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青白ライオネルについて

 皆さん、こんにちはこんばんは、昇龍です。

 今回は、自分が8月21日にトレカマーケットCSで使用して4位になった青白ライオネルについての解説記事を書いていきたいと思います。
 採用理由やプレイングについてもう一度整理したいと思いつつ、青白ライオネルについてどういうデッキなのかというのを知ってほしいと思い、筆を執ろうかなと決意しました。
 頑張って書こうと思いますが、途中読みにくい文章等あるかとおもいますが、ご了承いただければなと思います。

 今回の記事について、ダラダラ書いても読みにくいと思いますので

   〇 青白ライオネルとは
   〇 実際に使用したリスト・採用カード
   〇 不採用にしたカード
   〇 9月26日追記分
   〇 各対面の立ち回りについて

の項目に分けて解説していきます。



〇 青白ライオネルとは


 まず青白ライオネルのリストを説明する前に、そもそも青白ライオネルというデッキで何ができるのか、何が得意なのかというのを説明したいと思います。
 まず、このデッキのゴールは、「MAX・ザ・ジョニー」(以下ジョニー)でエクストラウィンを狙うことです。

  このクリーチャーのアタックの終わりに、自分のシールドが10枚以上あれば、自分はゲームに勝つことができ、基本的に数枚シールドをブレイクする必要はありますが、ガードストライクを無視しつつ、シールドトリガーを踏んだとしても、エクストラウィンを防ぐために、ジョニーを除去しなければならず、他のクリーチャーで押し切ることができるのがこのデッキの強みです。

 また、エクストラウィンを狙う上で、「ジョーカーズの心絵」(以下ジョ心絵)を「正義星帝〈ライオネルStar〉」(以下ライオネル)でコストを支払わずに使用し、シールドを増やしてジョニーでアタックすることがこのデッキにおける最大値だと考えています。



 また、このデッキのもう一つの特徴として、シールドトリガーの質が高く「受けが固い」ということにあります。

 後ほど各対面の立ち回りについて記載する際にも触れますが、原則としてビードデッキ、いわゆる「殴る山」に対してはほぼ有利がつく上に、今までの受けデッキと違い、自発的にエクストラウィンが狙えるので、受けが固いデッキには珍しく、攻守両方のプランが取れるのが青白ライオネルというデッキタイプになります。



〇 実際に使用したリスト・採用カード

 そして、自分が実際に使用したリストがこちらになります。

 ちなみにCSで使用した際に対面したデッキはメモの通りです。



 それでは、細かい採用理由、枚数配分に関して説明していきます。



 ☆ ゲラッチョの心絵 (以下ゲラッチョ)

 シールドトリガー付き2コスト光のタマシードで、出たときに1ドローと相手自身がアンタップクリーチャーをタップするということで、自発的に使っても、手札が減らずに盤面にライオネルの進化元になってくれる優秀なカードです。
 このリストだと、光のタマシードが11枚であり、ライオネルの効果を連鎖させるためのタマシードとしての役割もありつつ、2ターン目のゲラッチョ、3ターン目の「ポクチンちん」、4ターン目の「サイバーブレイン」、5ターン目のライオネルがこのデッキの最大値で、メタカードを添えつつこちらのプレイができるので、4枚採用しています。



☆ ポクチンちん(以下ポクチン)

 相手のターン中に、相手がコストを支払わずに出したクリーチャーをデッキ下に返す効果と、どちらかのプライヤーの墓地にあるカードを山札に戻す効果を持った唯一のメタクリーチャー兼山札回復をすることができるカードです。
 また、ジョーカーズクリーチャーである点からジョニーのパンプアップ効果の対象になってくれるため、このクリーチャーがジョニーの横にいるだけで、ジョニーが3点持ちのクリーチャーになってくれます。
 今回参加したCSの傾向的にどのようなデッキが多いのか不明だったため、コントロール対面を想定した墓地メタ兼自分の山札回復としての役割と、同型対面等の踏み倒しをしながらビートしてくるデッキに刺さるため、どの対面とマッチアップした場合でも最低限仕事があるため、「DGパルテノン~龍の創り出される地~」(以下パルテノン)よりもこちらを優先したのと、「【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…【クリック】」(以下クリック)を採用しておらず、ポクチンに山札回復の役割を振っていたので4枚採用しました。



