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「ワイルドフロスト (Wildfrost)」のゲーム中では分かりづらい効果や用語、仕様の説明(兼・備忘録)

ローグライク要素のある!

高難易度!!

デッキ構築型戦略ゲーム!!!

上の要素が刺さると自負する方にはぜひ遊んで欲しいゲーム「ワイルドフロスト (Wildfrost)」。私は数日で数10時間持っていかれました。

ただ記事執筆時点(23/04/15)には、Steamでのレビュー評価が「賛否両論」となる程「難易度が難しい」「理不尽」との声も聞こえてくる作品です。

というのもこのゲーム、デッキ構築型戦略ゲームにある『カードの組み合わせによるシナジー効果』で無双できる!!かというとそうでもなく、
盤面情報によるパズル要素を割としっかりと考える必要があるにも関わらず、「各効果に関する説明がゲーム中でほぼ触れられていない」ことが理不尽と感じやすい要素ではないかと思います。
(もちろん繰り返し周回することでその仕様を紐解いていく楽しみもあるのですが、多分その前に心折れる人が多いのではないかと)

なのでこの記事では、カード効果やエフェクト効果や用語などで、個人的に分かりにくいなーと思った所について、判明している情報を雑多にまとめていきたいと思います。
※ 記事執筆時点(23/04/15)から随時情報更新中です。誤訳なども取り扱いますが、公開後バグFIXなどによる更新や追加、訂正を行う可能性があります。(非公式の記事です)
※ 攻略ではなく補足説明の想定ですが、アンロック情報も含むため気になる方はご注意ください。
※ (23/06/11更新) Steam版では「v1.0.5」のアップデートが23/06/06にリリースされ、一部挙動の修正が確認されたため、記事を修正しています。


※ ゲーム中に説明はないが覚えておきたい要素(23/04/24追記)

どこかで説明あったらスミマセン

■お守り系

  • 一度カードにつけたお守りは、外せない。

  • 1つのカードに付けられるお守りは、3つまで。(例外としてその個数制限を解除できるお守りが存在する)

■デッキ系

  • クラウンは、デッキ編集中はいつでも付け外し可能。(上画像の王冠マークのボタンで外せる)

  • デッキ編集中は、キャラをいつでも控えに回したり戻したりできる。

■戦闘系

  • 同じターン中に複数の敵をまとめて倒すとコンボになり、手に入るブリング(お金)が増える。

  • 「スノー耐性」のある敵に、スノーが1つ付いた状態でスノーをかけても継続しない。スノーの解除処理は、敵→味方の全ての行動処理が終わった後に行われる。(解除されたターンでスノーを付与できれば、実質行動を止め続けることは可能)

  • 負傷状態になったキャラは、デッキの控えにいても、1戦闘終われば負傷状態から回復する。

■ショップ系

  • ショップで1ブリングだけ足りない状態でその商品を連打すると、お姉さんが値引きしてくれて買うことができる。(2ブリンク以上はダメな模様)

■実績系

  • 実績条件「バイトで~」=「カミツキで~」。(誤訳?)

  • 実績条件「モンチに~」=キャラ能力の方ではなくイベントマスの方。


① 『イチレツ(同じ列の~)』

最初は間違えやすい
  • このゲームでの「列」は、いわゆる横軸(実際の行)のことを指す。
    (英語訳の「low」が行と列の両方の意味を持つことからの誤訳?)

