昔はムードメーカーだったのに、コミュ力下がって人生が低迷してる気がする人に捧ぐ
どうも、モトです。
以前こんな投稿をしました。
結論からいうと、
これはエフィカシーの低下が原因です。
まず、エフィカシーとはなんぞや?という所から始めていきましょう。早速調べてみました。エフィカシーとはこんな感じです。
はい、なんだかややこいですね。。
エフィカシーって、別名でいうと主人公感とも言われています。
主人公感ってどんなことかというと、まあ、
「人生の主人公は自分である」的なニュアンスを指します。
これ、言葉で説明するのけっこうむずいし、理解するのも一発では不可能なので、個人的に選んだエフィカシー高い人一覧みたいなものをまとめてみます。
「あ、こんな雰囲気がエフィカシー高い人ってニュアンスなのね」
くらいに思っていただければいいかなと思います。
かなり主観なので、悪しからず。
大谷翔平
本田圭佑
西野亮廣
ヒカル
堀江貴文
孫悟空
甲本ヒロト
黒柳徹子
まあこの辺りですかね。
なんとなーくイメージ出来たでしょうか?
この人たちを見ていると、自己が確立されているというか、凛々しさがあるとゆうかそんなイメージ湧きませんかね。
このエフィカシーが高いと何がいいのかというと、
様々な効果があるとは思いますが、個人的に思う事をツラツラと書いてみようと思います。
まず初めにエフィカシーって、
高めたり、上げるものではないと考えています。
筋トレみたいにベンチプレス頑張ったからムキムキになっていくとかいう話ではないです。
まぁ、「元の状態に戻る」ってイメージが近いですかね。
自分がエフィカシー高かったかもなぁと感じるのは、自衛隊にいた頃でした。けっこう職場の人間関係には恵まれていて、仲間内で飲みに行ったりする時も面白い話をして周りをゲラゲラ笑かすことに快感を覚えてました。
仕事でもそれなりに責任のある仕事を任されたり、自分がリーダーになり後輩を率いて仕事をしたりだとかいろいろやってましたね。
ただ、そこに陰りが見えてきたのは、周りが結婚し始めてからでした。要は、結婚ラッシュの波に乗れなかったんです。
自衛隊には、結婚をしないと寮を出れないという規則がありました。寮に住んでいれば生活費は無料だし、食事も無料で支給されます。そのかわり、面倒な規則とか縛りとかがめちゃくちゃありました。(例えば門限があったり)
仲間がいれば、みんな同じ条件の中で生活してるからなんだかんだ文句を言いながらも楽しめるんですけど、年数を重ねるごとに些細な不満が大きくなって楽しかったはずの寮生活にも嫌気が刺してくるんですよね。
その結果多くの人は結婚して寮を出るという選択をするんですが、周りが次々と結婚して寮を出ていくと同時に1人で過ごす時間が増えていきました。
そうすると、やる事ないからいろんな事考えるんですよね。
・みんなと同じく自分も早く結婚をした方がいいのか
・このまま自衛隊にいることが自分の人生なのか
・最近は災害も多いし、災害派遣にも疲れてきた
・こんな生活いつまで続くんだろう
・寮を出るためだけに結婚ってどうなの?
・よくよく考えると、自衛隊に入ったのって親のススメだよな
・他にやりたい事ってなかったっけ?
