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CEDEC2021を終えて①

ひさしぶりにnote書きます!!
個人的に、今年1番の山場を超えましたww

CEDEC2021で、

【モーションアクターによる、より質の高い人の動きを表現するためのノウハウ共有】

という題目で講演をさせて頂きました。

CEDECとは、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会が主催する国内最大のゲーム開発者向けの技術交流イベントです。
元々は東京ゲームショウと一緒に行われていた「開発者向けの勉強会」だったのですが、規模が拡大した為に独立したイベントになったそうです。

今年の2021年は、8月24日〜25日にパシフィコ横浜で行われました。
https://cedec.cesa.or.jp/2021/

出演のきっかけは去年。
よくお世話になってるモーションキャプチャースタジオのオペレーターさんが、撮影現場でディレクター達に説明する自分の姿を見て、

「杉口さんの仕事って、他のどのアクターとも違うんですよね。それだけ説明が出来るなら、CEDECとかに出演すれば良いのに」

と言ってくれたことです。

そのときの私は不勉強にも、
「セデック? なにかの薬かな?」
ってレベルでしたが。(おそらくセデス+コーラックww)

今年の5月に入って、そういえばと思って検索してみたら、なんと締め切りの前日でしたww

一瞬慌てましたが、以前より、いつかクリエーターさんやモーションアクターの後輩達に伝えられるようにと考え用意していた、ちょっとした資料がありました。
それらを大急ぎで整理して、いざ応募。

「ま、ダメもとで、、、挑戦はしたしww」

くらいに思っていましたが、まさかの
「非常に価値あるものと判断し【採択】とさせて頂きます」
との連絡が。

いや〜嬉しかったですね〜!
業界の最先端にで戦ってるクリエイターさん達に、自分の話を聞いてもらえる機会をいただけるなんて。

その後、チャンスがあることにアニメーターさんやモーションデザイナーさんにヒアリングをし、どういた手順で学習が行われているのか、どういうところに悩みがあるのかなどを改めて徹底調査。

無事、体系化に成功し、先日お披露目させていただけました!✨✨

今回の講演の内容は

1、加速
2、ジャンプ
3、切り返し
4、インパクト
5、着地

上記5つの各論を基礎とし、その応用編もいくつか例に出してお話しをさせて頂きました。
「支点点と重心、加速と減速を理解して、効果的に説得力のあるモーションを表現していきましょう」
といった内容で話ができたのではないかと思います。


理屈では理解できても、実際に目で見てみないと違いを判断するのは難しいですからね。
自分は、それを実演しながら説明できるのが持ち味です。
オンラインなのに、画面の中をどったんばったん暴れまくり、大汗かきながらご説明させてもらいましたww

おかげさまで好評をいただき、HPやSNSに多くの感謝のコメントや(ありがとうございます!🙏)、体験会などのオファーもいただけました。

帯同してくれたマネージャー、何度も練習に付き合ってくれた後輩、有給をとってまで見守ってくれてた同志にも感謝!

講演させてもらうことになったおかげで、自分の勉強もずいぶん進みました。
自称、日本一理屈っぽいモーションアクターとしてはまだまだ至らぬところは多々ありますが、引き続き『人間の動き』というもので楽しませてもらおうと思っております!

続く!!ww

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