40」、24年発売の「流しのOOJA3」の2枚のアルバムから披露してくれました。
オリジナルアルバムの「40」メインと予想していたのだけど、まさかの両アルバムからの構成。第一部が「流しのOOJA3」、第二部が「40」。ラッキー過ぎる。

第一部の流しのOOJA3は、Vintage song cover。
1980年代を中心に一部1970年代を含む男唄。カバー曲を集めた流しのOOJAシリーズはこの3で完結ということですが、なんだろう、3は僕が口づさめる曲が多いので、その分、40歳台後半になり、そういう昭和歌の歌詞の侘び寂びというかバックグラウンドも理解しつつ、いまの令和とのミスマッチにも気づいたり、いろんな感情が生まれたり消えたりする曲が多い気がする。(もしくは「テレビドラマの不適切にもほどがある」を見た後だからかもしれない)

でも基本は、oojaさんがいうように、このライブで「明日からの元気を持って帰ってもらいたい」というコンセプトの通り、第一部から、一緒に口ずさみ、しずかに踊って、一気に元気をもらいました。

出だしの
・勝手にしやがれ
・ルビーの指環
・恋人も濡れる街角
・You were mine
から(曲番違っていたらすみません)、
oojaさん、全開でした。
第一部、何曲歌ってくれたんだろう、結構な曲数でうれしかったです。
ライブ初心者なので、大きな声出したり、大きく踊ったりはできないのですが、今回はいままででいちばんまわりを気にせず、したいようにした気がします(ソフトに、、、ですが)。

で、休憩を挟んでの第二部。
オリジナルアルバムの「40」に移りました。
はじまる前、ふと頭をよぎったことがありました。
第一部の流しのOOJA3の曲は名曲揃い。そもそも昭和の代表曲から抜粋しています。おまけにoojaさんの歌声が相まっている。

一方、「40」は僕はもちろん好きなアルバムですが、ベストアルバムみたいに選りすぐっているものではないかもしれない。第一部と第二部で対比になる構図だし、第一部が盛り上がっていただけに、場合によっては、第二部が盛り下がったりすることになったりしないだろうか、、、と失礼すぎる感情が一瞬芽生えてしまいました。

そんな中ではじまった第二部ですが、まったくの杞憂に過ぎませんでした。

楽園をスタートとする楽曲は、第一部にまったく引けを取らない盛り上がり。みんなスタンディングだし、ステージも割りに派手目で、第一部ともテイストも変わって楽しいし、ちょっとホッとしました。

はじめが大丈夫なら、あとはアップテンポからしっとり系までずっと聴き入ってました。おまけに新曲の「We are stars」まで。

あらためて感じたこと。
・第一部はカバーソングなんだけど、やっぱり自分の歌にしているなぁ。第二部につながるような仕向けもあるし、先人へのリスペクトがある。
・Zeppは大型ライブハウスだけれど、多目的ホールとは違って距離感が近くていい。結構派手目な演出もうれしいし、一方でoojaさん自体はゆっくりというか、がつがつしてない感じがいい。
・元気をもらったからか、最後の方、自分の頭がすっきりして、書きかけの論文のアイデアが出てきて集中が途切れたりしたのはご愛嬌ということで。。

ちなみにZepp系はみんなそうなのかわからないけど、最後、リクエストがない演出なのがよかった。リクエストって興醒めしてしまうので。

よい時間でした!