じごくトニック感想

とりとめのない感想です🫧 DVDも見てるので比較してるところも少々。


○厳格お父さん
うさちゃんの小学生とDのお父さんがハマりすぎている。うさちゃんデフォの声低いのになんであんな小学生男子になれるん??
セリフチョイスの問題かもしれないけど、
お父さん:息子 = 闇属性:光属性? 
ちょっと気になった🤔
「地獄」という言葉にはじまるのいいねえ。
オープニングのコントの「はじまりはじまり」感とてもすき(^^)

◯時をかける兵藤
とても好きなコント☺️
テツさんがうさちゃんがやるキャラ史上1番渋くて普通にかっこよい。職場にいてくれ。
テツさんてリアクションこそ薄いけど毎回ちゃんと顔見て「ありがとな」って言うし、無骨な感じだけどお礼言う時にこって笑うしちゃんと兵藤に優しいのよ。すき。
あと兵藤は健気でとてもかわいい。わんこ系後輩。ただほんとに誕プレ選ぶセンスがない😇 誕プレのリアクション悪いってだけで午後ずっとモヤモヤしちゃうのかわいいよね!まあ結果的にテツさんを殺めちゃってるけども…笑
配信見て、大阪と立ち位置変わった?って思ってたんだけど、未来で待ってる(色っぽver)やるためか!!こだわり!!!このコント、テツさんは兵藤くんの方見上げながら喋ってることが多いけど、うさちゃんはこの時右目だけ一重なので立ち位置でわりと印象違うなと思った。
配信のほうは大阪公演に比べると兵藤くんのテンション高いとこがかなりテンション高めな気がした!そしてうさちゃんのカッコつけ度が高い!!Dが笑ってるww なんか全体的に配信のほうが演技が熱めな気がする!どっちの公演もいいなあ。
「未来で待ってる」のとこのどよめきすごいw 大阪も東京も行った人はさぞかし驚いただろう…
私は本家見たことなかったのでタイトルや設定がパロディなのは知ってたけど、Dのnote読むまで「未来で待ってる」のシーンもパロディなのわかってなかった!noteあってよかった!!!
兵藤って名前は「少女」にかかってるんだろうけどテツさんの名前も何かにかかってるんだろうか。兵藤とテツってなんか てやんでい感ある。江戸っ子感?
そしてこのコントもよく考えるとなかなかにバッドエンド…。このわずかなブラック味好きだなー

◯カットステーキランチ
これも大好きなコント!
2人とも演技がナチュラルで引き込まれる。深夜ドラマ感。
🐰のやるキャラがこういうやついる〜!系のナチュラル嫌なやつだね。Dがnoteにも書いてたけどちょっとうさちゃんのマウンター要素が入ってる…笑 まぁうさちゃんなら待ち合わせに遅れてもあんなネチネチ言わなそうだけど。
このコントはわりとリアルな会話のラリーなのに毎度確実に「前原さん」のとこで笑えるのうますぎる。
そしてあんだけ嫌なやつ!ってなってても最後かわいそう…ってなる感じ…。別のライブでやってた時にうさちゃんがぐすぐす泣いてるverも見たことあるけど(正面のDはめちゃくちゃ笑ってたw)あれ見るとほんと胸が痛くなるんだよな…。そしてしょげてるとこに運ばれてくるカットステーキランチというシュールすぎる図…。ソースかけるジュ〜っていう本来なら美味しそうな音で終わるのほんとなんとも言えない感情になって好き。よく見たらDがめっちゃニヤニヤしてるw
このコントは他のライブでも何度か見たんだけどうさちゃんのリアクションがわりとその時その時で違うので楽しい。Dはどの回もだいたい堪えられずに笑ってるねw

◯ヤンキー大敗
最初の方、共感性羞恥というか…いたたまれなさがすごい。国島くんが不憫すぎてうっ……ってなる。
しかし2人ともこのキャラ似合ってるなあ。ヤンキーうさちゃんが絶妙にイラッとするw 最初ずっとなんやこいつ💢ってなるんだけど、安定の途中からなんかかわいく見えてくるマジック、、。うさちゃんのやるキャラあるあるではあるけど、こんなムカつくのに最後かわいく見えてくるの魔法???
お年玉貯めてて字綺麗なのはたぶん育ちが良いんだね。字綺麗なヤンキーって最高のギャップ萌えだよね?
この2人はなんだかんだ仲良くなってほしいな〜
あとうさちゃんてこんな刈り上げてたんか!!

