占いに頼って自立すること

タロット占いをTwitterではじめてみてもうそろそろで一ヶ月がたとうとするのだ。

一年半ほどアライさん界隈のアカウントとして非モテについて、コミュニケーションについてずーっと、しつこくなるほど、絡んだことがない人にブロックされるほどにキャラを立ててやってきたのだ。

それを唐突にタロット占いの募集をしたところ、界隈内外問わず依頼してくれる人がいてくれて、非常にありがたかったのだ。

占いについて、詳しくない人はどういう印象を受けるだろうと思うことはあるのだ。

リアルの友人は「何でも当てられんの？w」と煽ってきたりもしたのだが、お前は占ってやらんと密かに心の中で誓ったりしたのだ。

占いは、決して未来の出来事をピタリと当てて、そのとおりに動くことを強いてくるものでは無いと思うのだ。

現に元イさんが結婚したのは、結ばれることはなさそうと占われた相手なのだ。

そんなもんなのだ。ぶっちゃけた話なのだが。

でも、そんな占いを元イさんはやっていて、良いものだと思って提供してるし、時には占われに行ったりもするのだ。

それは何故か？

占いは、自分の心に向き合わせてくれるものだと思っているのだ。

占い師が悩み事を真剣に受け止めて、占って、全力で言葉をつむいで投げかけてくるのだ。

それを聞いて自分がどう思ったか、自分がどう感じたか、どうしたいと思ったか、それが大事なことなんだと思うのだ。

驚くような角度からの言葉が紡がれることがあるのだな。元イさんも占いの結果を読み解いていて驚くのだ。

いわく、

喧嘩をして関係が微妙になったとしても、解決に向けて自分が全力で努力したり頭をひねってどうするか対策を考えるだけが解決の手段ではない

だとか

微妙な関係のあの子は、あなたの事が恋愛的に好きかどうかというと今はそうではないけれど、好きになれるかどうか、恋人として信頼関係が結べるかどうかを主体性を持って積極的に探ってきている

なのだ。

ああ、喧嘩したときって相手の感情や出方、出した結論もあるからそれを待つという事もあるよなぁ、とか

女の人って男より恋愛慣れしてるし、現実的なところあるからそういうところしっかりしてるよな、とか。

そしてそういう普段あまり見ないような角度から投げられた言葉に自分がどう思うか、なのだな。

心当たりあればそこから自分の考えが進むのだ。

疑いが確信に変わるならそれもいいし、占いの結果がどうしても信じられないなら確認をしてみるといいと思うのだ。

一旦仮説を立ててみること、それについて確認をしてみること、どれも自発的に行う事なのだな。

自分の頭でどう考えて、どうしたいのか、やる事さえ定まれば占いとはもう離れて、自分で自分の事を決めたと言えるんじゃないかと思うのだ。

占いはいわば添え木、介添、助産師みたいなものなのだ。

占いを介して自分の心を定めて、かんがえて、やる手助けをするものだと思うのだな。

元イさんも弱い心で占いに依存しかけたこともあるのだが、自分でよく考えないと駄目だ、みたいなカードが出て痛いところを突かれたなと思ったものなのだ。

自覚できない心の悩み、言葉にできない想い、そういったものを形にする手伝いが、元イさんもタロット占いを通してできればと思うのだな。

あとはほんの少しのエネルギーとかやる気とか優しさ、明るさのおすそ分けをできれば、なのだな。