嗚呼栄冠は君に輝く2

高校時代の野球話。
僕は部活内にある2つの悪いジンクスを抱えながら野球をしてた。

1つは下の名前が大地の選手は補欠。
もう1つは3塁ブルペンを整備する選手はベンチ入りできない。

大地の名前が各学年1人いました。全員下手くそでした。先輩に大地がいるので同級生は俺の事を下の名前で呼ぶのがNGになりました。その影響で今でも小学生から友達の奴が上の名前で呼ぶようになり、寂しい。

2個目の方が歴史が長く続いており、僕が知っている限りでも2個上にシンプルに下手くそで引退間際に当時の副キャプテンにガチギレされ、蹴られていた人。
一個上にキレどころが分からないサイコ気質の右のサイドスロー投手。一個上の人は数々の逸話を残した人物であり、武器であるスライダーが右バッターインコースのデッドボールくらいの球からアウトコースのボール球まで曲がっており、投げたら打者は避けるので誰も振らない魔球。

三振取ったら吠える投手はよくいるけれど、この人はツーストライク取って吠えていた。多分野球を知らない。

当の僕はというと、最近ドイツ軍に記憶を消されて野球をやってした自分を思い出せないです。


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