2021.5.20

日記をさぼってるあいだにいろんなことがあった。心が、こういう日記にかいてみせたりしてすぐ片付くようなものではないふうになって、だれにでもは教えてあげられない。それでばたばたしていた。風呂から溢れた湯みたいに日々はざばざば流れた。床を伝って、冷めて、乾いた。気付いたらいつもの毎日みたいなところに戻ってきてたけど、まだ、何を考えたらいいのかわからない。自分のことよりも、誰かのことを考えたい。

願掛けみたいなかんじで酒をやめていたのだけれど、願掛からなかったのでやめるのをやめた。連休をとって、真昼間に、つるつるとビールをのんだ。人から譲り受けたウォッカを、炭酸で割ってのんだ。うまかった。酒はなんでうまいんだろう、味は別にまずいのに。頭か、心に、渇いてがさがさになったところがあったりして、だから滲みるんだろか。だけど滲みたら痛いはずだから、あ、酒飲むとまずいのにうまいのは、やっぱり痛みなんだろうか。

とか思ったり、してみたけれど、そんなの絶対ちがうじゃん。酒は、うまい。つめたくて、やさしい。

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