なんか気分が良いとき。悪いとき。②

前回に続き心と頭の整理をしながら文章にしてみることにする。

2、引っ越し

ひとり暮らしをするとき絶対決めていたこと。

都心に住むこと。

2年くらいかけて物件を探した。
背伸びせず身丈にちょうど良い家賃。
日当たりの良い間取り。

ご縁あって巡り合ったその土地にかれこれ8年くらい住んでいた。

コロナが蔓延し、世の中の価値観、習慣も変わり始めた頃、
ふとその土地の愚痴を言い始めた自分に気がついた。

お気に入りの土地を居心地悪く感じるようになってきた。
そこに住んでいることを誇らしくとさえ思っていたのに。

電車に揺られながらふと、住宅検索サイトを見ていたら、
「なんか良いな、ここ。」と一つの物件が目に止まる。

全くゆかりもないその土地に不思議に惹かれ、
現在はその土地で文章を書いている。

流れている空気がわたしにはとても心地よい。

家賃は過去最高額!
いいのかな(笑)

いいんだよ。
マスクの下の口元が笑っていた。

頑張れ!わたし。

不思議な導きに乗っかり、新しい生活がはじまった。
引っ越しが終わり、窓を開けたら、見慣れぬ窓の外の景色に暖かい気持ちになった。

日々段ボールに入った荷物を片付けなが受け入れてくれたこの土地に、環境に、感謝している。

気分の悪さは、目に見えない何かのサインかもしれない。
気分の良さは、これで良いというサインだと思うことにした。

続く。

読んでくださりありがとう。
今日もあなたらしい1日をお過ごしください。


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