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知床遊覧船事故から経営の重要性を痛感

最近気になったニュースとして、知床の遊覧船遭難事故があります。この事故でで経営の責任の重さを痛感
 
GWを直前にひかえ、知床では凄惨な事故が起きてしまいましたね。
報道では多少の過剰な内容になっているかもしれませんが、安全に対する意識、管理がずさんであったことは間違いなさそうですね。

安全はどこまで優先されるべきなのか?

しかしながら、自然を相手にしている以上、安全が絶対ということは不可能であるので、どこまでやるのかが争点ですね。過剰になってしまうと、コスト増となり、客への価格にも転嫁されるでしょうから。より安全を求めるのであれば、それなりの価格のサービスを選ぶのが購買者としては必須ですね。

今回の管理のずさんさは、そのレベルが他者と比較して著しく低く、公にされていなかったという点が問題です。
ちゃんと財務諸表を確認した訳ではありませんが、コロナの影響で経営が厳しく、安全に対するコストをかけることができなかったのではないかと思います。多くのワイドショーでは社長が悲痛に叩かれていますが、社員の生活を守ることを優先してしまったのではないかと、情状酌量の余地はあるのではないかと感じてしまいましたが、そのような言い訳をするようでは、経営者は務まりませんね。再度、長期的な持続可能性の重要性を再確認させてもらいました。
 

知床の観光業への影響が懸念される

このような事故があると、どうしても船って怖いというイメージが植え付けられてしまいます。周辺企業への影響も大きいことでしょう。知床は観光業が大きな産業なので、地域全体への悪影響も懸念されます。
 
私が北海道に住んでいた時に、知床は世界遺産登録に向けてプロモーションをしていたり、北の国からの最終話の舞台となったり、大変盛り上がっていました。
東京から友人が来る度に知床に連れて行った思い出の土地でもあるので、どうしても気になってしまいます。

やっぱり身近なことに気がいく

このニュースについて考えている中で、人間は身近にイメージできないものには、感情移入がしにくいということに気がつかされた。どうしても、身近なことに関心が湧く、共感してしまいますね。
ロシア・ウクライナ問題よりも、やはり身近な国内での問題に気が行ってしまう。
ウクライナの状勢は気になってはいるものの、無意識にどこか当事者意識をもっておらず対岸の火事的に聞いてしまっていました。意識しないと無意識とか、自分の優先順位とかを見つけることもできないということですね。
森羅万象全てに当事者意識を持てれば良いのですが、そこまで完璧も求められないので、まずは自分の周りから!自分がコントロールできるところから、少しずつ良くしていきましょう。

自分が経営する会社にかかわる人、誰もがハッピーになれるような活動をしていきたいと思います。


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