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惹きつける話の流れ

今回は、
つい耳を傾けたくなる!!
「聞き手を惹きつける話し方」編
をお届けいたします。

プレゼンをしているときに、聞き手が眠たそう~だったり。商談の最中に相手がボーッとしていたら、非常に話しにくいですよね。

一生懸命話しているのに、全然聞いてもらえないと切なくなります。

やはり「もっと聞かせて!」と、聞き手が前のめりになる話ができるとベストです。

今回は、つい耳を傾けたくなる話の流れを、映画、小説、マンガ、物語に共通する王道パターンにのせてお届けいたします。

話を聞いてもらえなかったときは?

まず、一つ質問させてください。

「あなたが話を聞いてもらえなかったときは、どんなときですか?」

会議での提案、会社説明会、お客様へのプレゼンかもしれません。

私は何度も経験したことがあります。

会社勤めているときに、マネージャー職をしていました。

メンバーが50名ほどおりました。
実は、彼らとものすごく対立していたんです。
相当仲が悪かったです。

ある日、事件が起こりました。
私が開催する会議をメンバー達がボイコットしたのです。
例え上司が嫌いでも、会社の会議には出ますよね(汗)。。
当時の私はそれだけ嫌われていいだので、今ではとても反省しておりますが、、、当時、50人の中のリーダー格を呼び、「なんで会議に来ないんだ?」と聞きました。
そこで、こう言われたんです。
「桐生さんの話って、面白くないんです。数字の話ばかりでワクワクしないんです。あんな話、誰も聞きたくありません」
と。
もうショックで、恥ずかしいやら、不甲斐ないやら・・・

その後、みんなに謝罪しました。
そして、ひとり一人じっくり話を聞いていきました。
それがきっかけで、徐々に関係性が修復され、最終的にはみんな会議に参加してくれるようになりました。
私が退職するときは、みんなが集まってくれて、夜通し大宴会を開いてくれました。

つい耳を傾けたくなる話の流れ

これは実話です。
イメージが伝わればいいなと思ってお話しました。

先ほどのお話。
「メンバーに話を聞いてもらなかった」
「でも、ひとり一人と対話して、話を聞いてもらえるようになった」
これだと、あまり伝わってこないですよね。

実は、起承転結という流れで話しています。
そして、これが今回の結論になります。

起承転結って、聞いたことありますよね。
映画、マンガ、小説、昔話でも、古くから伝わるストーリーの型です。

起承転結とは、
:物語のはじまり
:物語が動き出す
:事件が起こってひっくり返る
:こうなったという結び
です。

先程の話は、こちらの画像のようになります。

例えば、「浦島太郎」だとこうなりますね。

こうした話の流れを自己紹介やプレゼンのときに使用すると、それだけで相手の頭の中に映像が描けます。

自己紹介で惹き込む

例えば、自己紹介で起承転結を使うとこうなります。

単に「甲子園に出たことがあります」と言われるより、ストーリー性があって、惹きこまれると思います。

これは私の自己紹介の例です。
今でこそ話し方の講師をしていますが…

こういった流れを「ヒーローズ・ジャーニー」と言うときもあります。
ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)とは、何か夢や目標に向かって行動していると、 途中でライバルが現れたり、自分や周りの人が病気になったり。
数々の障害に襲われ、挫けそうになりながらも、最後は大活躍する。
「マイナス」から「プラス」へ、こういう流れの展開です。
面白い映画とかドラマって、たいがいそういう流れですよね。
ピンチがあり、チャンスがあり、また大ピンチが来る。
そして、予想もしなかった方法で大逆転する。
だからハラハラドキドキして面白んですね。

起承転結のつくり方

起承転結というと、一見難しそうですが、まずは簡単に物語をまとめてみるのがいいと思います。
ノートを開いて4つ点を打ちます。
・起:
・承:
・転:
・結:
これを簡単に1分位で書いてみてください。

例えば、最近の興味があることについて。
まず4つ点を打って、起承転結を各1行程度で書いてみます。

・起:グルテンフリー(小麦を抜く食事)をはじめた
・承:ラーメンは小麦なので、蕎麦を食べるようになった
・転:しかし、半年しても全く体に変化がない
・結:蕎麦も小麦が入っているらしい…

まずはこんな程度で十分です。
ぜひ簡単に4行書いてみることからスタートしてみてください。
詳しくは動画でもご確認くださーい(^^)


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【株式会社モチベーション&コミュニケーション:桐生稔 著書】
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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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