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私がつくりたいお店ってどんなお店だろう? (目まぐるしく進む開店準備の間に、落ち着いて考えてみた。)

今年の1月末。
上長から「話したいことがあるから、今度面談設定するねー」と言われ、
ドキドキの数日間を過ごした後に、

「4月オープンの名古屋久屋大通公園店の店長になってほしい」
と突然の内示を受けました。

「え、、、」

※この「、、、」には沢山の意味が込められています。

【「、、、」その①】
マザーハウスでは店長になるために試験に合格しないといけないのですが、私はそれを1月にクリアしたばかりでした。
「店長になりたいと思って受けたものの、全く心の準備が出来ていないぞ、、、しかも新店、、、」

【「、、、」その②】
私はそれまでE.(イードット)というマザーハウスの姉妹ブランドのお洋服のお店に1年半ほど在籍していました。マザーハウスのお店では洋服以外にも、バッグやストール、ジュエリーなど、よりたくさんのプロダクトを取り扱っています。
「新しく覚えることが多すぎる、、、」

【「、、、」その③】
生まれも育ちも千葉県船橋市。社会人になってからも東京暮らしでした。
「友だちに会えなくなるし、大好きな東京を離れるのか、、、」

そんな沢山の「、、、」がある中でも
やりたいです、と引き受けたのは、純粋にワクワクする気持ちが大きかったからです。
エリアマネージャーの蒲からは、
「地域に根差す」「発信」というお店のキーワードを貰いました。

素敵な公園の中で、―級建築士o+hさんの設計したあたたかいお店で、
地域に根差しながら、自分たちが伝えたいことを発信していく。

イメージしたら、とてもワクワクしました。
大きく成長出来るチャンスだと思い、とても嬉しく思いました。


・・・ですが、
1月末に内示を受けてからバタバタと引越しをし、
目まぐるしく進むオープン準備の中で、
今、自分の気持ちが追いつけていないことに気がついたのです。

少し立ち止まり、自分が作りたいお店や
「地域に根差す」ってなんだろう?と改めて考えてみました。

それは、個人商店のようなものかなと思いました。
私は普段からチェーンのカフェでなくなるべく喫茶店に、ファミレスでなく定食屋さんに行くようにしています。作ってくれている人に直接お代金をお渡しできるし、それぞれのお店の味も、接客もお店の雰囲気も個性があって楽しいからです。(もちろんチェーン店にも素敵な店員さんは沢山いますが!)

マザーハウスはおかげさまで、30店舗以上のお店が日本や世界にありますが、マザーハウスという枠を超えて、地域の方々と一緒に久屋大通公園店にしかないマザーハウスのお店をつくっていきたいと思っています。
地域のイベントに積極的に参加したり、地元企業の方とコラボしたり、子供たちに向けてDIYワークショップをしたり、そんなことを沢山していきたいです。

これから時間をかけて名古屋のことを知っていきたいと思います。
名古屋の皆さん、名古屋好きの皆さん、どうか教えてください!
よろしくおねがいします。

マザーハウス久屋大通公園店 店長・吉岡遥菜

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吉岡の名古屋を知るアクション第一弾は「食」!

日本の四季を12色のグラデーションで表現した“イロドリチョコレート”に
名古屋エリア発のご当地フレーバーが登場します!

「名古屋の味ってなんだろう?」
地元の学生さんにも協力してもらい、色々教えてもらって、
名古屋は風味豊かな地域であるということはまず一つ、分かりました。

どんなフレーバーになったのかは、発売してからのお楽しみです。

※4/23(金)発売予定
取り扱い店舗:名古屋星が丘テラス店、名古屋久屋大通公園店

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読んでいただいてありがとうございました!マザーハウスをもっといろいろな角度から楽しんでいただける毎日の出来事を、生産地やお店からお届けしていきます!