人生の行き先とは
北海道の五稜郭のような構造の堀はオランダにたくさん見られる。
五稜郭はオランダ様式だから当然だよね。
ってオランダの田舎を散歩しながら思う。
若い頃は自分の人生を前に進める感覚が強くて、ずんずん前進しているように思えた。
それが今や、人生において前進とはなにかすらわからない。
死に向かって着実に老いている毎日が前進なのか、いや後進なのでは。
こういうことを考えだすと、恐怖感で眠れなくなり、気づいたら月曜の朝になり、無心で穴を掘るだけの平日をまた過ごす。
そもそも人生に行き先など無く、生まれたから生きているのだ。
と、考えるようになってから虚しさが襲う。
直接的な目に見える外敵がいない状態が続くと人生は一気に虚しくなる。
慰めは酒と美味いものだけになり、体力が奪われる。
もう一度、あの人生が前進している感を取り戻すにはどうすれば良いのだろうか。
仕事場だけでなく、人生にも目標を設定すれば毎日が前進もしくは後進の一軸のみで語れるのだろう。
人生に目標を持たなくなってから体力と気力が急に落ちたような気もする。
あなたの目標はなに?
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