春季講習・開講準備講座受講レビュー

こんにちは。新居引っ越しの準備が今日終わりました。いよいよ一人暮らしスタートです。

さて今回は私が受講した春季講習と開講準備講座の講座について記事を書いていきたいと思います。書き方は過去に私がまとめたものをコピペして、おすすめ度を★☆で表しています。また講座名の後ろの括弧には担当講師の名前も入れてあります。ちなみに全て名古屋校で受けた講座です。前も書いた気がしますが、春季講習や開講準備講座は通期と授業内容が被りやすいので、別に取らなくても問題はありません。そのためおすすめ度も低くしています。ではいきましょう。

数学
○<高卒>入試特化数学Ⅲ(五藤勝己)
★★☆☆☆
数学Ⅲの範囲を一通り学ぶ講座。難易度は標準。横国や農工のような大学が中心で旧帝大や早慶の問題は入ってない。ただ3日間しかないため基礎からめちゃくちゃ丁寧にという訳ではない。3月に数学Ⅲの勉強をやらなかった難関大志望にはちょうどいい。五藤先生が担当だとテキストの問題はプリントで軽めに扱い、要項解説が中心になる。板書は問題の考え方が中心なのでそこまで多くない。ノートではなくルーズリーフを推奨。要項プリントももらえるためクリアファイルがあった方がいい。五藤先生十八番の積分計算法も教えてくれる。ただ通期授業で五藤先生が数学Ⅲを担当する場合内容が被るので無理して取る必要はない。仮に通期に入らなくても、夏期講習の数学特講Ⅲ[HG]や実戦!計算力向上メソッドで補えるので心配ない。20分程度の延長がある。たまに雑談もしてくれる。結構おもしろい。

物理
○<高卒>入試標準物理(入江力)
★★★☆☆
力学、一次元波動、電荷を扱う講座。難易度はやや易から標準。現役時に物理が大の苦手だった人向け。高卒生から初めて物理を習う人でも頑張ればついていける。入江先生担当だと力学の一部と電荷をさらっと扱う感じになり、波動は扱わない。問題解説プリントと専門用語辞書のプリントがもらえる。理論解説では理論ノートの配布はなく珍しく板書で授業が行われる。ほぼ自身のノートを見ずに黒板上に再現するあたり流石である。ただエネルギー保存則などの解説に時間がかかる法則は一部のみ解説する。解説に微積を積極的に用いるので数学Ⅲまでの知識は必要。駿台流の微積物理を学ぶ良いきっかけになる。口の悪さは健在。なんなら通期よりもどぎつい。受講者全員が知ってそうな公式を黒板に書いて、意味を知ってるか聞いて知らないならボロカスに言うのは恒例。30分程度の延長あり。難関大志望の人は<高卒>スーパー物理を薦める。

化学
入試化学のスタート(高田幹士)
★★★☆☆
熱力学や溶液、気体反応といったいわゆるモル計算を扱う講座。難易度はやや易。現役時に一通り化学を習ったけどかなり苦手な人にはちょうどいい。テキストにはセンターの過去問もついている。高田先生担当だとテキストの順番通りには進まずにモル計算から始まる。また補充問題も追加して授業内で演習→解説する。それをちょうどいいペースで延長なしで行う。流石である。書き込み式のプリントが配られ、授業ではこれが要項解説のメインとなる。演習問題は板書で解説するのでノートかルーズリーフは必須である。

こんな感じです。この時期はどの講座もあまりおすすめしませんが、竹岡広信先生の映像講座である「英単語特講」や「英文法特講(基礎編)」、杉山義明先生の「攻略」シリーズ、化学特講[HG]は私は受講していませんが、おすすめできる講座だと思います。

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