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サイバーセキュリティに触れる・学ぶ

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知っておきたい「サイバーセキュリティ」のトレンド・お役立ち情報を、MOTEXの "セキュリティ・エバンジェリスト" がお届けします。セキュリティに関心のある全ての方へ。
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#生成AI

全従業員が“自分ごと”として捉えるべき、企業に必要なセキュリティ対策とは?

先日、株式会社ニッシン様にて、サイバーセキュリティの講演会をさせていただきました。 ニッシン様は、プラズマや電源技術を利用した様々なソリューションを提供されている企業様です。今回、MOTEXのセキュリティプロダクト「LANSCOPE」を導入いただいているご縁で登壇しましたが、お客様の会社に伺い、現場の皆様に直接セキュリティの講演を行う機会は滅多にないので、私にとっても貴重な経験となりました。 従業員の方にも、ただ「セキュリティ対策をしてください」と伝えるだけでなく、その必要

情シス業務は生成AIとiPaaSで自動化できるのか!? 〜実践編〜

情シス部門が担当する「社内からの問い合わせへ対応」って、大変ですよね。 従業員数が多かったり、情シスの人数が少なかったりすると、なおさら。 かく言う僕も、サイバーセキュリティの会社「エムオーテックス(MOTEX)」で情シスとして働きながら、日々自部門に舞い込んでくる問い合わせに頭を抱えていました。 そこで今回、業務改善として取り組んだのが「生成AIとiPaaSを使って、情シスの問い合わせ業務を自動化する」という社内プロジェクトです。株式会社パンと水と の 平岡 拓さん

【2/15開催】情シス業務は生成AIとiPaaSで自動化できるのか !? 〜 “MOTEX DAYS” で進捗報告します! 〜

エムオーテックス(MOTEX)情シスの杉村です。 きっと多くの情シス担当者の方が賛同してくださると思うのですが、毎日従業員から寄せられる問い合わせ対応に多くの工数が掛かり、本業である社内システムの企画・開発に時間が割けなかったり、前々からやらなければ、と思っていたセキュリティ対策が遅々として進まなかったり……。 こういったお悩みはあらゆる組織の情シス共通で、高確率で「情シスあるある」上位にランクインすると思っています! 私自身も、情シス業務に従事していて、とても問題

独自AI「Smartばんにゃ」を導入したら、組織で1,000時間の業務効率化を実現した話

皆様の組織では、ChatGPTをはじめとする生成AIの利用状況はいかがでしょうか?MOTEXでは昨年から会社として生成AIの活用を進めており、 ・生成AIを安全に活用するための「社内ガイドライン」の作成 ・社内AIサービス「Smartばんにゃ」の構築と導入 を行いました。特に「Smartばんにゃ」は、導入後多くの社員が愛用しており、組織全体の業務効率化に大きく貢献しています。 2023年は「生成AI元年」とも言われ、「インターネットの発明を超える」や「iPhone以

JDLAの「生成AIの利用ガイドライン」が改訂、"何が変わったか"を解説してみた

ChatGPTなどの「生成AI」を企業・組織へ導入する にあたり、自社のガイドライン作成の参考としてしばしば活用されるのが、日本ディープラーニング協会(JDLA)の提供する「生成AIの利用ガイドライン」です。 MOTEXでも参考とする本ガイドラインが、2023年10月6日に改訂され、一部の内容に変更・追記がありました。 この記事では、生成AIを活用する企業・組織の皆さんに知っていただきたい、JDLAの「生成AIの利用ガイドライン」改訂のポイントについて読み解いていきます。