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お客さまの声を反映。 LANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版の配布機能が進化しました!

こんにちは、CXデザイン課の Yuu です。
普段は、自社のセキュリティ製品「 LANSCOPE 」のマニュアルを作成したり、お客様向けのメールニュースを配信したりしています。

私がサポートを行っている、業務端末のIT資産管理や情報漏洩対策を行う製品「 LANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版(以下エンドポイントマネージャー オンプレミス版)」では、資産管理のために PC などの端末情報を収集するだけではなく、指定のファイルやアプリケーションを端末に配布することも可能です。

遠隔地にある PC にファイルを配置したり、業務に必要なアプリをインストール・アップデートしたり、セキュリティ対策の面では、OS やアプリの修正パッチや証明書の配布・適用などにも活用できます。
特に、PC 管理台数や拠点数が多い企業になればなるほど、担当者の方の管理業務は非常に膨大なものとなるため、エンドポイントマネージャー オンプレミス版の「配布機能」は、そうしたお悩み解決を支援することが可能です。

「もっと日々の運用を省力化したい!」というお客様からのご要望も多く、製品の最新バージョン Ver.9.4.5.0(2024年2月リリース)では、実際の運用シーンにおけるご意見を反映し、「かゆいところに手が届く」改良を施しているので、今回はこの「配布機能」を中心にエンドポイントマネージャー オンプレミス版の魅力をお伝えします!


配布機能ってなにができるの?


あらためて配布機能とは、複数の PC に対して一括でアプリケーションやファイルを配布・実行できる機能です。

たとえば…

  • 業務に必要なアプリケーションを複数の PC にインストールしたい

  • 設定変更用のバッチファイルを遠隔地のサーバー上で実行したい

  • セキュリティ上の脆弱性を修正するため、アプリケーションをバージョンアップしたい

などの場面で役立ちます。
これらの作業を PC 1台1台に対して実行するのはとても大変ですし、時間がかかりますよね。

エンドポイントマネージャー オンプレミス版の配布機能を使用すれば、そんな業務コストを軽減できるうえに、セキュリティ上の問題にも素早く対応できます。

ファイルやアプリケーションを PC に一括配布できます。​

バージョンアップで進化したポイント


PC やサーバーなどの IT 資産を管理するうえで欠かせない配布機能。
お客様からの「もっと簡単に設定できたらいいな」「大容量のファイルを配るときの負荷が不安」というお声に応えるべく、エンドポイントマネージャー オンプレミス版は最新バージョン Ver.9.4.5.0(2024年2月リリース)で以下のように進化しました!

配布物の再利用が可能に
これまでは配布物の再利用(使いまわし)に少し手間がかかりましたが、ファイルの社内展開を何段階かに分けて実施するというケースは非常に多く、そうした際に「配布物の再利用」はとても便利な機能なので改良を行っています。

配布機能の設定は、「①配布するファイルと実行方法を設定する」「②対象の PC を選択する」の2段階に分けて実施します。

これまでは、①の時点でスケジュールを設定する必要があったため、たとえば「情報システム課に配ってテストしたのと同じアプリケーションを、2週間後に営業部に配りたい」という場合には、①の設定からやりなおす必要がありました。

新しいバージョンでは、「②対象の PC を選択する」ときにスケジュールを設定できるようになったため、配布するファイルの設定はそのままに、別のスケジュールで、異なる部署へスムーズに配布できるようになりました!
業務コストをさらにカットできますね。

After の仕様になったことで、
別の日時・PC 等に配布したいときに配布物を作り直す必要がなくなりました。

「大容量」のファイルを「最小限」の負荷で配布可能に
環境や配布する対象の進化に伴って、大容量のファイルを配布するシーンも増えています。よくあるのは、Windows FU( Future Update /機能更新プログラム)といった大型のアップデートの適用です。
そして、複数の拠点にある端末を対象に配布を行うケースも多いです。

エンドポイントマネージャー オンプレミス版では、これまでは 2GB 以上の大容量のファイルを、帯域制御をしながら複数拠点に配布するには、拠点ごとにファイルサーバーが必要でした。

※帯域制御:ネットワークや通信回線のなかで、通信速度や通信量をコントロールすること。大容量のファイル配布時には、配布に使用できる通信の最大量を制御することで他の通信を逼迫させないようにする。

新しいバージョンではそのような配布が、ファイルサーバーがなくても実施できるようになりました!

ファイルサーバーを用意するという負担も減り、大容量のファイルを配るときの通信負荷も最小限になることで、さらにファイルの配布がしやすくなりました。

ファイルサーバーを用意しなくても、帯域制御が可能に。


「LANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版」をご利用中のお客様へ


今回ご紹介した機能改良は、2024年2月にリリースされています。ぜひ、最新バージョン Ver.9.4.5.0 へのバージョンアップをご検討いただき、より使いやすくなった製品をご利用いただけますと幸いです。
詳細は、お客様向けサポートサイト「 LANSCOPE PORTAL 」をご覧ください。

 LANSCOPE PORTAL > 最新バージョンのご紹介

▼ LANSCOPE PORTAL > バージョンアップされるお客様へ
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  ご不明な場合は「パスワードをお忘れのお客様はこちら」からご確認ください。

お客様の声を反映し、さらに使いやすくなったエンドポイントマネージャー オンプレミス版の配布機能。
「たくさん使っているよ!」という方、「これから使いたい!」という方、どちらの方にとっても、きっとお役に立つ機能になったと思います。

エンドポイントマネージャー オンプレミス版は、今後も
「誰が、いつ使っても、心地よい製品に」なるよう進化し続けてまいりますので、どうぞご期待ください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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