てんかんの妻を持つ夫

#002  コロナで共倒れの日々を送る


 最初に妻がコロナに感染した。発熱は40度を超え極めてまずい状態に突入。かかりつけの病院に出向くも、「当院は発熱外来はやってません。お帰りください」とあしらわれ、仕方なく帰宅する。最近コロナに感染し回復した友人がどんな人でも診てくれる近くの病院を紹介してくれて、ようやく診察に漕ぎ着ける。検査結果はもちろん陽性だった。そして二日後に夫の私も
発熱、三日間の苦しみを味わう羽目になる。

救援物資に助けられる

 2人で共倒れる時、一番困るのは買い出しができないことだ。幸い、私たちはあるコミュティーに属していて、仲間達が組織的に救援体制を整えてくれる。しかし、大抵の人はそのようなコミュニティーに属してはいないと思うので、本当にどこから助けを得るのか困惑するのではないだろうか。
 昔の「長屋文化」はコミュニティーの最先端だったと言えるであろう。

知識だけでは先読みはできない

 今回の学びの一つに「知識だけでは先読みはできない」という点を挙げてみる。コロナについては幾分の知見がつき、ワクチンの接種も相まって、
大体こんなもんだろうと無意識の想定をしてしまっていた。だが、実際にかかってみると未経験ゆえにこの高熱は何日で治るのか、喉の痛み、咳、はどうか、全く先が読めない日々が続く。やはり経験していないものは先が読め無いのだと改めて痛感する

 皆様もくれぐれも体調に気をつけてお過ごしください。

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