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仕事の依頼と夫の変化

2019年に入り、年が明け、冬休みを満喫していた私に
いつもお世話になっている信徒さんから連絡が入りました。
病気で苦しんでいる信徒さんの息子さんについて牧師先生に相談したら
私の夫と話できないかなと言ったそうです。
同じような体験者の話を聞きたくないかなってことで、
夫のことを知っているわたしは、それは無理!と思いました。
なぜならこれまでの夫を見ていて人に関心を向けることはほとんどなかったからです。しかも、夫が全く知らない人のために時間を割くことは考えられなかったのです。
結果、夫は直接話をするのは無理だけど、私が代筆でメールで伝えるのはいいと言ってくれました。真剣に自分の過去のことを思いだし、相手に伝わるように文章を考えている夫をみて、私は驚きました。
そして相手にメールで伝えました。
後のことはどうあれ、今までにはない夫の姿をみることができました。

そして、同じ1月に職場で仕事の依頼が入りました。
手作りのものを製作し販売するという内容で、その販売する商品を作ってほしいというものでした。
私は焦る必要がないのに焦ってしまい、家事もおろそかになり、夫に手伝ってもらいながらほとんどの時間をこの製作にあててしまっていました。
私の所属しているグループの教えでは、信仰生活をする上での優先順位があり、1に信仰 2に生活 3に仕事という順番です。
3番目の仕事を第一優先にしてしまい、他がおろそかになり、家族にも迷惑をかけながら結果的に私が副鼻腔炎から頭痛がひどく作業するどころではなくなり、また別件のこともあってこの話は頓挫してしまいました。
この後のバイブルサロンで牧師先生にこの話をすると、「これは罠だ」と言われました。なぜならその仕事の内容が私の好きなことに満ちていたからでした。
そしてそのときに牧師先生から言われたことで印象に残っているのは、
「あなたの努力はあなただけのものである。」
という言葉でした。言われたときは意味がわからず保留にしていたのですが、今から思うと、どれもこれも自分のためにしていたことであり、神様の職場といいながら神様のためにしていなかったからだなということに気づきました。

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