☆ サイバーブレイン(以下ブレイン)

 シールドトリガー付きの3枚ドローすることができるカードで、以前までは1枚しか使えませんでしたが、最近4枚使えるようになったバグカードです。
 自分のターンに使って手札を増やすのはもちろんのこと、盤面にジョニーがいれば、相手の攻撃でトリガーした際に別のジョニーを引き込むことで、引き込んだジョニーを捨てて敗北回避することができたりと、攻守共に使用するカードです。
 また、カードを3枚「まで」引くなので、山札の枚数が減ってきたタイミングで特定のカードを引きたい時には、無理に3枚引かなくてもいいというのもこのカードの強みです。
 先ほどゲラッチョのところでも若干触れましたが、このデッキの最大値に絡むカードであり、5ターン目にライオネルを出せるかどうかで大きく出力が変化するので、ライオネルを引き込むためのカードでありつつ、ハンデス対面にも有効打になることから4枚採用しています。



☆ 護天!銀河MAX(以下銀河MAX)

 シールドトリガー付きの呪文で、表向きでシールドにカードを1枚置く効果と、相手のクリーチャーを1体バウンスする効果のどちらかを使用することができ、自分の盤面に光のクリーチャーと水のクリーチャーがそれぞれ1体以上いれば両方の効果を使うことができ、このデッキで言えば、「光魔の鎧」(以下メイジ)が1体いれば両方の効果を使うことができます。
 このデッキにおいて、無条件で相手のクリーチャーを除去できる唯一のカードでありつつ、このカードで「スロットンの心絵」(以下スロットン)やメイジをシールドにセットすることで、確定でトリガーさせることができ、相手ターン中にこちらの盤面を展開したり、相手の打点を受けきることができます。
 このデッキの受けの根幹を担っているカードであり、尚且つ除去カードでもあるので4枚採用しています。



☆ スロットンの心絵

 シールドトリガー付き光のタマシードで、出したときにカードを1枚引くか、手札から光のコスト7以下の進化クリーチャーを踏み倒して、踏み倒した進化クリーチャーにブロッカーを付与するという効果で、盤面が空の状態からでもライオネルを出すことができます。
 このカードがシールドトリガーで出てくることで相手ターン中にライオネルを出し、ライオネルの効果でジョ心絵を出すことで、確実に打点を捌くことができます。
 また、進化元がない状態でも1ドロー効果があるので、手札交換として最低限使用することができます。
 このデッキの受けの最大値に関わるカードであり、特に削る理由もないので4枚採用しています。



☆ 「正義星帝〈ライオネルStar〉」

 出たときに1ドローして、手札からコスト指定なしで光のタマシードを出すことができ、相手・自分のターン問わずに自分のタマシードを出した時に、手札からコスト6以下の進化クリーチャーを出すことができるカードで、この効果でライオネルを複数体出して横展開するもよし、ジョニーを出してビートを仕掛けることもできます。
 また、進化クリーチャーを出す効果の「各ターンに1度」という効果はそれぞれ各ライオネル1体につき1回という意味なので、例えば盤面にライオネルAとライオネルBがいて、タマシードを出した場合にライオネルAの効果で進化クリーチャーを出したとしても、ライオネルBの効果はまだ使ってないので、進化クリーチャーを出した後に別のタマシードを出した場合にライオネルBの効果を使ってもう1体進化クリーチャーを出すことができます。
 また、タマシードを出した時点でライオネルの効果は待機するので、ジョ心絵で自分のライオネルごと山札に返した場合、シールドを追加してから進化クリーチャーを出すことができます。このプレイはジョニーのエクストラウィンを狙う上で非常に重要なプレイですので、覚えるようにしてください。
 デッキの軸なので4枚。



☆ 「亜堕無」ー鬼MAX(以下オーガ)

