辻馬車の休憩所
2007年2月27日記(過去ブログより転載)
ロンドンの路上にイキナリ建っている緑色の小屋。
さていったいなんでしょうか?
これは Cabmen's shelterといって、
ヴィクトリア時代には辻馬車の御者達の休憩所でした。
当時の図を見ると、ちゃんと料理人が、
あたたかい軽食を出してくれています。
どうやらレディー・ヴィクトリアンの時代には
40ほどのキャブメンズ・シェルターがあって、
3000人以上のキャブメンが利用していたようです。
はじめてイギリスを旅行した時「アレは何!?」と、
同行者と共に頭をひねりました。
タクシーが停まっているので、どうやら運転手さんの休憩所では?
というところに話がおちついたのですが、
まさかヴィクトリア時代からあったものだったなんて、
当時は思いもしませんでした。(写真は1996年当時のものです)
現在では休憩のみで食事サービスはないようです。
(持ち込んで食べるみたいです。写真がありました)
※追記 2009年情報
最近ではテイクアウェイのカフェになってるとこもあるそうです。
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