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過去に僕が失敗した恋愛!


これは僕が16〜17歳の頃の話です。

今でこそチャラ男の地縛霊に取り憑かれていますが、この当時はまだ取り憑かれる前でした。


腰にUFOキャッチャーやらメダルゲームの鍵をジャラジャラつけながらゲームセンターでバイトしていたスズキ少年。
床に落ちたメダルをバレないよーに拾いバイト中にポーカーを楽しむスズキ少年。

このゲームセンターは比較的大手で僕がバイトしていた店舗も広く、確か社員が3〜4名、バイトは15人いました。

社員は全員男。バイトは男8女7、みんな僕より歳上です。
バイトにはちゃんと制服があり着替え部屋もありました。

ウブなスズキ少年はバイトの約半分が女性ということでそれだけでドキドキしていたし、制服姿の歳上女性バイトを遠目からニヤニヤしながら眺めるのが日課でした。

そして

バイトを始めてしばらく経ったある日、この日は女性バイト(Aさん)と初めてシフトが同じになります。Aさんは当時20歳。スズキ少年からしたら歳上お姉さん。
どんな人だろーなーと思いながらバイトに向かいます。

バイト先に着き「おはよーございまーす」と休憩室に入ると、、


Aさん「おはよ!」


スズ少「、、、」


スズ少「な、なんという美人おねーさん!!た、たまらん!!」



スズキ少年は心の中で叫んでいました。もう心臓バックンバックンです。


スズキ少年は人生で初めて一目惚れを経験しました。もうAさんの制服姿を見るだけでスズキ少年のスズキ少年がズボンを突き破って海に帰るんじゃないかって程のスズキっぷりです。


もうこの日はバイトなんか手につきません。床に落ちたメダルなんかに目もくれません。UFOキャッチャーのぬいぐるみを取りやすい位置に移動してくれというお客さんには、あげる勢いの位置に移動してあげ、声をかけられないようにしてました。
Aさんばかりを目で追い無駄にAさんの近くに立つが何もしゃべれない。

そしてこの日は何もなく終了。

でもスズキ少年の心はふわっふわしてAさんを思い出しては勝手にムフムフしてました。


この日以来、Aさんとシフトが同じになるのが楽しみで楽しみで。でも一緒になったからといって何かあるわけでもなく遠目から見るか無駄に近づくか会話といえば挨拶と仕事に関することしかできませんでした。


そんなある日スズキ少年はバイトの先輩女性からこんなことを聞かされます。


「社員のBさん、Aさんのこと狙ってるらしいよ。」


これを聞いたスズキ少年は焦ります。
なんたって社員Bさんは当時26歳くらいでしたから大人の力でAさんを持っていかれるんじゃないかと。


そこから社員Bさんを勝手にライバル視し、Aさんにもっと積極的に行かなくては!と目ん玉メラメラさせてAさんとシフトが同じ日は無駄に近づくことを増やし勇気を振り絞って日常会話をするように頑張りました。

かといって大したは会話はできず盛り上がりもせず、でもAさんはニコニコ話してくれてスズキ少年は益々虜になっていきます。

しかしある時は社員BさんとAさんが楽しそうに話している。それを見ると奥歯が無くなるんじゃないかってくらいギリギリしてたのを覚えてます。

やはり社員Bさんのほうが大人なのでしゃべりに余裕があるのは見ててわかりました。


負けじとスズキ少年も頑張ってAさんに話しかけます。
もちろんバイト中です。混んでる日でもBさんに負けまいと必死に近づき、話しかけ、休憩中もずっと近くにいました。


こんなのを3ヶ月くらい続けていたある日


その時は突然やってきました。


Aさんから


「私もうすぐバイト辞めるんだ。」


スズ少「え、、なんでですか?」


Aさん「実はもうすぐ留学するんだよね。」


スズ少「え、、そーなんですか、、どこ?どれくらいの期間?」


Aさん「アメリカ。2年だよ。」


スズキ少年は絶望しました。もう人生の終わりの鐘が鳴ったような感覚です。


そしてAさんは続けます。


Aさん「スズキくんが私のことよく思ってくれてるのは気づいてたよ。でももし留学行かなかったとしてもスズキくんと付き合ったりはできない。」


スズ少「そりゃ気づきますよね。でもなんで付き合うのはダメなんですか?」


Aさん「私に必死なのはすごい伝わって嬉しかったんだけど、、、」


この時Aさんの雰囲気でスズキ少年なりに気づきがありました。もういなくなってしまうと思い、勇気を振り絞ってAさんに聞きます。


スズ少「めんどくさい感じでした?」


Aさん「、、、」


ここでスズキ少年の人生初めての一目惚れの恋は終了を迎えました。

Aさんはほんとに優しい人で僕を傷つけまいとものすごく気を使って話してくれていたと思います。

ここまで読んでくれたあなたはスズキ少年の失敗が何かわかりましたか?


・Aさんに固執しすぎ
・無駄に近づく
・必死に話しかける
・忙しいのに話しかける
・勝手にヤキモチ妬いてる


はい。全部自分本位で相手の都合とか何も考えてないですよね。
必死で余裕もないから男としての頼もしさのカケラもないですね。


しかしこの経験からスズキ少年は少しずつ変わっていきます。

今のスズキへ近づくために。



ということでスズキ少年物語でした!

最後まで読んでくれてありがとうございました!


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それでは次の記事でお会いしましょう!
ありがとうございました!







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