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損は自分の頭が作り出している?②

こんにちは。
権藤優希です。

猪狩ともかさんの書籍の続きです。
どうしても、もう一つだけ伝えたかったことがあるので、シェアします。

本書の中で、猪狩さんは、
「自分の状況を的確に相手に伝えることが大事」とおっしゃっています。

猪狩さんは、事故により脊髄を損傷して、歩けなくなってからも、必死で車いすながらにレッスンをし、仮面女子としてステージに上がり続けていました。

思うようにフォーメーションが組めない(動けない)、まわりに迷惑かけてしまっているのではないか、と不安もあったようです。

さらに、脊髄を損傷すると、「トイレに行きたい!」という感覚がないらしく、トイレも数時間おきに行かなくてはならたかったり、もしもの時のためにオムツをつけたりという状況で、レッスンに励んでいたようです。

その中でも、一番辛かったのは、謎に、急激に体調が悪くなったり、動けなくなる時があることだったようです。

そういう自分に腹が立ったり、やっぱりステージに上がるのは無理なのかと絶望しかけた時もあったようですが、
一番まずいのは、「この状況をちゃんと伝えないと、まわりに迷惑かけてしまう」ということだったのです。

我慢して、見栄はって、まわりに伝えてなくて、それでいきなり倒れたら、もっと迷惑をかけてしまう。

都合の悪いかもしれないし、言いにくいことかもしれないけど、
「今、体調が悪い」「動けない」と、自分の状況(心境)を的確に相手に伝えることを大事にしてるというのです。

聞くはいっときの恥
聞かぬは一生の恥
というものと同じですね。

本書を読んでいて、これは、損しない生き方のにも通ずるところがあると思って、紹介しました。

少しだけ勇気を出して、自分の心のうちを、相手に伝えてみることで、損しない生き方を選択していきましょう。



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