 鬼SMAX進化というSMAXの上位効果を持っており、ゲームに負けるときorこのクリーチャーが離れるときに自分の表向きの3枚を破壊することでバトルゾーンに残すことができます。
 また、ブロッカーを持ちつつ、タップしたときに相手のアンタップしているクリーチャーorタマシードをバウンスし、その効果で戻したカードのコストより小さいタマシードを墓地から出す効果を持っており、アタック時に相手のブロッカーを除去しつつ、スロットンを釣って打点を増やしたり、ブロック時に相手のクリーチャーを除去して打点を削りつつ、ゲラッチョ等でさらに相手の打点をずらしたりすることもできます。
 また、自分の盤面にジョニーorもう1体のオーガがいる時に手札からオーガを出すと、SMAXクリーチャーをどちらか戻さなければいけないので、わざと使い終わったタマシードを3枚破壊して一度離れる効果を置換して、その後、オーガじゃない方のSMAXクリーチャーを戻すことで、オーガの効果で釣るタマシードを墓地に用意することができます。
 ちなみに「気高き魂不動」がバトルゾーンにいるという特殊なケースを除き、SMAXクリーチャー2体目を出した時に、鬼SMAXの効果で一度置換したとしても、SMAXが共存できない効果が永続的に続くので、どちらかを戻さないといけません。
 生き物で除去ができる貴重なカードであるものの、このデッキの主な動きにそこまで絡まないので2枚の採用に留めています。



☆ MAX・ザ・ジョニー

 SMAX進化クリーチャーで召喚酔いがないので、出てすぐにアタックすることができます。
 また、自分の他のジョーカーズまたはレクスターズ1枚につき+2000のパンプアップ効果とパワードブレイカーを持っています。
 そして、各ブレイクの前に自分のシールドを増やす効果を持っているとともに、アタック終わりに自分のシールドが10枚以上あればエクストラウィンすることができます。
 パンプ効果とパワードブレイカー効果については、他に1枚でもジョーカーズorレクスターズがいれば3点になるので、その盤面で自分のシールドが7枚以上あれば相手プレイヤーのシールドをブレイクして除去がなければエクストラウィンすることができます。
 フィニッシャーでありながら、光の進化クリーチャーでありつつコスト6なので、ライオネルの効果で出すこともできますし、スロットンの効果で出すこともできます。スロットンで出した場合には、盤面次第でパワーの高いブロッカーとして運用することもでき、様々な用途で使用します。
 エクストラウィンももちろん狙いますが、後ほど記載しますが、対面によってはエクストラウィンするのが厳しい場合もあるのと、ビート対面にはシールドを増やす効果で圧をかける場合もあるので、SA(スピードアタッカー)として運用する場合もあります。
 SMAXクリーチャーなので、複数体並べることができない点には注意しましょう。
 デッキの主軸のカードなので4枚採用しています。

☆ 凄惨なる牙パラノーマル(以下パラノーマル)

 このカードがシールドゾーンに表向きで置かれていれば相手のクリーチャーをすべて-3000するというシンプルながら強力な効果を持っています。
 ギャラクシールドギミックが搭載されているデッキなので表向きに置くのは容易であり、刺さる対面にはゲームセットレベルのカードです。
 4枚使えればすべてを破壊して神になれますが、なぜか1枚しか使えないので涙の1枚採用です。



☆「光魔の鎧」

 光水のシールドトリガークリーチャーで、出たときにシールドに表向きで1枚カードを置くことができます。
 最低限ブロッカーを持っているので、仮に手札が弱かったとしても1点受けることができ、また、銀河MAXやスロットンが手札にあるとより高い受けになります。
 7マナで手張りすることは少ないですが、トリガーで出てきた場合には非常に強力なトリガーとして使用することができます。
 銀河MAXにも同様のことが言えますが、多色カードなので、初手で引くとマナに置きたくなりますが、ビート対面であれば、シールドから銀河MAXor2枚目のメイジがトリガーした際に受けられる回数が段違いなので、後手をとった場合には慎重にマナ置きしましょう。
 引きすぎても腐るのと、呪文以外のトリガーだとこのカード以外でスロットン、ゲラッチョがあるので他のギャラクシールド系よりも枚数を少なくして良いと判断し、3枚に留めています。


☆ 貝獣パウアー(以下パウアー)

