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我が家にコロナがやってきた話~子供も陽性になったら~

やっほー!謹慎明け10日のおっさんだよー。みんな元気してるー。

とまぁ今だからこそ明るく振舞えますが、中々に不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまったなぁと思えるコロナ体験でした。健忘録なnoteです。


家族構成

都内在住、共働き。両家の祖父母は、僕は栃木、妻が鹿児島。

僕:一日おきに在宅勤務。社内SEでまる一日会社の人と直接話さないこともざら。外出は月1、2回。8月モデルナ製ワクチン2回目接種。

妻:事務系職。フルタイム勤務。パーテーション越し来客あり。たまに外出あり。9月ファイザー製ワクチン2回目接種。

息子:小学二年生。毎日学校に通学。ポケモンソードシールドに激ハマり中。ポケキャンばっかりやってて、僕が集めた木の実を鬼のように消費する。

娘:3歳。保育園通い。食べ物をぶちこぼしては天使のような悪魔の笑顔をする。

2/7(月) 妻、発熱

時はさかのぼり、2/7(月)。始まりは妻からのラインだった。

「今日、体調悪いから、保育園のお迎えお願いします。」

普段は、妻の職場が自宅に近いので保育園のお迎えをしている。とはいえ、僕も延長保育にならないでお迎えができるので、こういう時もあるのだ。

ただ、すでにうっすら嫌な予感がしていた。2/5の都内のコロナ感染者はこれまでで二番目に多い2万1122人。毎日万越えでいつなってもおかしくない状況である。

その日妻は午後半休をとったようである。ただ、PCR検査の予約は取れなかった。熱は38.5度前後。

普段あまり熱が出ないタイプなので中々しんどそうであった。

僕は普通に子供のお世話をして就寝。こういう時ご飯作り担当で良かったと思う。念のため妻と、僕子供の部屋を分ける。

2/8(火) 妻、解熱

翌日、僕は在宅勤務。妻は解熱し、平熱になっていた。これは風邪なのだろうかと希望が見えてくる。

しかし、念のため子供は学校、保育園を休ませた。小学校はコロナの濃厚接触者の疑いで休む場合欠席にならないらしい。

僕は在宅勤務なのでいつも通り。僕は一日おきに出社しているので、職場に連絡し、妻の結果がわかるまで在宅勤務にすることにした。

妻はというと、これまで受診した病院何か所かに電話をかけて、発熱外来を受けられることになった。

受診後、臨時のPCR検査センターで検査を受ける。PCR検査の結果は、翌日~3日程度かかるとのこと。自宅では妻は部屋を隔離。

子供は、学校と保育園休みでテンション上がってた。僕はワンオペ+在宅勤務で中々に中々だった。

2/9(水) 僕、発熱

昨日はPCRの結果が来なかったので、本日も妻隔離、僕在宅勤務である。昨日との違いは息子がオンライン授業を受けることになった。

小学校ではタブレットが配られており、連絡や授業に使ったりしている。まん防下の現在、濃厚接触者や自宅謹慎、さらには希望者はオンラインで授業が受けられるのだ。

教室におそらくタブレット、もしくはカメラとPCがおいてあり、算数や国語といった基本科目は受けられる。音楽、図工、体育はお休み。

ということで、朝の会から参加。多少、黒板の字は見づらかったり、声が聞き取りづらいが、さほど問題なく授業を受けられるレベル。

むしろ授業参観のようで普段どういう風に授業を受けていれるのかわかって楽しかった。(といっても在宅勤務中なので、チラ見程度だが)

さて、そんなこんなで10時半ころ、妙に体調が悪い。熱を測ると37.3度。

これはアレでしょうかね・・・少し胸に苦しさもある。

ってことで、妻が昨日発熱外来を受けた病院に連絡。僕も過去に受診してたこともあり、午後すぐ受診できることになった。職場にも連絡し、午後半休をいただく。

受診後、PCR検査所へ行く。10人程度並んでいて、コロナの流行を感じる。すでに熱は39度あり、正直しんどい状況である。寒気と関節痛。

病院からはカロナールが処方された。要は解熱剤である。酸素に関しては特に問題なし。

自宅療養である。

もうこれは完全にコロナだろうと確信。

心当たりがあるとすると、妻が2/4に入院中のお客さんと打合せをしに病院へ行ったことか、息子と同じくオンライン授業を受けてた友人(親が医療従事者)と日曜に我が家で遊んだことか。