◯脱がせてもらっている時間は時間に含まれていないと思ったでござる
出オチすぎるwww あの一撃のためにめっちゃお金かけて作り込んでるのさすがですww
出オチだし、状況わかってくると悲哀も感じる味わい深い作品ですね…。

◯魔物
これも大好きすぎるコント!
大好きなのばっか(><)
野球部のエースとマネージャーというよくあるラブコメちっくな設定かと思いきや…なにこの絶妙な展開………となるやつ。
「私を甲子園に連れてって」
「…なんのアニメだっけそれ」
のセンスが好き。設定的にこれ自体がアニメ感(というかやっぱりラブコメ感?)あるんだけど、この一言で「タッチ」が王道野球マンガとして存在する世界になるの妙にリアリティあっていいよね。でもセリフとか全体的にちょっとアニメテイストではある。
配信の方にはなかったけどスカートめくられて「いくつまでそんなことやってんのよ!」は幼なじみを感じていいセリフだなぁ。小学生くらいからの付き合いだといいな。
とはいえ幼なじみでお互いのことうっすら意識してる微妙な関係で、花ちゃんは素直になってるのにみっくんが茶化しちゃう感じ!女の子のが大人なんだよなー でも花ちゃんはみっくんのそういう子供っぽいとこも好きなんだろうなー 甘酸っぱ!!ちょっと「早川ちゃんと斉藤くん」ぽさもあるんだよね。女の子の方がしっかり気持ち伝えてる感じ。
箒でぶん殴るシーンは配信のがより痛そうでした笑
暗転からのベッドの上で「折れてるな…」の急展開好きw 端の方でポーズとってる花ちゃんはみっくんの想像の中の花ちゃんなのかな?あそこアニメっぽい表現でたのしい!
最後の高校野球なのに…とかいろいろ葛藤あるはずなのに「花は何も悪くない!」「完全に俺が悪い」って言い切るみっくん男前で好き。言い切るっていうかもう自分に信じこませるっていうか…これはずっと隠し通す、って覚悟が見えるからこそ、その後チクチク効いてくるのが良い。
ギャップで「お母さーん!!ファンデーション貸して!!!」の子供っぽさがかわいい☺️
ていうか冷静に考えたら、エースで4番でスカウトも狙えるような子が幼なじみのスカートめくって箒で叩かれて県大会の決勝前日に指骨折って……やるせなさすぎる…😢 ほんとに誰にぶつけていいかわかんないよね…。
試合後。一つのコントでこんなに時間経過するのも珍しいなあ。物語感が強い。
負けちゃったね…。
この、言わない優しさと知らない残酷さと言えない辛さね…。「今日ちょっと調子悪かったんじゃない?」なんてさ、茶化した感じで聞いてるのも優しさでしかないのよ、本来は…。この感情をコントで描いてくるのすごすぎて初めて見たときコントの概念覆った。
「かっこよかったよ」って言われて声あげて泣きながら、膝立ちでぎゅうって抱きつくの良すぎる。幼なじみに言われる「かっこよかった」は別格だよね。みっくんの涙声がいい。
よく考えたら負けて悔しいってだけじゃなくて、この骨折さえなかったらとか、こいつが悪いんじゃないけど…とか、それでも調子も悪くて負けちゃった自分に「格好よかった」って言ってくれるこの子への気持ちとか全部ないまぜになって溢れた涙だったんだろうな思うと……泣いちゃうわ…。
花ちゃん視点で見ると、ただただみっくんのこと大事で傷ついてほしくないんだなって気持ちが透けて見えてこのシーンが好きです。
「そして月日は流れ…」のナレーション、卒業公演の見て変わったなって思ってたけど東京公演ですでに変わってたんだなぁ。
言い方含め、「アンタ なんか小指曲がってんだから」の刺さり方…笑 この先こういうことがいくつもあるんだろうなぁ…。
どんなこと言われようと秘密を墓場まで持っていくと決めたみっくんが赤ちゃんを抱っこしながら寂しそうに「大きくなったら、お前には話そうかな」って呟いて終わるのお洒落でなんとも言えない風情があって好きでした!
当たり前すぎて書き忘れてたけど花ちゃんは通してずっとかわいいね。ヒロインすぎるヒロイン。Dのやる女の子はなぜあんなにもかわいいのか…。
配信の方は大阪公演に比べると演技がナチュラル寄りになってた気がしたなあ。