 出たときor相手の呪文orクリーチャーの能力で捨てられたときに任意でカードを4枚引けます。
 基本的には、ハンデスカードがある対面に手札にキープして抜いてもらう役割もありますが、SMAXの敗北回避効果とも相性がいいので、たまに7マナ払って召喚します。
 手打ちしても、最低限ブロッカーなので、相手の打点をキャッチできます。
 また、ターンの指定がないので、例えば相手のシールドから「ゴーストタッチ」がトリガーしてこのカードが墓地に行ったとしても4枚ドローができます。
 逆に、「ジェニーの黒像」等クリーチャーor呪文ではないカードでハンデスされた場合には効果が使えないので注意してください。
 ハンデスカードがある対面では無類の強さを発揮しますが、それ以外の対面には腐りやすいので、最終的に3枚の採用で落ち着きました。



☆ ジョーカーズの心絵

 面展開するデッキの天敵であり、尚且つジョニーのフィニッシュを補助するカードです。
 この効果で選択するカードはそれぞれ最大1枚ずつなので、盤面に残さないですべて山札に加えることもできます。
 自分の参加したCSでは、進化元となっているタマシードはジョ心絵の対象になりませんでしたが、参加するCSの裁定次第でもあるので、CSに出る際には、ジャッジに確認する必要があります。
 このデッキの最速キルパターンとして、シールドを1枚もブレイクされていない前提ではありますが

 ライオネルを出す→ジョ心絵を出す→ライオネル+出したジョ心絵を山札に返す→シールドを2枚追加しつつライオネルの待機していた効果でジョニーを出して3点アタックする→シールドがちょうど10枚になりエクストラウィン

となるので、狙える手札、盤面であれば積極的にエクストラウィンを狙いましょう。
 盤面にもよりますが、使用したジョ心絵は山札に戻すのが定石であり、ゲームを進めていくうちに複数回使用することができるので、最大値に絡むカードではありますが、3枚の採用に留めています。




〇 不採用にしたカード


☆ DGパルテノン~龍の創り出される地~

 張った時に1ドローすることができ、手札消費なしで3体までのクリーチャー展開と呪文詠唱を強要できるので、あらゆるソリティアデッキからターンをもらうことができます。
 環境にいるデッキで言えば、「ゼーロベン」に対してターンをもらうことができるカードではありますが、その対面であっても3体以内にグレイトフルベンが着地してしまうと、マナが爆発的に伸びてしまい、ヴィルジャベリンによってこのカードが剥がされてしまうため、そこまで刺さらないと判断して不採用にし、代わりにゼーロベン以外にも広い対面を見れるポクチンを採用しました。
 パルテノンを素直に採用できる数少ないデッキであるため、今後ゼーロベン以外にもループデッキが増えるようであれば、採用する可能性があります。



☆ エナジー・Re:ライト

 3コストで手札が増えるカードでありつつ、ガードストライクで受けにもなってくれるカードであり、当初はポクチンを4ターン目以内に出したかったのと、受けのカードの枚数を増やすために採用していましたが、そもそもビートデッキにはデッキタイプとして有利なので、受けの枚数の増加不要と判断しました。
 また直接的な受けにはなりませんが、ドロー枚数が多く、マナカーブを考えた時に強かったので、サイバーブレインを採用しました。
 今後、ハンデスが母数的に減って、赤単等のビートデッキが増えるようであれば採用を検討する可能性があります。



☆ 「絶対の盾騎士」(以下アブソリュート)

 表向きに置いたときとバトルゾーンに出た時に手札とシールドを増やしてくれるカードで、4ターン目に銀河MAXでこのカードを張ってブレイクされなければ、トータルでシールドが2枚増えるので、ジョ心絵がなくてもジョニーのエクストラウィンを補助してくれるカードなので当初は採用していましたが、ミラーで張ると非シールドトリガーのシールドになってしまうのと、4ターン目にこのカードと銀河MAXをキープすると他のライオネルの動きに絡めたいカードをマナに置かざるを得なくなってしまい、結果として動きが弱くなってしまいましたし、特段アブソリュートがなくても、銀河MAX・メイジ・スロットンがあれば大抵のデッキを受けきれるため、不採用にしました。