といっても、僕も出社で電車に乗ってるし(妻は乗ってない)、これだけ感染者が出て、仕事も学校も行っていれば、もはやいつ何時かかってもおかしくない。

家庭内で犯人捜しをするより、今は団結の時なのである…

幸い妻は体調は良いので、育児や家事はバトンタッチ。午後からは僕がひたすら横になるのだった。

もうこの時点で子供の隔離もへったくれもない。

2/10(木) PCR検査の結果がでる

バリバリ発熱中である。解熱剤を飲んで38.7度。解熱剤の有効期間が過ぎると39度オーバー。夜の熟睡なんて無理。一時間おきに目を覚ます。

ただ、自分にいたっては、元々風邪をひくと高熱が出るタイプで39度オーバーもそこそこある。そのために、割といつものごとくといった感じだ。

さて、昨日は食欲もそこまでなく元々買っておいたウエダーインを飲んで過ごすしたが、今日はうどんを食べる。2年ぶりくらいに完全に妻がご飯を用意してくれた。ありがたし。

妻や子供のご飯は、普段僕が大量にカレーやシチュー、焼き飯用の具などを用意しているのでそれをレンチンして食べている。常に何かしらのおかずのストックがあるのでこういう時助かる。

ありがとう、過去の自分。

ちなみに、水やポカリなどは一本からピンポーンの酒のカクヤスの宅配で購入した。早ければ当日来るし、配達無料だし、コロナ禍ということで、置き配もしてくれて本当にありがたかった。

そうこうしているうちに、妻に病院から電話がくる。

けっかはっぴょーーーーうってな面持ちだが、案の定コロナ陽性であった。

そこから1時間後くらいに僕にも連絡。勿論陽性。

保健所からの連絡を待ってどうするか指示を仰ぐとのこと。妻は症状としてはほぼ治まっているが、発熱日を0日と起点して10日間外出禁止とのことだ。

学校、保育園に報告。当たり前ながら超絶濃厚接触者なので、娘休園と息子オンライン授業。今のとこ二人とも元気なのが救いである。

ひたすら高熱だったが、夜になると急に37度台になった。大分体が楽になり、夜も割と普通に寝ることができた。

息子と娘は妻と同じ部屋で就寝。

2/11(金) 僕、解熱

朝起きたら36.8度だった。ただ、体温以上に体がけだるいので今日も横になって過ごす。

祝日で助かった。

保健所からの連絡はまだこない。

二日ぶりに風呂に入る。解熱するときに汗をやたらかいたので、生き返った思いである。

2/12(土) 妻、ビールを飲む

やっと夫婦二人、快方に向かった。ただ、痰と鼻水は出るが。
解熱してからなったりするという、味覚嗅覚異常も特になさそうである。

広くない部屋ながらも子供は元気いっぱいに遊んでいる。このまま発熱などなければよいのだが・・・

妻は、夜にビール350ml一本飲んでた。人生で一番美味いとか言ってた。

2/13(日) 妻、再度発熱

朝、妻が体調悪いと言って体温を測ると37.5度程度になっていた。

ビールとか飲んでる場合じゃなかったようである。人生一の味の代償はそれなりだった。

そんなわけで、3連休最終日は僕が家事、育児担当である。生鮮食品がないので、amazon freshで注文する。

4000円以上の買い物からで配達料金は390円。しかもそこまで割高でない。牛乳やキノコ類、果物などを購入した。

夜、今度は僕がビールを飲む。割と休肝日を設けている僕は普通のビールだった。二日ぶりの風呂の方が爽快感あった。

2/14(月) コロナ禍の平日

妻は仕事を休み、僕は在宅勤務。娘はお休み、息子はオンライン授業と、男女で休みとオンライン日常が分かれる平日が始まった。

先週と違って妻が元気なので、オンライン授業の横につく。たまに画面に映って息子に嫌がられている。

お母さんの存在が友達に知られると複雑な気持ちになるお年頃になってきたようである。

それ以外は特筆することもなく一日が終わった。

2/15(火) 保健所から連絡が来る

昼前くらいにスマホに迷惑メールの文字が躍った。でると保健所からだった。迷惑だなんてとんでもない。

といっても、例によって妻の方に先にかかってきており、内容は同じもの。

現状、健康状態が良好であれば、発症日から10日間で外出可能。ただ、発症後3日以内で良くなった場合。(発熱初日は0日カウント)

出典:岡山市HP

ここまでは病院からも聞いており、調べて概ね理解していた。問題は子供はいつ学校へいけるかって話だ。症状が出ていないが、自粛はいつまでなのか。共働き世帯にとって非常に大きい問題なのだ。

