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Mother Gooseになるまで②キラキラの新卒時代

《Mother Gooseという屋号を掲げ、セラピストになるまで》

本格的にセラピストを名乗り始めたのは2021年7月からです。

それまでは(これを書いている時点では今も)、社員が1万人以上いる組織で総合職を、生活のメインとしてお勤めしてました。

これまでの人生、今は、「すべて自分が望んだこと」「すべてが完璧に起きている」と受け入れることができました(^^)

それまでは、「なんで私ばっかり!!!(泣)(怒)」と思っていました(笑)

今回は、大学を卒業し、そのまま新卒として就職して1年目のときの話です。

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《配属先》

最初の配属先は、総務部でした。
大学時代、合唱サークルで、指揮者やパートリーダーではなく、団長や、ステージマネージャーをしていた私。

つまりは音楽活動が目的の団体で、裏方仕事をしていたわけですが、それがとても楽しかったので、総務部は向いているのでは、と思っていました。

自分で行きたくて選んだ就職先、優しい先輩達に(同じ部署には同期がいなく、世代の違う人たちと仕事をすることに緊張しつつ)、可愛がってもらい、私も張り切って、体当たりで貪欲に吸収し、いつもニコニコ笑顔でいて、飲み会も誘われれば断らず(お酒、弱いんですが)、いわゆる「素直で可愛い新人」だったと思います。

実は、総務部ではなく、別に行きたい部署があったのですが、上司にも、「いつか行きたい部署に異動できるように、今はここで一生懸命頑張ります!」と伝えていて、認められようと頑張っていました。

《いい子ちゃんな私》

大学で、自分の気持ちを優先することの楽しさを知りつつも、やっぱり「嫌われたくない」はあったので、組織の中では「いい子ちゃん」を無意識で演じていました。

また、「たくさんの人と出会うことで私はつくられていく(成長する)」という思いも、プロジェクトチームに自主的に参加したり、勉強会を企画したり、「それが楽しいから」となっているうちはよかったのですが、
だんだん、飲み会が義務的になったり、やみくもに同期と仲良くしようとしたり、とにかくどんどん出掛けていって、正直、疲れていたと思いますが、それが「いいこと」だと思っていたんですよね。

さらに、サークルのノリで、同期には愚痴なんかも言いまくっていたわけですが、隣の部署の同期(転職していたので歳が上、サークルの先輩のような感じでした)に恋をして、毎日、なんとか絡もうとしたり。

とにかく、公私ともがむしゃらにやって、自分の呼吸を忘れてました。

《暗雲》

で、ついに、それを問われる出来事が起きるわけです。

10月になり、上司に呼ばれました。
同じグループのとある先輩が、11月に大きな仕事が重なっていて回ってないので、そのうちの1つを私に任せたいと。
「ん?繁忙期が重なることは、4月の時点でわかっていそうなものでは…」と思いつつ、いい子ちゃんの私にNOはありません。

引き受けたものの、引き継ぎはほぼなし、しかもその業務、関係者が多すぎてメールを捌くだけで1日かかる。
しかも上司はさらに、2年に一度発生する業務も私に頼んできて、そして運悪く前任は異動してさらに休職しており、誰にも質問することができず、膨大な紙の資料から紐解いてやらねばならず、
私の事務処理能力の無さもあったでしょうが、10月から、毎日終電まで仕事する日々が続くことになりました。

と、なると、もう、全く余裕がなくなります。
とにかく毎日、机に向かって作業する日々。
他の人は他の人で忙しそう。
さらに年度末に向かうにつれ、年度末特有の業務も発生し、それをうまく捌くことができず、他の課から怒られる。なんとかしようと自主的に行動すると、裏目に出る。
しまいには、ある日、上司が私の机を覗き込み、「あ、今、こんなことやってるんだね〜!(笑顔)」と。え!?あなたが頼んだんですけど…把握されてないんだ。。

私の心はどんどん、マイナスな出来事ばかり集めるようになりました。

そしてついに事件が。
年度末(3月末日)までに完了させなければならない、例の2年に1度の業務。
ちゃんと上司にも報告していたし、決裁ももらっていました。

が、まさかのまさか、3月26日に、白紙になってしまったのです。他の課との整合がとれていないということで。。。

そのとき私は自分の中で、何かが切れるのを感じました。

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つづく。




ついつい、頑張りすぎてしまうあなたに。「いい人であろう」と、無理しすぎてしまうあなたに。ほっと一息つけますように。