☆ 「雷光の聖騎士」(以下雷光)

 ギャラクシールド4でシールドに設置することができつつ、出た時の確定除去、手札を捨てることでシールドを守ってくれる効果がありますが、盤面に触りたい「ゼーロベン」に対しても先手・後手に関わらずデドダム・ジルコンが着地している状態になるので、雷光を出そうとするとこちらの手札を捨てないといけないため、結果として手札が細くなってしまい、ライオネルプランを通しにくくなってしまいます。
 受けについては、前記アブソリュートのところで解説したのと同様で、基本的に雷光がなくても受けきれてしまうので、不採用にしました。



☆ 生命と大地と轟破の決断

 ジョニーにアンタップクリーチャーを攻撃できる効果を付与してシールドを触らずにエクストラウィンを狙ったり、序盤マナに置いたライオネルを出そうと考えて採用していましたがデッキを回すカードがブレイン程度しかないため、引き込めず、引き込んだ場合の出力もそこまで無かったため、不採用にしました。
 ほぼ採用することはありませんが、今後の環境で十二神騎等を採用してメタカードを全力で探しに行くような構築になれば採用する可能性はあります。



☆ 【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】

 この呪文が墓地に落ちた時に墓地のカードをシャッフルしてデッキ下に置く効果で、場合によっては0コストで山札回復することができます。
 何気にシールドトリガーで踏んだ場合に赤単等の攻撃を止めることができるのもポイントが高いです。
 また、ハンデス対面であれば、パウアーとクリックをハンドキープすることで、山札を回復しながら手札を増やすことができる場合もあります。
 ポクチンのところでも触れましたが、今回はポクチンに山札回復の役割を振ったので、今回は不採用にしましたが、構築次第では採用する可能性があります。





〇 9月26日追記分

 この度、9月25日のたまやCSでベスト4になることができたのと、現状しばらくCSに出る予定がないので、たまやCSベスト4になった際のリストと、入賞はしていませんが、9月11日のNESTCSで使用したリストについて解説していけたらと思います。



☆ 9月11日NESTCS使用リスト(3-2予選落ち)

 NESTCSで使用したリストで前回のリストと変更した点は、ポクチンを不採用にし、「異端流しオニカマス」(以下カマス)を採用したことと、クリックを採用したことです。


クリックについては、前記の採用理由の部分で触れていますが、今回ポクチンを採用していなかったため、山札回復をすることができるカードとして、採用しました。
 カマスについては、ボルシャックやシータノヴァ、4C邪王門等環境にいるデッキに広く刺さり、特にゼーロベン対面だと、基本的にDisカルセドニー以外に処理する方法がないため場持ちが良く、盤面に残れば相手のベン・セドニー・アルケミストのループを阻害することができるため採用しました。
 また、盤面に残りやすいため、ジョニーによるエクストラウィンができない場合にライオネル+ジョニーでシールドをすべてブレイクできるので、アンタッチャブルアタッカーとして運用できるのも強力です。
 今回のCSでは、ゼーロベン・ボルシャック・アナカラーハンデスが多い読みだったので採用しました。




☆ 9月25日たまやCSベスト4(3位決定戦なし)


 そして今回ベスト4になったリストについてですが、現状の環境的に従来のアナカラーハンデスから、早期にCRYMAXジャオウガを着地させることを軸にした「アナカラージャオウガ」へと変化し、特攻人形ジェニーが不採用になる構築が主流になりつつあるため、パウアーを不採用にし、ゼーロベンや各種コントロールに対して強く出るために「アルカディアスモモキング」(以下アルモモ)や自分の動きを強くするために「エナジーReライト」(以下ライト)を採用しました。
 また、アルモモを採用したことで多色の枚数が多くなってしまったので、メイジを不採用にして、代わりに新弾で出た「AQNETWORK」(以下ネットワーク)を採用しています。