これが色々なところにたらい回しになった。

状況は刻一刻と変わっており、ある種どこも責任がとれないような状態である。

保健所に聞いたら、かかりつけ医、かかりつけ医に聞いたら保健所・・・みたいな具合だった。

話をまとめると

・無症状かつ隔離した生活を送っていれば、発症者の外出禁止解除と共に謹慎しなくて良い。

・隔離した生活とは、「マスクをして生活。」「食事、風呂、寝室を分ける。」がポイント

勿論、妻の体調を崩した2/7から自分も息子もマスクをして生活をしている。ただ、3歳の娘はマスクを取ってしまう。

そういった現状を鑑みて、我が家では妻の外出解禁日に子供二人PCR検査を受け、その結果次第で外出禁止か否かを決めようとなった。

学校、園にもその旨を伝えた。

また、コロナ支援センターに連絡をすれば支援物資をもらえるとのこと。早速連絡して、支援物資の要望をする。パルスオキシメーターの貸し出しもしてくれるようだが、特に呼吸に不安はないためお断りする。

2/17(木)支援物資到着


2/16は相も変わらず自宅謹慎で在宅勤務。支援センターにお願いして、二日で支援物資到着。

支援センターは3、4日かかるかもみたいなことを言っていたが、早くついて驚いた。

感謝。

さて、気になる中身はというと。

ごちゃごちゃなのは僕が運ぶ際縦にしたのもある

この写真のほかに2Lの水6本が届きました。

ばっくりと中身は
パックご飯10個
乾燥パスタ
ポカリスエット、DAKARA各1本
野菜ジュース
アイスコーヒー
ウエダーイン系のゼリー飲料
カロリーメイト系の固形栄養食
赤いきつね・緑のたぬき
レトルトカレーやレトルトパスタ
レトルト
フリーズドライのスープの素
即席みそ汁
フルーツゼリー
緑茶Tパック
魚の缶づめ
フルーツ缶詰
タコノコの土佐煮

と確かに10日間いけるような内容でした。

思ったよりインスタント麺がなかったのに、確り栄養をとって治ってもらいたいという意思を感じてほっこりしました。

本当にありがたい。

余談ながら打線も組んだ


2/18(金)子供PCR検査予約

実は保健所から連絡があってから、子供のPCR検査を受けられないか色々手を尽くしたが、薬局では濃厚接触者はPCR検査できなかったり、かと思えば、病院の発熱外来では無症状はダメだったりと色々と難儀していた。

結果として、濃厚接触者として、外出OKになってから検査を受けることに。

で、そのPCR検査のための予約番号も3日間でしか有効でないだとか、色々あり、前日に予約することになった。

予約自体はスムーズにできた。

早いもの順に検査しているのでなく、発熱は発熱の人たち、濃厚接触者は濃厚接触者人たち、と時間を分けていることを恥ずかしながら初めて知る。

ていうことは、あの時検査に並んでいた人たちみんなふらっふらだったのか?

2/19(土)子供PCR検査

今日から妻の謹慎解除である。

子供のPCR検査に連れて行ってもらう。

あとは結果を待つのみである。

2/20(日)自宅療養解除

僕の自宅療養もついに終わった。

少し外を歩く。

気づいたら少し暖かくなっていた。

今でこそ一日家の中にいるのは勿体ないと思っているが、元々インドア派だったので意外とストレスなく過ごすことができた。

禁止されていると思わないことが一つのキーだと思う。といっても、お酒くらいしか楽しみもなかったが・・・ってそれは外に出ても同じか。

ただ、普段なら目にも留めない自動販売機でさらに買わないようなファンタとか買いそうになる程度には浮かれてもいたような気がする。

後は子供の結果である。

2/21(月)子供PCR検査結果

普通に在宅勤務予定のため、家で過ごす。

違いは妻が仕事へ行き、息子娘はまだ自宅にいるということだ。

コロナ初期もそうだったのだが、在宅で仕事もしつつ、子供がちょっかいをかけてくるのは中々ハードである。ただ、1年半前と比べれば息子も娘格段にお利口になっており思ったよりはストレスではなかった。

そして・・・けっかはっぴょーーーーう!!

子供のPCR検査の結果も来た。

息子、陰性!!

娘、陽性!!!!!!

