「誰かの黒字は誰かの赤字の原則」→「財政"黒字"の危険性」
「もしAからBへ資産が移動すれば、Aの資産は減り(Aの赤字)、Bの資産は増える(Bの黒字)」ということは、容易に理解できることと思います。
これをさらに、「金融資産・負債の生成」という段階にまで掘り下げて適用して考察することで、金融システム全体の大まかな構造理解に至ることが出来ます。
また、タイトルの通り「財政"黒字"」(赤字ではなく)の経済上の危険性についても理解することが出来るのです。
以下の章立てで論じていきたいと思います。
①「誰かの黒字は誰かの赤字」「誰かの