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1周年の感謝、そしてお店を構えることの意味について

こんにちは。久屋大通公園店・店長の吉岡です。

おかげさまで、本日4月23日に久屋大通公園店は1周年を迎えました。

改めまして、この1年間支えてくださった皆さま、本当にありがとうございました。

怒涛のように過ぎていったこの1年。

社会情勢の変化にも振り回され、最初に描いていた理想のお店像にはまだ届いてはないけれど、それでも少しずつ前に進んでいることを実感できるようになってきました。

それもお店に来てくださる皆さまやSNSでの発信にリアクションをして下さる皆さまのおかげです。本当にありがとうございます。

先日は公園でマルシェが開催され、マザーハウスもワークショップブースとして出店をさせて頂きました。何気ない公園での楽しいひと時の中で、少しでも生産地や素材と触れる機会をつくれたのではと思います。

マルシェにてレザーワークショップを実施しました

皆さまにとって「世界と繋がる庭」のような存在になれるよう、これからも精進致しますのでどうぞよろしくお願いいたします。

久屋メンバーから、感謝の花を添えて

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ここからは少し、個人的な話になりますが、「お店」にまつわる私の実体験と思いを綴らせて頂きます。(最近とある感動体験をしたためタイトルを少し壮大にしてみました笑)

先日、岐阜にある和菓子屋さんに行った時のお話。
そこは、私のひいおじいちゃんが昔働いていたお店で、大垣出身の彼はそこで戦前、丁稚奉公をしていました。

私が生まれる前に他界し、会ったことはありませんが、祖父や母から竹に入った柿羊羹がとても美味しかったことだけは常々聞いており、名古屋にいるうちにぜひ行きたいと、先日やっと訪ねることができました。
ドキドキしながら、聞いていた通りの竹に入った柿羊羹を購入すると、そこにはなんと、ひいおじいちゃんのことを知っている人がいて、ひいおじいちゃんの人柄の分かるエピソードも伝えてくれました。

お店という空間は時間を超えて、人を繋げることが出来る場所なんだと、胸がジーンとしました。太平洋戦争で一時はお店を閉めていたこともあったそうですが、こうやって続けてくださったこと、そして家族を繋いでくださった「お店」という存在に、本当に感謝の気持ちです。
自分もそんな素敵な空間を作り上げていきたいし、沢山の可能性を秘めた「お店」に関われていることに自信をもっていきたいと思いを新たにしました。

そして驚いたのがお店のある住所が「久屋町」だったこと!私が久屋大通公園店の最初の店長をやらせて頂いたのは偶然ではなかったのかもしれません。
2100年、自分のひ孫が久屋大通公園店を訪ねてくることを想像したらなんだか不思議な気持ちになった吉岡でした。

長々と個人的な話を致しましたが、今後とも久屋大通公園店をよろしくお願いいたします。夏に向けて、皆さまに喜んでいただけるような企画を計画中ですので、そちらのお知らせも楽しみにお待ちくださいませ。

こちらは、オープン時に撮ってもらった宣材写真
まさかのカワウソが映りこんでいてとってもお気に入りのもの


読んでいただいてありがとうございました!マザーハウスをもっといろいろな角度から楽しんでいただける毎日の出来事を、生産地やお店からお届けしていきます!