 光以外の呪文をシャットアウトしてくれるので、ジョニーの横に添えると比較的安全にシールドを割ってエクストラウィンすることもできますし、また、他のレクスターズにバフをかけてくれる効果を利用してジョニーの打点をあげたりすることもできますし、アルモモを2枚出すとそれぞれに2000+してくれるので、ドギラゴン剣を上から叩いたりすることもできます。
 また、最初に出る相手クリーチャーをタップして出させるので、ビートデッキに対しても強力ですし、呪文ロックもコントロール対面に強く出られるので、隙のない1枚といえます。
 結果として今回のCSでは、4C邪王門が多く、アルモモに助けられる試合が数多かったです。



 また、今回はライトを採用しましたが、比較対象として「フォーチューンドンキッキー」(以下ドンキ)があげられるかと思います。


 ライトの強みは、ガードストライクで最低限の受けになってくれるのと、確実に2枚ドローすることができるので、堅実にリソースを稼いでくれるのが魅力です。
 一方ドンキの強みは、1回使うとデッキを3枚掘ることができ、最大3ドローすることができる点にあります。
 しかし、今回のリストであれば、クリーチャー15枚・呪文14枚・タマシード11枚とフィールド0枚採用になっており、3ドローできる期待値もそこまでなく、平均2ドローであるのであれば、受けにもなる上に相手にデッキの中身を公開することなくリソースを稼ぐことができるためライトに軍配が上がりました。
 また、下振れした場合だと最悪1ドローになる可能性もあり、リソースで勝負するデッキのドローソースとしてはあまりにも不安定です。
 パルテノンを採用した場合であればこの限りではないかと思います。



 また、今回単色であり、尚且つ手札からスロットン等を使用できるネットワークを採用しました。

 シビルカウントについては、このデッキで使うことはないので省略しますが、出た時の効果については、非常に強力で、相手の打点が不足している状態でトリガーした場合であれば、ライトやブレインでリソースを稼いで返しのターンの動きの精度を上げることもできますし、相手の打点が過剰であればスロットンを手札から出してライオネルジョ心絵で打点を捌くこともできます。
 また、このカードを経由してライオネルジョ心絵をすることで、シールドの枚数を1枚多く稼げるので、ビート対面については意識してプレイします。





〇 各対面の立ち回りについて

◆ 赤単

 基本的にこちらがシールドトリガーを踏めるか踏めないかのゲームです。
 相手の過剰打点をスロットンライオネルからのジョ心絵でいなせればだいぶ楽になります。
 この対面であることが分かった時点で、メイジ・銀河MAX・スロットンはキープで、逆に相手がシールドを割ってくれるので、ブレイン等のリソースカードは優先度低めになります。
 相手のカンゴク入道の効果でシールドが減っていくので、打点を捌ききったらジョニーで殴りきるプランもあるのも頭の片隅に置きましょう。
 ちなみにパラノーマルを早期に張れればほぼゲームセットです。罰怒ブランド等の殴りに備えてブロッカーを立てればかなりターンをもらえます。


◆ アポロ系(赤青、赤緑)

 赤単同様踏めるか踏めないかのゲームです。
 赤青であればアポロヌスの下敷きにレッドゾーンX、赤緑であればレッドゾーンであるパターンが多いですが、レッドゾーンはメイジがトリガーした時に、レッドゾーン効果が待機していれば先にメイジを破壊してしまいますが、レッドゾーンXであれば、封印なので、メイジ+スロットンで
 トリガーしてライオネルを着地させた場合であれば封印が取れるので、パーフェクトファイアで2回攻撃だとしても、受けきることができます。
 また、タマシードトリガーに関してはクリーチャー同様効果を解決せず”着地”するまでなので、レッドゾーンやレッドゾーンXの効果を処理させてからライオネルの着地等に繋げることができます。
 また、アポロのアタック中にメテオバーンでシールドをブレイクしてくるので、メイジや銀河MAXがトリガーした場合には、使いたいスロットン等のトリガーをセットして割らせるようなプレイをするとともに、メイジと銀河MAXが同時にトリガーした場合には、メイジを先に着地させることで銀河MAXの効果を両方使うことができるので、アポロの横に別のクリーチャーがいる場合等では使うプレイなので覚えるようにしてください。

