見出し画像

記録!とってますか?

3月26日金曜日18時から18時24分で生放送でお送りします。
それ以外の日に聞いてくれている方は再放送となります。
高井浩平のおとな子供委員会本日もはじまりました。

本日記録に関して話していきます。

いきなりですがみなさん記録ってとって見返してます?
記録をつけていってそれを見返していくのはとても大切なことで記録を撮り続けると分かることがあります。
このラジオの視聴者の方には分からないかもしれませんが、カイジという漫画のチンチロ編では細かい記録をとっていたおかげで記録を見返したカイジが班長のイカサマに気づくというシーンがあります。

記録をつけるというのは自分の行動を客観的に見直すきっかけになるのでとてもおすすめです。
この自分の行動を客観的にみることをメタ認知というらしいのですが、これができるようになると今まで思い込んできたことがただの思い込みだったのだということが分かったり
自分の行動が間違っている方向に向かっているのではないか?ということに気づくことができるようになったりします。

このメタ認知の能力を身につけるのに一番適していると思われるのが自分の行動や思考を紙に記録して見返していくことです。
思われるのがとか言いましたが、自分で思いつくので一番手っ取り早いのがこれだという話でもっとおすすめの方法を知っている方がいたら教えてください。


ここで本日の1曲目すいぜんじきよこさんで365歩のマーチです。


この曲の歌詞とっても良いですよね。
別の機会に話そうと思っているのですが、教育において一番伝えたいことは大人になったら幸せは待っててもやってこないということです。
幸せというのは自分で能動的につかみとるものなのだということだと思うんです。
それに関してはまた別の機会でしっかり話しますので楽しみにお待ちください。

さぁ記録に関して続けていきましょう。
記録につけて見返せと言っても何を記録にとって見返せばいいの?って思いますよね?
なんでもいいんです。

誰でもできる簡単なところからいくと最初は日記で十分です。
毎日3行でも5行でも良いのでその日にあったことと感想を日記に書いて定期的に見返してみてください。
見返すのも、この日は見返す日というのを決めて手帳に書き込んでそこまでの日記を見返すようにします

大人なら日記ではなくて日報みたいな形でも良いですし、自分の特定の行動に意識を持って行きたいならそれに関して記録につけていっても構いません。
後に見返してみて自分が分かるようにかけていればOKです。


中学生の勉強に関する記録を例にとって話します。
毎日何時に学校から帰ってきて、何時に寝たのかを記録に書きます。
まずは学習時間を捻出したいので、家にいて最大限勉強するとしたらできる時間を記録にとってみたらいかがでしょうか?

最初から最大限勉強するのは無理なので、最初のうちは最大限勉強できる時間の4分の1を勉強に充ててみようと目標をたてます。
学校から帰ってきて、寝るまでに4時間の時間があるなら1時間ですね。

それを記録にとっていきます。
100均に売っているノートを買ってきて、定規とペンで線を引き帰ってきた時間、寝た時間、起きた時間、勉強をした時間などを毎日記入していきます。
2〜3週間に1度見返します。

目標通りに出来ていたら引き続き続けていきましょう。
目標通りに出来ていなくてもそこで落ち込んだり、不安になったりせずにそしたら自分に毎日できる時間は何時間なのか考えて微調整していきましょう。

2〜3ヶ月続けていくと、この項目はいらないだろうとかこの項目をプラスするとさらに良くなるというのが見えてきます。
項目を変えて微調整していきましょう。
勉強の記録ということで、結果を出したいのでテストの点数などの結果もつけていって結果が伴っているのかも判定していきましょう。

勉強時間とテストの点数など記録をつけるとどのような関係にあるのかが見えてきます。
そこでさらに得意な部分を伸ばしたい、集中力をあげたいという目標を立てながら記録の項目を微調整していきます。
この微調整は常に行うようにしてください。
毎回記録をみて自分なりに考え調整していくことが大切です。

これを半年も続けると最初記録をつけ始めたときからは想像もつかないような自分向けの記録帳が出来上がりはじめると思います。

大切なことは記録は必ずつけること、記録を見返す時間を作ること、小さな結果でいいので目に見える結果も記録していくこと、結果が良くないときも感情的に落ち込んだりせずに客観的に
分析するようにすることです。


中学生の勉強で例えましたが、スポーツや仕事でも記録につけていくと色々見えてくるものがあって大変役にたちます。
野球でマネーボール理論など
スポーツでも記録をもとに選手の動き方を考えていく方法が重宝されています。

何が悪いのか分からない
分からないことが分からない

というのが大きな問題の一つなので、自分の行動の何が結果にどう関わっているのかを記録につけていったら良いと思います。

分からないことの原因の一つはやらないことなので、記録につけながらやってみることで分からないことが分かるようになり…少しずつ進んでいけます。


どのように記録につけたらよいか分からないという方も多いと思いますが、まずは分かることから記録につけてみましょう。

全てはまずやってみることから始まります。
歩こうとしないで歩き方の説明を聞いても分からないでしょ?

時間や回数など数字にしてみて分かるところからつけていったら良いと思います。

ここで本日2曲目

Mr.Childrenで「Tomorrow never knows」

いかがでしょうか?
記録は他人に見せるものではなく、自分だけのものなので今回の僕のラジオやネットや本、誰かの言うことを鵜呑みにしすぎないで自分で知りたいことをつけて見返して調整して行きましょう。


記録をつけたら良いと思うと人に勧めたときの一番良く聞く言い訳が「そんな時間はない」ですが…
記録をつけて規律正しい生活をしていくと記録をつけてそれを見返し自分の生活を『明確化』することがどれほど大切か分かってくると思います。

「何を記録につけたら良いか分からない」という方も多くおりますが、それも記録をつけていないから出てくる疑問なのでまずは記録をつけてみてください。

普段あなたたちが分からないから出来ない、やらない。と思っているものと思いますが、それは逆なのであります。
やらないから分からないのです。

やることによって、分からないことが分かるようになり、その分からないことを分かるようにすることでできるようになっていくのが真実です。


この記録に書く(紙に書いて明確にする)というのは古典的な自己啓発本やビジネス本などに書かれていることなのですが、中々続けられる人がいないのでしょう。
今になっても数多あるビジネス本には書き出せという項目でページ数を割いています。

これに付け加えて僕は書いた記録を定期的に見返そうと言いたいです。
毎週決まった曜日の決まった時間10分〜30分見返して、10分〜30分記録に関して考える時間を作るようにしてみてください。

本当に色々なことが見えてくるようになりますよ^^
本日はここまでとなります。
良い週末を…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?