Panchakarma〜究極のデトックス〜

こんにちは!
12/11 Day2をむかえた今日も尚、眠たさが襲う、こちら16:00pmです。

今回の渡印の唯一つの目的、パンチャカルマについてお話しようと思います。

パンチャカルマとは、伝統医学アーユルヴェーダの治療の一つ、優れた浄化、ヒーリング療法です。

この治療を完全に体験するには、最低でも3週間という期間が必要です。心身に何か深い問題を抱えている場合は2ヶ月ほどの期間を要する場合もあるようです。

人間は、本来素晴らしいメカニズムと、自然治癒力を保持しており、いつでも心身のバランスを整える方法を知っています。

しかし現代の様々なストレスや人工的に操られた数々のモノ、ヒト、コト、自然でない全てのものが障害になり、私達のその自然のシステムがうまく働かなくなってしまっています。

本来の姿を見失ってしまっていたり、チカラを発揮しきれていない私達は定期的に、この障害から離れ、心身に蓄積した毒素を体外に出し、クリアにする必要があり、それがインドの伝統医学のアーユルヴェーダの目的です。

わたしは、アーユルヴェーダの講師、そしてアーユルヴェーダの叡智を基に、人間を真の健康、真の美しさへ導くために沢山のツールを使ってビジネスを行なっています。

常々、私が口にすることは、アーユルヴェーダの知恵は、実体験あってこその学びだということです。私の師匠マイラリューインも偉大なる師にこう言われたと言います。

「私の言うことを一言も鵜呑みにしてはいけない。私があなたに差し出すものに取り組んで、自分の経験から学びなさい」


知識では、パンチャカルマという言葉や、その治療法を知っていましたし、その他のアーユルヴェーダに関わるもの、自分で出来るものは全て経験したことを話していましたが、このパンチャカルマという浄化療法だけは、経験し得ないものでした。

昔の私であれば、このような大切な時期に仕事場を離れ、一人きりでインドの施設でデバイスもほとんど禁じられている場所に3週間も滞在するだなんて以ての外、心配と不安で仕方なかったと思います。

実際に、直前まで3ヶ月前のスリランカ、インドの旅で少し経験したものだけで充分かな、仕事を優先したほうがいいかな、と脳裏に何度もよぎりました。

しかし今の私にハッキリ言えることは、立ち止まること、スローダウンすることを恐れないこと。その重要性と、驚くべき効果を知っているからこそ、この決断ができました。

さて、
パンチャカルマは、最近流行りのデトックスとは訳が違い、本物、そのもののデトックスです。一言で言うならば、スペシャルハードなパーソナルデトックスプログラム!

世界最古の伝統医学のアーユルヴェーダのデトックスプログラムは、身体の組織の中の毒素を排出させ、心をクリアにし、心身に調和をもたらすだけでなく、人生にも調和がもたらされるのです。

パンチャカルマを経験するものは、長寿、記憶力、知性、病気からの解放、若さ、輝き、顔の艶、張りのある声、素晴らしい身体機能や感覚器官、口にした言葉を現実にする力、尊敬、壮麗さを手に入れる。ーチャラカサンヒター総論


12/10〜13 私の場合4日間は、パンチャカルマの準備、第一段階のプラバカルマです。

からだの解放のための準備期間この段階では、栄養満点の消化しやすい食べものを食べます。そして、心を落ち着かせてからだの深部組織から毒素を排出させるトリートメントをして、ゆっくりとした時間を過ごします。

からだを解放させる準備が整ったら、自分の独自性に合った健康状態に導く浄化へと、段階を進めます。自分のバランスの崩れに合わせて設定された浄化の処置をして、毒素を体外へ排出させます。やがてからだが緩み、からだが自らを調整するのに必要なゆとりが、そこに生まれます。

本番のパンチャカルマの内容は、それぞれの乱れた性質によりパーソナルに組み立てられます。

パンチャカルマ
1.ナスヤ (点鼻)
2.バマナ (嘔吐)
3.ビレチャナ (下剤)
4.バスティ (浣腸)
5.ラクタモクシャナ (瀉血)

浄化の最終段階は、再生です。パンチャカルマの後のこの時期は、心とからだが最適な健康状態を取り戻す時期であり、浄化が完了した後もなお続く、療法の過程の一部です。

それが、パスチャットカルマ 。
新しいライフスタイル、細胞が新しく生まれ変わる、癒しの食事をとってすごします。

パンチャカルマ後は、自分が今まで以上に強いアグニ(消化の火)を持ち、力がみなぎって免疫力が高まるそうです。そして今までよりもはるかに大きな幸福感を覚えるということ。

最終的な変化が楽しみです。
(本当は何が起こるのかと思うと怖くて仕方ないです。)

それではまた明日!

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