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ソロキャンパーはじめての「焚き火会」

グループソロキャンなるものに誘われました。
相手は行きつけのビアバーで仲良くなって以来たまーに飲む間柄の人です。お互いビール、釣り、車中泊と似通った趣味が多く、いつかグルキャンしたいねーと話していたのがようやく実現した次第です。

場所は関東圏のとある水辺。冬なので設営を楽してお互い車中泊にして、焚き火とビールと料理に全振りすることに決めました。ただ、一緒に同じ焚き火を囲むのではなく、あくまで個々独立して火を起こし、酒や料理をシェアするという、まさにヒロシさんの「焚き火会」のようなものです。

結論から言うといやこれがもうめっちゃ楽しい!
普段ソロなので他人のスタイルをまじまじと観察する機会がなく、ここぞとばかりにギアから車の中から色々と見させていただきました。
ほーこんなの使ってるんだ便利だね、とか、現物初めて見たとか、これ配線どうなってるの?とか、お互いに知らないことをめいっぱい交換しあった感じです。
年越しキャンプ帰宅後、即ヤフオクで落としたソレルのスノーブーツが火を噴きました。足元が冷えないってそれだけで至高です。あとアウトドアウェア的に映えるので!w

肉を焼き、寒い寒いと言いながらビールを飲み、くだらない話に興じ、朝起きたら凍りついた車に笑いが止まらず、まあよく飲みよく笑いよく食べました。
そして、各自好きなタイミングで撤収を済ませた後は現地解散。こういう、接点が途切れ途切れなキャンプなら極度の人見知りな自分も安心です。いざとなれば車に引きこもれる!!!

相手が接客業なこともありコミュニケーションはもともと(相手主導で)割と円滑ではあったのですが、これくらいの距離感であればグループでソロキャンは問題ないぞと思えたことが収穫でした。
なにより、全然違う他人のスタイルを見て、それを自分の言葉で語ってもらえるのが楽しい〜!

自分は徹底してロースタイル、ギアは最低限でカトラリー系のゴミを出さない、クッカーは焚き火に突っ込む派なのですが、相手は逆に自分の使い勝手を考え抜き、ハイ&ローを組み合わせていました。実際近くで見てみるとそれはそれでアリだな……!と思えて、新しい考え方を実践で教えてもらったような感じです。ホクホクです。

なお、今回のキャンプ飯。キャンプ場近くのスーパーで良い肉が手に入ったため、
・生ラム肩ロースの塩胡椒焼き
・国産牛のシマチョウとカット野菜、ニラをこれでもかとぶち込んだもつ鍋
・市販品にレインボーペッパーと粗挽きマスタードを入れた大人のポテサラ

というラインナップでした。いい肉かいい魚介があると途端に頭が炸裂してタンパク質万歳民になります。普段は野菜の国の平民です。

あと、YoutuberのFUKUさんの動画で紹介されていた山麓工房の火吹き棒、これがすごいよかった。たかが火吹き棒でこんなに変わるなんてびっくりです。今まで肺活量を使い切っていたのはなんだったのかと。

そして自分的に冬の寝袋内部問題が解決しました。
くったくたになったガーゼケット。これにつきます。保温性と吸湿性抜群、肌触り最高。これまでエマージェンシーシートを入れたり寝袋二重などで対応していたのですが、もうこれでいいかもしれん。
問題はくったくたになるまでガーゼケットを使い倒す手間がかかるということです。あと、焚き火臭くなるので家使いができなくなるという悲しい別れに耐えねばなりません。

そんなこんなで色々学びもありつつ、次のキャンプがまた楽しみになった体験でした。

やっぱりキャンプは楽しいねー!

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