なんとなく、自分だけが取り残されたような感覚に陥ってしまい、徐々に自信を失っていきました。
みんなと同じルートを歩むことが自分にとって納得のいく答えだとは思えなかったんです。かといって他に自分に出来ることってなんだ?みたいに頭の中に答えの出ない問いがぐるぐると回り始めました。
そこから、自己啓発書を読み漁るようになったり、何か自分を納得させてくれるような答えを求めるようになりました。
どこに行っても自分の納得のいく答えが得られなくて、不安で悶々とする日々が続きました。
それから数年後でしょうか。私は自衛隊を退職しました。10年間お世話になった場所を離れ、第二の人生をスタートさせようと、当時は希望に溢れていました。
ただ、人生そんな甘くないです。
退職直後に詐欺に遭い、多額の借金を背負うことになりました。退職後に一人暮らしをしていましたが、家賃を払うことができなくなり、実家に帰る事になりました。
両親は、はじめの内は、自分のメンタルを心配して優しく接してくれました。ですが、詐欺なあったショックや人生の方向性を見失ってしまい、当時軽い鬱状態になりました。
自衛隊を辞めた後に働いていた職場は時給830円手取りで13万円程度の給料でした。実家に住んだるとは言え、あまりにも低賃金にかなり生活は苦しかったです。
自衛隊を辞めなければ…
詐欺になんて合わなければ…
俺の選択は全て間違っていたのか…
毎日のように自分のことを責めていました。だけど、そんな後悔をしてもやってしまった事がなくなる訳ではないです。悔やんでも悔やみきれない、当たりどころのない悔しさと情けなさに毎日心が張り裂けそうになっていました。
この辺りからガクンとエフィカシーは下がっていたと思います。
その結果どうなったのかというと
・自分を肯定できない
・自己否定を繰り返してしまう
・人と会うのが怖い
・励ましの言葉が鬱陶しく感じる
・何も気力が湧いてこない
・未来に希望が見えない
・同じ事を何度も考えてしまう
という精神状態に陥っていました。
こうなると、なかなか回復には時間がかかります。
何をしていても気分が晴れなくて、頭の中は常にごちゃごちゃしていました。
なんとなくイライラするし、突然悲しくなってきたり、突然テンションが上がったり、身体中が重くて怠い。
メンタル的にも最悪で、健康状態もあまり良くなかったと思います。
「このままではダメだ」
と、頭でわかってはいても、身体が動かないんです。
こんな状況で確か1〜2年過ごしていたと思います。
確か当時は時給830円の郵便局でバイトをしてました。
郵便局は、低賃金な上に重労働でした。
当時壊滅的な精神状態であったにも最悪関わらず、よく続けていたなと思います。
あまりの低賃金と重労働に耐えかねて、何も考えず退職をしました。
その先のことは何も考えていませんでした。
ただ、何故こんな決断が出来たのか?
当時、郵便局ではかなり膨大な量の配達物を朝から晩まで配っていました。
はじめの頃は無気力状態で、頭の中がめちゃくちゃなもんだから、仕事では何度もミスをして怒られました。マジで物事を理解できなくなっていて、教わった事をそのまま出来なかったり、すぐに忘れてしまったりして、何度も同じミスを繰り返していました。
(たぶん記憶障害とかにもなっていたと思います)
ただ、毎日の重労働のおかげ(?)で、体力だけは徐々に取り戻していました。月日が経つにつれて、配達のスピードも早くなってきたりして、今までガチギレされていた上司にも褒められる機会も徐々に増えていました。
でも、あまりの低賃金に耐えかね、もう無理だと思い退職しました。
この辺りから徐々にエフィカシーが戻ってきた気がします。
何が変わったのかというと
・自分を肯定できない
・自己否定を繰り返してしまう
・人と会うのが怖い
・励ましの言葉が鬱陶しく感じる
・何も気力が湧いてこない
・未来に希望が見えない
・同じ事を何度も考えてしまう
↑こんな状況から
・自分を肯定できない→徐々に自分を肯定できるようになった
・自己否定を繰り返してしまう→自己否定の回数が減った
・人と会うのが怖い→徐々に人と話せるようになった
・励ましの言葉が鬱陶しく感じる→褒められて喜びを感じるようになる
・何も気力が湧いてこない→退職という決断が出来た
・未来に希望が見えない→相変わらず希望は見えない(笑)
・同じ事を何度も考えてしまう→へんな事を考える回数が減った
こういった変化がありました。
そこから私は、とあることがキッカケで東京に引っ越す事になりました。
東京での暮らしの中でも苦労したことはたくさんありますが、新しい環境に身を置き、毎日知らない場所で体験する日々の中で徐々に昔の元気だった頃の自分を取り戻したんです。
特別な事は何もしていません。
唯一変えたのは、
環境
ですね。
実家に住む事を辞めて、新しい場所で1からスタートを切る事によって、古い自分を決別することが出来たのでしょうか。
まあ完全にエフィカシーが戻ったとは言い切れませんが、当時壊滅的な精神状態だった頃の自分と比べるとかなり回復してきたんじゃないかなと思います。
という事で、今回は、エフィカシーについて自分なりの考えを解説していきました。このあたりの話はかなーり深くて理解に時間がかかります。
だけど、本来の元気だった頃の自分の感覚を思い出せば徐々に回復していきますよ!
何かのヒントにして頂ければ幸いです。
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