◯じごくトニック
「死にたい人」とピストル。先に見たのはこちらなんだけど、どうしてもこぽぽが浮かぶ。でもオサジマヤスナリは最初から死が似合うのよ。売れない小説家という設定のせいなのか? ギンは純粋であるがゆえに死に手を引っ張られてるような感じがするけど、この人は最初から死に近い。どちらも死にたがってるのに不思議。
だから彼が元の体に戻ったあと再び銃口を向けてしまうのは必然なんだよな。
冒頭、ピストルの銃口を自分に向けて、しばし逡巡。引鉄を引いて、バンッ!!と音がした途端、暗転。ピンク色の飛沫が画面に散って、タイトルへ…… というオープニングがセンスの塊すぎて…。もうここで心を掴まれてしまう。
からの、陽気すぎるポップな死神さん登場笑 ひんやりした空気をあえてぶち壊してく感じ好き!
最初熱苦しいなwってちょっと思うんだけどずーっと見てるうちにだんだん愛しく思えてくる死神さん。
死神さんイケメンの感じで、というオーダーだったようだけど、関西弁も相まって「夢を叶えるゾウ」が頭をよぎってしまう…笑
しかしオサジマさん神経質で他人と距離取りそうなのに、一瞬で彼の懐に入ってしまうの、人タラシな死神さんで大好きです。
天国と地獄の捉え方ほんとおもしろいなあ。転生するとしたら地獄は魂鍛えるところ、なんてどうやったら思いつくんだろう。目から鱗だ。見えないだけで心も身体と一緒っていうのもあぁそうかもなぁって腑に落ちる。
規則違反は「魂の行き先を勝手に変えるとか」っていうのがすごい綺麗な伏線!あとたまに前世の記憶を持ってる人もいるっていうのもそう。伏線というか必要な設定の説明なんだけど入れ方が毎度自然で上手いよな。
楽しすぎるランダム転生ガチャシーン!
トンボが出て機械の画面見せてるの芸が細かい。最後、人間が出た!って言いながら画面見せないようにしてるもんね。
カトンボのアドリブここかー!これはたしかにかっこいい(^^) ファインプレーだね
「20万あったらさ、寿司めっちゃ食えるで!」
のとこ、突拍子なさすぎるんだけどうさちゃんなら言いそうと思ってしまった…笑 うさちゃん的思考の飛躍。
ガチャのシーンも小説俺に書かせて!も友達すぎて好き。
鮨詰め棺桶🍣⚰️ 異色の組み合わせ。
パソコンカタカタしながら一瞥もせずに「…で?なんで自殺したん?」って訊く感じ好きだ。後半までわりと死神さんの感情抑えぎみなのがいいなあ。陽気だけど役人(?)さんだからそれなりに淡々とはしてる。あくまで客観的に話聞いてる感じでオサジマさんの考え方を変ようとするつもりはなさそう。
オサジマさんの独白シーンめちゃくちゃいいな…。感情移入してしまう…。Dの演技力よ…。
細かいけど「過ぎてくこの日々が」が「この毎日が」に変わってるね。
「しんどいからいいんやん」ってちょっと教訓じみてて、だからへこたれずに頑張りなさいよというメッセージかと思いきやそうでもない。この押し付けのなさが好き。オサジマさんは死神さんに説得されたわけじゃなくて、死神さんと出会ったから変わったんだよね。あくまで出会いによって1人の人生が変わったというお話だから愛しい。
「不慮の事故です」のシーン大好きなんですけど、最後が「死神さんお願いします…!!」になってる!ここすごく感情こもってていいなあ。大阪の方は「死神さん」って呼びかけるシーンはなかったよね。このセリフ一つで死神さんが折れてくれた意味がよくわかる。
優しい嘘をついてくれた死神さん。
「もう死ぬなよーー!!」の絶叫が好き。ここでの記憶がなくなってるってことは目覚めた彼が再び死に向かってしまう可能性だって全然あるじゃない?だからこれは願いだよね。
そして実際目覚めてすぐ、自分の眉間に銃口突きつける。このシーン好き、というか、絶対必要だと思うんだ。この人の本質はやっぱり死にたがってるし、やっぱり最初から死に近い。でも、パソコンに打ちかけのわさびの小説につい笑っちゃって、ふっと気が抜けたようにもう一回生きようとするっていう流れがとても良かった。心臓が取り替えられたみたいにこの人の本質がそっくり変わったんじゃなくて、死神さんと出会ったことで何か一つピースが入れ替わったんじゃないかなぁ。だから、もしかしたらこれから先も死にたくなる日は訪れるかもしれないけど、そのもらったピース一つで「いやいや」 って思いとどまれる気がする。じこくトニックの世界観はファンタジーだけど、誰かとの出会いやもらった言葉一つで人生や考え方が変わることは誰にでもあるもんね。これは形を変えていろんなところで起こってる奇跡かもしれないと思うと、自分の人生だって捨てたもんじゃないなあと思える。だからこのコントにいつもちょっと元気がもらえるんだなぁ。

