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親と金

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本
主に親と金を巡る実質、著者の自伝のようなものです。子供の頃はセレブだったけど、徐々に転落して貧しくなりました。親の学費の使い込み、養育費の横領、住宅ローンなど赤裸々に書いてます。
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ヒメネー
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①最初に

①最初に

親が子供を無条件で愛するなんて100%の嘘。私は鈍感だったので２０歳を過ぎるまで、子は無償で愛されるものだと思ってました。

私が年齢を重ねれば重ねるほど確信する真実です。口だけ子供を愛してると言いつつも、行動は真っ直ぐに本心を表しました。

金金金ばかりの両親の元で生まれた私が学んだことは、愛とは金であるということ。この貧しい価値観を両親が体現して教えてくれました。親からお金を注がれることはあり

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②新築の購入

中学2年生の時に突然に家を買うことが決定しました。

場所は駅から随分と離れた場所でしたが、5LDKと大きな一軒家でした。これまた豪邸です。

私は汚らしい虫がその辺に転がってる社宅が大嫌いだったので新築への引っ越しは嬉しかったです。

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③中古物件の購入

③中古物件の購入

私は高校生になって母親の旧姓に苗字を変えられました。嫌いな苗字でした。許可もなく無断で買えられたのがイヤでした。

同じ中学生の子がいっぱいいたし、許可も気持ちも訪ねずに勝手に苗字を変えられたのはイヤでした。なんか気まずくて疎遠になった友達もいて新しい苗字は私を傷きました。

いじめられた訳でも、茶化されたわけでもないけど、仲良かった友達が呼び方が分からず遠のいていくのが寂しく思いました。意外に友

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④精神科

大学1年生の時に秋に退学するかどうかで大揉めしましたが、転学科することで退学を回避しました。

実は私は大学を辞めるために、埋め合わせに学費を親に払うために夏休みに水商売を開始してました。それ自体は悪い経験とは思いませんが、今思えば親は学費を払ってないんだから、そのための金を集めてたなんてバカみたいだなと思います。

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⑤家計簿編

私はDQN化することで社会に順応することになりました。

会社の都合を考えずに自分の希望を押し通したり、言われたこと以上はやらずにサボり、率先してお局を潰しに行ったり、イヤな仕事は他人に押し付け、ミスは隠蔽してました。

以前の私では考えられません。

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⑥ブロガーになる編

25歳になると破天荒に転職を繰り返してたけど、高級アパレル店員だけは1年近くも続きました。場所は大阪梅田で時給は1000円でした。

長く続いた理由は仕事はぬるくて楽だったから。1日に客が来ないもあれば、店員同士が喋って時間を潰すような世の中を舐め腐った職場でした。

人間関係はしょうもないいざこざが多かったけど、私が中心に揉めることはなかったです。

会社の福利厚生で高級アパレルを制服として無料

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⑦実家を出る編

私がブロガーになってしまったことで衝突がますます増えて家を出たいと真剣に考えるようになります。

現実に移すために、知人が冬の間だけ海外にいるので、その期間だけ私が住むことにしました！

そこで念願の1人暮らしを成功させることに！光熱費込みで家賃は3万円で良いと言われて初期費用なしで1人暮らしをスタートさせました！

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⑧田舎移住編

母親が癌で退院したのは春くらいでした。およそ3ヶ月の闘病生活でした。家主が帰ってきたので、私の1人暮らしも終わり実家に戻りました。

愛媛県の空き家には、鍵を預かって私1人で行く予定でしたが、母とママ友も同行すると聞いてビックリしました！

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⑨東京編

私は友達の結婚式に参加するために今治の家はいったん置いて大阪へ戻りました。大阪は若い人が多くて感激しました。

実家に一瞬だけ戻りましたが、母親とはロクな会話もせずに、私は友達の結婚式が終わったら、すぐに東京へ行くことを決めます。

一応は家が愛媛県で月1万で住めているので維持費が安いです。東京へ行けるうちに行こうと思ったんです。実家に居続けたら家賃を要求されるので、速攻で東京へ行きました。

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⑩京都暮らし～裁判編

一瞬だけ大阪の実家に戻りましたが、再び私はすぐに引っ越してしまいます。

前回は母親を介入させたのが失敗だったのを悟り、母親に相談せずに京都で家を探して契約しました。

家賃41000円で水道費込みの1Kのマンションです。京都駅から近くて、静かな場所。嬉しい洗濯機付きでした。

私が人生で初めて本格的に賃貸契約をした瞬間でした。

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⑪通院編

夏が来る前に京都での一人暮らしを終えることを決めました。

京都の夏は風が吹かずに本当に蒸し暑いです。家は道路沿いだったし、窓を開けたらうるさいです。

冷房代もかさむだろうし、冷蔵庫を買ってなかったし、一人暮らしに飽きたので引っ越しすることにしました。

東京のシェアハウス住まいが楽しすぎたので、また共同生活をしようと考えました。一人は暇だし、コスパ悪いという結論に達しましたね。

今回の引っ越

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【最終】住宅ローン勘当編

ある日大阪で地震が起こりました。昼間に大きく揺れ、家が壊滅すると思いました。普通の強風でも揺れる鉛筆ハウスは、命の危機を感じるくらいに揺れました。

私の部屋は何にもないので被害は何もなかったです。隣の兄の部屋は、本棚から本が飛び出し、パソコンの上のプリンターが落ちて布団の上にありました。

深夜で兄が寝てたら大変なことになっていただろうと思いました。

台所へ行ったら、棚から食器が飛び出して、破

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