  • 画像で言うと、赤線で囲った範囲がターゲットになる。

  • 現時点で、縦軸(実際の列)がターゲットとなる効果はないはず。


② 『(*)♡を回復する』『♡を(*)上昇する』

基本的には上昇の方が有用
  • 『回復する』は、文字通り自分の体力を数値分回復する。上限に達した場合それ以上は増えない。

  • 『上昇する』は、自分の体力の上限を上げつつその数値分回復する。


③ 『攻撃された時』

この条件を持つカードは多い
  • 攻撃されたことをトリガーにカードの効果が発動しますが、以下の場合でも「攻撃された時」と見なされ、効果が発動する。

『自分の手札のカードからの攻撃』
『自分の場のキャラからの攻撃』

  • 味方からでも敵からでも、与えられたダメージが0の場合でも発動する。

  • ただし、以下ステータス系によるダメージは攻撃扱いとならず、効果は発動しない。これは敵でも味方でも同様(の動きのはず)。

『シュルームによる毒ダメージ』
『カミツキによる反撃ダメージ』
『バクハツスンゼンによる爆発ダメージ』


④ 『ボム』

爆発力が気持ちいい
  • 永続するデバフであり、数値がターン経過や発動しても減少しない。

  • 攻撃を仕掛けた時に、『ボム』アイコンに書かれている数値のダメージを追加で与える。画像で言うと、次に2点攻撃すると総ダメージは2+3で「5」になる。


⑤ 『シュルーム』

まだわかりやすい方
  • いわゆる「毒」。『シュルーム』アイコンに書かれている数値のダメージを与える。ターンごとに数値が1減少。

  • ダメージ処理は、敵→味方の行動が全て終わった後。


⑥ 『カミツキ』

敵の能力では2番目に嫌い
  • 何で死んだか分からなくなるリストその①

  • いわゆる反撃ですが、別に『オカエシ』(後述)というものが存在するため、こちらはダメージトラップと表現した方が良いかも。

  • 『カミツキ』アイコンに書かれている数値だけ、攻撃したカードに反撃ダメージ。数値はターン経過や発動しても減少しない。

  • 『フロスト(攻撃力減少)』が付与されていても、『カミツキ』ダメージは減らない。

  • その攻撃で『カミツキ』持ちのカードを倒しきった場合でも、『カミツキ』のダメージは受ける。


⑦ 『オカエシ』

まだ対処しやすい方(個人的主観)
  • 何で死んだか分からなくなるリストその②

  • いわゆる反撃アクション。カード効果として発動する。

  • 攻撃された時に、『オカエシ』持ちカードの攻撃力の数値だけ反撃ダメージを与える。

  • この『オカエシ』による反撃は、いわゆる「攻撃した判定」となる。
    なので相手に『攻撃された時』の効果や『カミツキ』なども発動する。『オカエシ』も例外ではないため、『オカエシ』同士が攻撃するとどちらかが死ぬまで交互に殴り続ける。

  • 行動回数を増やす『ゲキド』が付与されていた場合、『ゲキド』の回数だけ反撃されます。1回攻撃して4回殴り返されることもある。

  • 『フロスト(攻撃力減少)』が付いていると、ダメージが減少する。

  • リアクション発動のため、『スノー』状態だと不発となる。
    攻撃で『スノー』を付与した場合も発動せず、そのカードを倒しきった場合も発動しない。


⑧ 『スパイス/フロスト』

とあるボスでのギミックは楽しい
盤面情報が混乱しやすい事故の元
  • 何で死んだか分からなくなるリストその③(スパイス)

  • 『スパイス』(上の画像)が攻撃力上昇、『フロスト』(下の画像)が攻撃力減少です。

  • アイコンに書かれている数値だけ攻撃力が上昇/減少する。このステータスは攻撃力の数値にも反映された状態で見えます。攻撃力アイコンの数値±『スパイス/フロスト』の数値ではない。

  • どちらも「1回だけ攻撃力を上げる/下げる」と記載されていますが、『ゲキド』状態の場合は、「ゲキドの回数分全てで1回」と扱われているようです。例として「攻撃力5(表示は0)、フロスト5、ゲキド2」のキャラが攻撃しても、このターンに与えられるダメージは「0」です。

  • ただし、ゲキドが付与されたキャラの攻撃中に『スパイス/フロスト』の数値の変動があった場合はその影響を受けます。例として「攻撃力5(表示は10)、スパイス5、ゲキド2」のキャラが「攻撃された時に全員にスパイスを2与える」キャラを攻撃した場合、1回目の攻撃は「5」ダメージ、2回目の攻撃は「スパイス」が2付与されたので「7」ダメージとなり、計「12」ダメージとなります。


