4足歩行のキャラクターの演技

4足歩行のキャラクターは筋トレが命!

同業者にしか共感出来ないであろう経験談。
いや、同業者でも珍しいかもしれませんが。

モーションキャプチャーのシステムを利用すると色々なキャラクターを演じられらます。
今回はドラゴンや獣、家畜や使役魔など、これまでに幾度も経験した4足歩行のキャラクターを演じたときの思い出を書かせていただきます。

思い出はズバリ筋肉痛ですww
特に翌日の肩、三頭筋、前腕筋の貼り具合といったらブチ上げですっ👍

人間は、腕よりも足の筋力の方が3倍〜4倍強いと言われています。 それはそうですよね、基本足で歩いてるわけですから使用頻度があきらかに違います。 足が強くなって当然ですね。

でも4足歩行の彼・彼女らは、4足均等に使うじゃないですか??
まあ、前に蹴る分後ろ足の方が幾分強いかとは思いますが。

それを二足歩行の人間が再現しようと思ったら中々に大変ですよ。
歩き・走りだけでもなかなかのものですが、一番キツイのは止まるとき。

走ってきた勢いを、前足である「腕」でブレーキをかけないといけないので基本的には無理です。 今までに何度床を舐めてきたことかww
(今でこそ必要なデータをご提供する為の方法を、多少色々持ってはいますが)

他にはうつ伏せのままターンや方向転換をするときも、ゲームの使用を成立させて差し上げなければならないので、すっごく頭を使います。
どっちの足から動かし始めて、ナンバにならないように決めた順番で手足を運び、その上で重心であるヘソの位置を計算しながら。
その上でスムーズに動くのは当然で、さらに獣のとしての演技も加えなければなりません。

こんな動きをテスト、練習してるうちに腕はパンパンにパンプアップされてきます!👍✨✨

さらに厄介なのが、基本的に体制が低いじゃないですか??
これって頭に血が上りやすいのです。
なのである程度の時間演じてるとクラクラしてきたりもします。そうすると集中力が削がれ、ミスも増えてきます。さらに筋力を使います。

過去一度だけ、一人で朝から晩まで4足キャラクターの動きをやり続けた日がありましたが、流石に次の日起きれなかったww

他に難しいところといえば首の角度ですかね。
四つん這いで胴体を床と平行にしたまま、正面を睨みつける。
人間でやったらエクソシストです。そこまで可動範囲広げるには、首の長さが足りないと思います。

全く余計なお世話ですが、『猿の惑星」で演じられた俳優さん(アンディ・サーキスさん)も、リハーサル段階から絶対に同じようなご苦労されただろうと想像し尊敬が止みません。
なにをするにしても計算計算で、そして常に腕はダルい。
勝手に親近感を覚えてます。

あ、いや、クレームではないです!ww
このように複雑な演技でもそれなりに対応策を見出してきました、是非今後もございましたらオファーお待ちしております!
杉口はコーディネーターで入ります!!
(ウソです、ちゃんと演技もやらせていただきますww)

(何年か前実家に帰ったときに、親父が手に入れてくれたタカアシガニと一戦。こやつは4足どころではないけど。
この後美味しくいただきました!🙏)

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