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アラサーにしてようやく親を大事にしたくなってきた。

小さい頃から親に感謝しろって言われるのが大嫌いだった。

大嫌いになる前は、感謝しなきゃいけないものと思い、メンタルどんなにやられてても感謝してるような言葉を吐いてました。でも全然実感がなかった。

あるとき、メンタル死んだまま生きる意味なんかない。なんか欺瞞的に感じてること全部やめてやるって思って、感謝してるふりもやめてこのやろうって感じる気持ちに正直になることにした。

ムカつくことにはムカつくと意思表示をし、親なんか嫌いだよバカ野郎。って思う存分思ってみた。

そしたら最近、なんか急に親を大事にしたくなってきた。しなきゃいけない、じゃなくてしたくなってきた。なんでかははっきりとはわからないけど、

①社会に出て自分にできることの少なさを知り、親の苦労が分かってきた

②自分でお金を稼げるようになり、自分の選択が親のせいで狭まることが一切なくなった

③親が年を取ってきて、丸くなってきた。そしていつまでもいてくれる訳じゃないことに気づいた

月並みですがこんなところかなあ。小さい頃は、父親がイライラして帰ってきて物にあたったり、やつあたりされるのがすごく嫌だったし、今思い出しても嫌なんですけど、仕事の愚痴を家で一切言わなかったところはすごいと思い直したりして。こっちはなんで怒ってるか分からなくて毎日ビクビクしてたけど、自分が社会人になって職場での出来事にムカつきすぎて目から血が出るんじゃないかと思うくらいフヌゥーッて憤って家に帰ったりしたときときに、うん、この状態で笑顔になるのむりかも。って思ったりした。

残された親との時間は、今までより大事に過ごせればいいな。やっぱり感謝は無理してするものじゃなくて、したくなったらするものだ。

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