◆ アナカラーハンデス

 基本的に手札が減らないカード(ゲラッチョ等)を使用しつつサイバーブレインでパウアーを探しに行きます。
 相手のハンデスが来る前にパウアーを引けたらしっかりとキープしつつ、ライオネル・ジョニーに 繋げていきます。パウアーがあっても、ドロー以上に手札を削るカードが多いので慢心せず、ブレイン等でしっかりと手札を増やし、プレイしましょう。
 また、現在のハンデスのフィニッシャーはCRYMAXジャオウガが主流であり、こちらの増やしたシールドを出た時効果で焼却してくるので、相手のマナ次第ではありますが、エクストラウィンを狙うのは厳しいと思ってください。 
 受けのカードが基本的にガードストライクのデッキなので、早々にジョ二ーで畳みにかかるのもプレイなので、殴りかかるプレイも念頭にプレイしてください。
 あと、ゲームが進んで、墓地に有効トリガーが溜まってきたらポクチン等で山札に戻し、ジョ心絵で新たにシールドを追加します。
 その後、ジャオウガが出た際にジョ心絵で追加したシールドを残して残りを墓地に置くことでシールドトリガーの期待値を上げることができるので、墓地から山札にカードを戻す際には必ず戻るカードを確認するようにしてください。  


◆ 5C

 ハンドキープについては、アナカラーハンデス対面同様、ロストソウルが飛んでくる前にパウアーとクリックを引き込むことを第一目標にします。
 その後、ジョニーの着地に成功した場合には、ドラゴンズサインorナウオアネバーからのザーディクリカで火吹くなう等の除去呪文を撃たれる可能性もありますし、そもそも除去呪文を踏んでしまう可能性もあるため、早期にジョニーでビートを仕掛けます。
 手札が多い状態であれば、手札を刈り取るか盤面のジョニーを処理するかの2択を強要することができ、手札を触ってくるなら盤面のジョニーが残り、盤面を触ってくるなら手札が残るため、2枚目以降のジョニーやライオネルでビートすることができます。


◆ ゼーロベン

 パルテノンを採用したところで、ベンが着地してしまいますし、上振れて4ターン目に始動されるとメタが間に合わないので、基本的には厳しい対面だと思った方がいいと思います。
 アルモモを採用している場合で、相手が動く前に着地させることができれば勝ちにぐっと近づきますが、グリボックリやギリガザミが採用されている型であれば、返されて負ける可能性があります。
 ジャドク丸をケアするためにアルモモを着地させることができた場合には、基本的にシールドを詰めに行く等してアルモモをタップしておくようにします。




〇 まとめ

 みなさんここまで読んでいただきありがとうございました。
 少しでも青白ライオネルというデッキタイプについて理解してもらえたら幸いです。
 今回筆を執り、考えをアウトプットしたことで、自分自身プレイやカードについて整理することができたので、自分としても書いてよかったかなと感じています。
 現在の構築が完成形ではないと思っているので、今後も環境を見つつ、研究していけたらなと思っています。
 今後もCSで使用する可能性があるので、高頻度では更新できないとは思いますが、区切り区切りで更新できたらいいなと思います。
 また、実際にデッキを使用している動画については、あまり長くはないですが、下記のリンクの動画でどんな感じなのかなんとなくわかると思うので、時間があれば是非見てください。


 YouTubeの”しゅんしゅんのDMチャンネル”というところでちょこちょこ動画に出ていますので、チャンネル登録してもらえると泣いて喜びます。(カードの扱いが悪いところがありますがご了承ください






その他

 記事を書くために、気持ちを切り替えようとスタバに行ったんですけど、トールとか飲み物の大きさがわからなくて店員さんに「一番大きいので///」って喋ったら「ベンティサイズですね^^」って言われて恥ずかしくなりました。
 その後、オプション付けますか?って言われて、「聞きたいけどわかんねぇ…」ってなって「大丈夫です!!」って答えたせいで注文全てで敗北した気分になりました。誕生日に立てた目標である”卍解会得”の前にスタバのオプション覚えて””””デートした時””””に詠唱できるように頑張ります。













・・・まあ、デートする相手いないんですけど、、、





・・・・・






♰  絶  対  デ  ュ  エ  マ  ♰


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