エンディング後。

私ランダム転生のガチャシーンが大好きでして。死にたがってて、それを実行にうつしてしまうほど追い詰められてた人がほんとに楽しそうに笑ってて…!よかったねぇって思えて。でもそうするとオサジマさんに最初からこの人(死神さん)がいたら死を選ばずに済んだんじゃないかなぁとも思ってしまって。この人と現世で出会う世界線だったらもっと人生違ってたんじゃないの?とか。だから、たとえ生きようって思うハッピーエンドだとしても、最後は死神さんとお別れして終わるのがどうしても寂しくて。
そこに「おいっすー」って普通の格好で現れる死神さん!というかうさちゃん!
初めて見たときほんとにうれしかった!!もう〜〜!めっちゃいい友達いるやん!!!って。
死の象徴だったピストルも彼にかかればオモチャで、単なる寸劇の小道具で、オサジマさんを悩ませて悩ませて死にたいとまで思わせた「小説」も「俺小説とかよくわからんけどさ!今回の攻めてるな!」って嬉しそうにあっさり言ってしまう。たぶん彼は友人が死にたがってたことなんて知りもしないし、その小説にどれだけ苦しめられたか知る由もないけど、別に全てを理解してなくても全然いいんだよね。自分にとってはすごく大事で、むしろ持ってるとちょっと重すぎるものを何にも知らずに笑い飛ばしてくれる人がそばにいるのはいいことだよ。
死神さんとはあそこでお別れだったけど、オサジマさんの人生にそんな人がいてくれて心底安心した。そして、当たり前なんだけどそれが死神さんとおんなじうさちゃんなのがうれしいね(^^)

友達くんの「地獄に堕ちろや!!」の言葉が強すぎて毎回笑っちゃうんだけど、彼は厳格お父さんの親族なの?笑  それか単純に本編の「地獄」とのリンクなのかな?

「書いてるとき楽しかったし」の時のオサジマさんの憑き物が落ちたようなすっきりした笑顔がとてもいい。
しんどくてもいいんだって受け入れるのと同時に、誰かに評価してもらうためじゃなくて自分のために小説書くことを自分に許したんだね。

「しんどいぐらいがさ ちょうど楽しいんじゃない?」
「…そんなもんか」

で終わるの心地よい。
あぁよかった!これで安心した!!
残りの人生、行ってらっしゃい!と清々しくオサジマさんを送り出した気分です。




ちなみに、配信の方が死神さんの関西弁強めだった気がする。だからというわけじゃないけどセリフ感が少なく、うさちゃんぽさが強かったような。
オサジマさんは心持ち大阪公演の方がシリアスだった。配信の方がなんかこう、強かった気がしたなあ。
同じコントを見てるんだけどおんなじ2人じゃないっていうか。パラレルワールドにいる2人を見てるようですごく楽しい体験ができたなあ。再配信に心から感謝🙏🏻


おしまい。


#ロングコートダディ
#じごくトニック

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