ま、じ、か。

娘ちゃん、天使のようにかわいいと思っておったが妖精さんだったとは・・・

なんて現実逃避している場合ではない。

ある意味一番面倒なパターンである。

確かに娘も37.2度になったり少し「大」がゆるいかなってこともあったが、その日中に熱も平熱になったし、「大」も次の日には普通だった。

未就学児は特に、すぐ熱も上がるので、保育園で呼び出しがかかるのも37.5度以上なわけです。

けど、陽性だったとはなー。しかも遅れて。

いやー、まぁそりゃマスクもしてないし、くっついてくるし無理だよなー。そりゃそうだよなー。

でも考えようによっては無症状のレベルで良かった。これで39度なんて出た日には気が気じゃいられまい。

と、いうことで娘は検査日である土曜から一週間外出禁止となりました。

で、陰性である息子はどうかというと、学校にも相談してこれまた一週間外出禁止。

僕の在宅+妻の有給で対応することに。幸いなのは水曜日が祝日であったこと。

息子と娘をなるべく隔離しつつさらに一週間過ごしました。

そして今・・・

3/1から息子と娘も外出解禁となり、元気に学校と園に通い始めました。やっと今週から我が家の日常が帰ってきた感じです。

後遺症はほとんどなく、先週くらいまでなんとなくだるかったり頭痛がしたりとありましたが、ただの疲れな気もしてます。

ワクチン2回接種してもなる時はなるんだなと。しかもきっちりしんどい。元々あまり頼るタイプではないのですが、それでも解熱剤もあまり効かないのは中々驚愕でした。雑に言うとあと引くインフルくらいの感じでした。

ただ、妻は半日、僕は丸一日程度で高熱が下がったのもワクチンのおかげかもしれません。

それととにかく言えることは、家庭内感染の自宅謹慎の長さたるやです。

息子、娘に至っては3週間まるまる外出禁止だったわけです。特に息子は検査が陰性だったわけですからとんだとばっちりです。(一番最初にかかってた説もありますが・・・)

ニンテンドースイッチとアマプラによりすっかりインドア派になってました。

ここら辺は学校行って友達と遊べば、すぐ外で元気に遊ぶようになるでしょう。

仕事としては年度末じゃなかったことが不幸中の幸いです。また、リモートワークしていて良かった。10日くらい簡単に仕事できなくなるので、復帰初日非常に恐怖になってたでしょう。

他に困ったことは、ごみ捨てですね。すべてのゴミが捨てられないのです。しかもずっと家にいる分余計にゴミが出る。3週間分のゴミは中々にハードでした。一応でもオムツ外れていて良かった。

それにしても、在宅勤務、学校のリモート授業、アマゾンやカクヤスと現代の技術には大分助けられました。

それら全てが人の努力によってなっている。

「誰もひとりでは生きられない。」

心底めぐりあい宇宙(そら)を感じました。

医療従事者の方、またそれに関連する方々に改めて敬意を表したいと思います。

あって良かったもの

おまけであって良かったものやサービスを書いておきます。

マッサージクッション

高熱でとにかく体がだるい。寝っ転がってモミモミしてくれるし、暖かいので寒気改善にもなる。かなり救われました


インナーダウン

とにかく寒気がえぐいので、肩もこらないインナーダウンを着て寝てました。

ウエダーインゼリー的なもの

補給物資にも入っていた定番。食欲がなくとも水分とエネルギーと甘みの癒しを与えてくれる優れもの。ゴミも小さいから助かる。夜中妙に空腹で起きた時もさっと飲める。

シリコンスチーマー

これはコロナ関係なく、僕が常に激推ししているのですが、カット野菜でも肉でもキノコでもがばっと入れて雑にチンすれば一品できるという優れもの。

火を使わないので、油もいらないし、気にかけなくて良い。さらにそのまま器になるので、蒸した後調味料でもレトルトでもかければ栄養ばっちり。

とにかく無敵なので是非おすすめしたい。

風船

これは子供の退屈しのぎ+運動。

風船でバレーをやると、結構体を動かすし、小さい子供も参加できるし、あまり危なくない。

部屋を風船で埋め尽くしても楽しい。ただ、その後の処理は・・・

バスボム

外出禁止だと子供は体力を持て余すのでお風呂は良い体力消費の場。100円均一でおもちゃが入っているバスボムが色々ある。

内は元々買いだめしていたので、割と楽しめた。

浮き輪

上記と同じ理由。お風呂をパンッパンに入れるだけでも普段と違ってテンションがあがるが、さらに浮き輪があると小さいプールと化す。小さい子にはアームリングなんかも良い。

サービスはアマゾンフレッシュとカクヤスがあれば何とか生きていけました。

ただ、地域限定なのでcoopなどが一般的になりそうですかね。

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