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元不登校達が活きる支援の財源が欲しいな~③

生まれた時から戦争中

不登校の経験者で
「 学歴社会 」
執着するパターンがあります。

フリースクールという
小さな「学校」を居場所で
提供したいと思う人もいますが・・・。

「勉強という武器」を使える
兵士を育てたいと考えるパターンです。

社会が生み出した枠に
適応できなかった負い目がある。

自分は勉強という武器で戦って
勝つことが出来た。

同じ様に勝ち組を育てたい。

社会が優位で
個人はその枠に適応出来てないと
生きてる価値がない。

私は不登校でも成功した。
社会的優位で勝者になった。
君も大丈夫だ!

「 毒親 」と云うパターンがありますが
同じ様な価値観が心の奥で根付いてる。

「 でも 」
「 でもでも 」
そう思うのは
まあ仕方ないかな・・・

だって生まれた時から
戦争が続いてるんだもん。

兵役拒否は問題だけど
戦争は仕方がない。

王様ランキング

物語というジャンルに
不思議な現象が表れる時があります。

一人で黙々と創ってると
「 あっちの世界 」とつながったりするw

王様ランキングという漫画があって
作者は40過ぎた平凡なおじさん。

漫画家の道を諦めてたサラリーマンが
あれよあれよと
どっかに繋がっていってます。

はっきり言って
下手っぴな漫画でw

ただ・・・そこが良い。

優れてないからこそ
意味が現れた不思議な作品です。

主人公の少年王子は
不出来の塊です。

言葉が喋れず耳も聞こえません。
いつまでも身体が小さく
筋力が脆弱のまま成長しません。

下手な漫画なので
障害について読者に伝えきれず
どんどん話が進んでる。

で、色々あって王位を継ぎます。

が、
大切な友達と一緒にいる方を選び
王位を捨てます。

社会という狭さでの勝ち組でなく
世界という広大さに向かって
自分で国を創る旅に出る。

アニメの方は2022年・春で
ここまでを描いてるのですが・・・

まあ、ぶっちゃけ
理想って理想なのでOrz

作品表現が希な魅力を発揮する時
その理想が素晴らしければ素晴らしい程
その反面に如何ともし難い現実があります。

現実に私達は
戦争を止められない。

例えば自殺で云うと「40~60歳の中年の自殺は約7千人」「0~20歳は約7百人」(令和2年資料を参考)
私達は若い者が自殺すると「 かわいそう 」と思うが、中年の自殺には関心が薄い。
もちろん、自殺そのものに対し問題との認識は「言われれば」持つだろう。

対処療法で長い急場しのぎ

困る前に、何とか手を打たないのが
私達の性といえるし(特に日本人気質)
誰でも自分の人生で手一杯。

犯罪の道に誘う訳で無いのだから
今しんどい10代までの「人」に
先輩などが「何かしよう」と行動して
(ネットの発信は行動ではなく、布石・準備になる)

それに私達が「 共振 」するのなら
資源的な支援を分けてあげて欲しいと思う。

さらに進む少子化と、通信制の拡大で
いじめ・不登校・苦登校などに
世間の関心が薄れる可能性も考えられる。

何十年も・・・

● いじめで自殺
 ↓
● 問題だ!
 ↓
● 対処療法
 ↓
● うやむや
 ↓
● いじめで自殺に戻る。

ずっと、このニュースを見てきた。
(見てるだけでした( ;∀;))

「 二度とこの様な事が起きないで欲しい 」
この言葉も各時代で何回も聞いた。

SDGsを伝える教師は
「 いじめの自殺を無くせない学校が
達成目標と教える訳だ(泣) 」

とは言えない。

殺らなければ・・・
ロシアによって家族が殺される
ウクライナ兵達。

現実を今の悲しみ「までで」
食い止めるために
武器の供与も仕方がない。


④のオマケに続く


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