「こんなクラファンはイヤだ」in高円寺
「こんなクラファンはイヤだ。0円クラファンを救え」初参加レポート。
開催前日の夜、「明日ヒマだったらおいでよ。串カツ奢ってあげるから」とほぼ串カツ目当てで参加した。(食べ物にはめっぽう弱い。)
というのも半分冗談で、クラファンにも興味があったので、どんな凄い情報が聞けるのだろうとワクワクして、今回の開催場所である高円寺の立ち呑み屋「GANG」へ。
参加した結論。
飲み会であった。
以上。
簡潔に表せばそうなる。簡単にいえば。
ただし、もう少し付け足すとしたら、
変わった人が集まる飲み会。
と表すこともできよう。
まずは今回の企画のオーナーの紹介から。
高野 一樹 通称カズキタさん
(合同会社モテアソブ三軒茶屋 代表取乱役 / READYFOR クラウドファンディングパートナー)
2017年に初のクラウドファンディングに挑戦し、目標金額を達成するもリターンの設計を誤り調達金額を上回る支出を計上して、ある意味失敗する。
以降も幾度となくプロジェクト起案をするものの赤字体質からの脱却は遠い。
会社に所属するクリエイターと共に、現在はREDAYFOR株式会社にてクラウドファンディングパートナー、株式会社CAMPFIREの公式クリエイティブパートナーとして年間10件程度のクラウドファンディングの起案からプロジェクトのプロデュースや具体化までのサポートを行う。
大堀 悟 通称ボリさん
(株式会社リバ邸 執行役員 / 株式会社CAMPFIRE 社外パートナー)
2016年に初のクラウドファンディングに挑戦。目標金額を開始3時間で達成、最終着地は現金支援も含めて達成率400%弱。
以降も10件以上のプロジェクトを起案するとともに、現在は株式会社CAMPFIREの社外パートナーとして常時30件前後のクラウドファンディングの起案相談を受ける。
■その他:著書「CAMPFIRE解体新書」
経歴を読むだけだと、めちゃめちゃ凄い。こんな2人に高円寺の呑み屋で普通に会えて、普通に話せて、普通に一緒に呑んだくれられるのである。
開催場所もやはり変わっている。
高円寺にある「串カツーGANGー」。
名前の通り、棚には多くの玩具が飾られているが、変わっているのはそこではない。その店で働くお兄さんである。
実はそのお兄さんもクラファン成功者。ワンオペで忙しそうだったのであまり話せなかったが、経歴も面白いに違いない。
(後ほど彼のクラファンページを見たが、やはり面白かった。ますますもう一度彼に会いに行きたいと思う。)
ちなみにこのヤングコーン、あのちょっと地位低めに思われがちなヤングコーンとは思えないくらいに美味しい。
一応イベントのレポートなので、イベントで得られた情報も紹介。
クラファンで大切なことは、土下座。らしい。
そして、「0円クラファンを救え!」で取り上げられたものは以下の通り。
ここでも変わった人が。
取り上げられたものの中で、300万円も支援した人がいたのである。
300万もの大金をひょいっと出してしまうのは、よほどの大金持ちなのか、支援したい欲が凄まじいのか、真相は謎だ。
他にも、
自称ダンサー。
クラファン本社で働く人。
立ち飲み屋を自分でやりたい人。
元ヤンキーで巷で名を轟かせていた人。
来月から焼き芋をメキシコに売りに行く人。
Tinderのアプリを入れて、遊びすぎてアプリのほうから拒否された人。
とにかく変わった人しかいない。
やはり変わったイベントには、変わった人しか集まらないのである。
それを面白いと思うか否かはあなた次第だ。
ゆるっと始まって、ゆるっと終わった今回のイベントだが、0円クラファンを見て、いかに文章に込められた熱が伝わってこないかが分かった。そして、終始ふざけている企画オーナーたちでも、このような呑みの場で生まれた話がさらに面白い企画へとつながっていくということが感じられた。
ただの飲み会と思いきや、ふとしたところから種が生まれるのだ。
たまには積極的に参加をしてみてもいいかもしれない。
次回の開催地(長野・松本)(長崎・福江島)での呑み屋も募集されているので、変わった人の集まる場所として、「ぜひとも我の地へ!」という方は、カズキタさんかボリさんへご連絡ください。飲んだくれに行きます。メガジョッキのご用意も忘れずに。
インターン日記2。