親が捨てられない友達と、毒親と呼ばれた親たち
あたいがゲイ風俗に入店した時、18歳のあたいと同時期に入店してきた同い年のゲイの男の子がいた。
名前はジュンキチ。
当時流行ってたホスト系の金髪でやんちゃな風貌だけれど、男の子らしい表情に存外まじめな立ち振る舞いや言動が見られたいい子だった。
あたいは牛丼屋さんで、一緒に食べる彼のお箸の持ち方と姿勢を見て、育ちがいいんだなって思った。
とてもキレイな箸づかいで、教育の行き届いた子なんだと誰が見ても分かるような、そんな子だった。
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⑤あたいがゲイ風俗のベテランとして働いてた時と、中学の初恋の迷走期と高校時代の友達の話です。このマガジンからでも読み進められる単発モノばか…
今ならあたいの投げキッス付きよ👄