9割の人がやる生徒募集のまちがい🙅🏻♂️
生徒募集で9割の人がやってるアレ、絶対やっちゃダメですよ。
こんにちは!【習い事の集客道場】安田元保です。
あなたは今までに生徒募集のチラシやホームページ等を作る際に
こんなことをしたことありませんか?
デザインや言葉をどんなものにしようかと思ってネットで検索してデザインテンプレートを探す。
あるいは他の教室がどんな風にやっているかを参考にする…
そうすると「あるもの」が必ず出てきます。
実際に「生徒募集 チラシ」
で検索すると出てくるデザインテンプレートにも「あるもの」が入ってます。
何も知らないとこのまま参考にして作っちゃいますよね。
「あるもの」とは見出しでデカデカと表示された
生徒募集
という言葉です。
ちょっと想像してみてください。
近所に新しくオープンするカフェのチラシが届きました。
そこにこう書いてありました。
来店者募集
これを見て「よし行こう!」ってなるでしょうか?
そう。
9割の人がやっちゃう生徒募集の間違いってこれです。
一番目に付く見出しに生徒募集という言葉をデカデカと表示する。
街中の何かの教室の看板もほとんどそうなっています。
僕は元々テコンドーという武道を指導していたんですが、テコンドーってオリンピック種目なんですよ。
よそのテコンドー道場のホームページや看板でよくこういう言葉を見かけました。
「生徒募集!目指せオリンピック!」
これを見て僕はいつも思ってました。
「いや、目指しているのはむしろあなた(指導者)ですよね?」
この生徒募集という言葉はただの教室の願望でしかないんです。
ではその代わりに何を見出しで伝えるべきなのか?
それは相手の2歩先の未来です。
相手があなたの教室に通ったことによってどんなスキルが身について何が起きるのか。
ちょっと例を出します。
昔、ある音楽学校の広告にこう書いてありました。
「私がピアノの前に座るとみんな笑った。しかし弾き始めると…」
今、演奏者とその演奏に驚いて聞き惚れている観客の映像が浮かんだと思います。
決して生徒集めに必死になってる音楽学校の映像ではなかったですよね。
これは今から100年近く前に作られた広告文なんですが、この表現は未だにあちこちで使われまくってます。
実際に効果があるからです。
こういった効果実証済みの表現はマネするだけで同じ効果を持つ文章が簡単に作れちゃうん
ですよ。例えば…
「同窓会でウクレレ持参の僕を見て皆笑った。でも弾き始めた途端…」
ね?
だからこういう効果実証済みのテンプレートを使ってマネするだけでいいいって人もいる
んですが僕はおススメできません。
というかうまくいかないんですよ。
なぜならそのテンプレに合う言葉を選んでいるうちに何を伝えるべきかがブレてくるからです。
テンプレートを使う前にやることがあります。
それは
誰にどんな価値を伝えるのか
を決めておくことです。テンプレートはその後から選ぶものなんですね。
そこで、今回は誰にどんな価値を伝えるのかを決めるための3つのステップをご紹介します。
①ターゲットを決める
いきなり言葉を作ることから始めちゃう人いるんですが、まず誰を振り向かせるのかを決めないといけませんよね。
例えばラブレターを書くときに渡す相手を決めてからその相手がこちらに振り向いてくれるように書くじゃないですか。
誰もが振り向いてくれるようなラブレターを書いてから渡す相手を後で決めるって人いないと思います。
なのでまず渡す相手を決めないといけませんよね。
どうやって相手を選ぶかっていうと、今いるあなたの生徒さんの中で
「こういう人にもっと来てほしい」
という人を一人決めてください。
その一人をモデルにします。
このモデルになる人物を決める時の注意点なんですが、生徒さんと言ってもいろんなレベルがあると思うんですよ。
ピラミッドの上の方にいる古株の人はダメです。
今から募集する人になるべく近い属性の新しめの人を選んでください。
今、誰か頭の中に想像しましたか?
その人です。その生徒が子どもだった場合その子の親です。
その人をモデルにしてください。
②インタビューする
相手が決まったらインタビューをします。
アンケートはダメです。
なぜならアンケートは「書く」という作業を要求しますよね。
これは結構骨の折れる作業なので、ほぼ間違いなく手を抜かれます。
僕もこれで失敗しています。
インタビューだといろいろ話しているうちにほぐれてくるので、いろんなことを喋っ
てくれます。
何を聞くのかというとビフォーアフターです。
習う前はどんなところに悩み、望みがありましたか?
実際に習ってみて何が変わりましたか?
最も嬉しかった出来事は何ですか?
こんなふうに生徒さんが実際に経験したビフォーアフターを聞いてください。
そのインタビューを録音して後で文字起こしします。
文字起こしするときは一言一句を忠実に再現する必要なく、だいたいあっていればOKです。
ただ単に「こうなれる」というよりも、その裏側に以前どんな悩みがあったのかということで
コントラストを演出することもできますよね。
この文章はそのまま広告でお客さんの声として使うこともできます。
この中から相手が何を一番求めていてどうなれたのかを抜き出して見出しを作るヒントにしてください。
そう考えると絶対に見出しが「生徒募集」とはならないはずですよね。
③絵が浮かぶ言葉を作る
ではいよいよ言葉にしていきましょう。
絵が浮かぶかどうか。
これはすごく大事になります。例えば…
「あの店のアマトリチャーナ、いいグアンチャーレを使っててめっちゃ美味しい
から今度食べに行ってみ。」
はい、今アマトリチャーナを想像できましたか?
絵が浮かぶ言葉を作る際は相手が知ってる言葉を使ってください。
人はイメージできないことはやろうとしないからです。
だから専門用語はダメですね。
僕の場合もテコンドーだったんですがテコンドーというワードは一般の人の頭の中にはありません。だから「テコンドーでこうなれる」って言ってもそれはイメージできないんですよ。
実際、僕が集客していた時に使っていた言葉がこれです。
「できない、やれないが口癖だったこの子が自分から試合に出るといった時は涙が出ました。」
我が子の成長に感激しているお母さんの映像が浮かんだと思います。
実際うちの道場に入会した子の親に
「ところでテコンドーって何なんですか?」
と入会してから聞かれたことがあります。
先に何が手に入るかが伝わってなければこんなこと起きませんよね。
テンプレを使う場合はここまで突き詰めてから使うようにしましょう。
でここでちょっとテクニックをご紹介します。
見出しはなるべく短い文章がいいんですが、どうしても長くなってしまう場合は最初の
一行目とか一単語とか一文字目だけをデカくして意味を伝える前に視覚的に目に留まる工夫をしてください。
まとめ
いかがでしたでしょう?
ターゲットを決める
インタビューする
絵が浮かぶ言葉を作る
この3つをやって、ぜひあなたも生徒募集という言葉を使わずに生徒募集してください。
それだけで他とは違う魅力が伝わります。
以上、今回は
「9割の人がやる生徒募集の間違い」というテーマについてお話ししました。
いかがでしたでしょうか?
今後もこのように、習い事の集客に役立つ情報を配信していきますので、興味がある方は今のうちにフォローしてくださいね😉
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