⑨ 『バクハツスンゼン』

爆発力はボムと並んで高い
  • 何で死んだか分からなくなるリストその④

  • 体力減少で発動する「死の宣告」+他のキャラへの巻き込みダメージ。

  • 体力の数値が『バクハツスンゼン』アイコンの数値以下になった時に、同じ数値を列の全員にダメージとして与えます。

  • 「列のすべてのターゲットに」とありますが、敵側でバクハツした時は敵の列だけにダメージとなります。

  • 数値は永続。(ターン経過では減少せず、発動した時はそのカードが壊れる時)

  • もし体力を0にして倒し切ってしまった場合、『バクハツスンゼン』の能力は発動しません。


⑩ 『コンラン』

敵の能力では1番嫌い
  • 何で死んだか分からなくなるリストその⑤

  • 『コンラン』アイコンの数値が残っている限り、攻撃対象が味方の中からランダムに選ばれます。なおこの場合の対象は、カードのいる列問わず全ての味方の中からランダムです。

  • ターンごとに数値が1減少。

  • 攻撃に対する挙動なので『オカエシ』などのリアクションにも適用されます。逆に『カミツキ』には適用されません。


⑪ 『カードが壊れる』

特定部族やキャラでシナジーあり
  • 今分かっている範囲で「カードが壊れる」に該当する条件は以下の模様。

『味方/敵問わず場にあるキャラやクランカーのカードが倒される』
『イッカイのカードを使用する』
『リサイクル(*)の効果でジャンクを消費する(ジャンクが壊れる)』
『特定カードの発動効果』(23/04/27追記)


⑫ 『ストロベリーのお守り』(23/04/27追加)

初見分からない度高め
  • このお守りを付けることが出来るのは、『イッカイ』エフェクトが付いている「アイテム」や「クランカー」カードのみ。

  • 元々『イッカイ』エフェクトが付いていないカードでも、「パンのお守り」や「ケーキのお守り」で『イッカイ』エフェクトを付与すれば、追加で付けられるようになる。

  • 「+2♡を与える」なので、回復ではなく上昇の方の効果。


⑬ 『ドリアンのお守り』(23/06/11更新)

個性の死んだ瞬間
  • 消されるエフェクトには、カードに書かれている内容やリアクションのみならず、『ゲキド』(複数回行動)も含まれる模様。

  • (23/06/11確認中)「v1.0.5」で、消去対象が「カード効果」のみとなった模様。確認中。


誤訳?誤植?系

『パンのお守り』(23/06/11更新、修正済)

正確には「イッカイを得る」のみ
  • どうやら誤訳の模様。このお守りは「アイテム」や「クランカー」に付与して「使い捨て効果を付与する」のみ。(攻撃力は付かない)

  • (23/06/11更新)「v1.0.5」で、正しい翻訳に修正済。


『鋳造石』(23/04/27追加)

初見何じゃこりゃってなった
  • 誤訳?のように思える。正しい動作としては「手札のカード1枚を壊す。その壊したカードに付与されている攻撃力を、ランダムな味方に付与する」模様。


『ティンカーソン・Jr.』(23/06/11更新)

主語と述語
v1.0.5の表記、効果が変わっている?
  • こちらも誤訳。正しくは「場にある間、手持ちの「ジャンク」カードに、自分の攻撃力と同じだけの攻撃力を与える」模様。(つまり素の状態だと、手札のジャンクは全て攻撃力2のカードになる)

  • (23/06/11更新/確認中)表記が更新されていたが書かれている効果が別物になっていた。ただ動作としては↑の効果のままのため誤訳は変わらず。


『サングラスのチャイム』『トゥートディオン』(23/04/24追加)

サングラスを発動させるまで一番分からなかった
  • どちらも「~味方に発動する」とありますが、正しくは「~味方が行動した時と同じ攻撃及び効果が発動する」かと思います。


『スノブル』(23/06/11更新、修正済)

逆に読み取れてしまうから気付けなかった
  • 誤訳系かと。この表記だと「【スノブルがダメージを受けている分】だけスノーを付与する」と読み取れますが、実際の効果は「【スノブルがダメージを与えた分】だけスノーを付与する」です。(攻撃力がそのままスノーの数値) ※ おそらく「dealt(英語訳)」の取り扱いかな‥

  • (23/06/11更新)「v1.0.5」で、正しい翻訳(与えたダメージと~)に修正済。


随時、追加/更新していきます。


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