マガジンのカバー画像

写真と日記

29
日記や思い出を写真とともに。文章を楽しみたいあなたに。
運営しているクリエイター

#ひとり旅

屋久島ひとり旅

大学3年のとき、休学していたわたしは 屋久島にいた。 正確には、タイに1ヶ月の旅にいくために 鹿児島でバイトをしていた。 1ヶ月くらい働けるだけ働いて 大学生にとっては大金を手に入れたわたしは タイに行く前に、ついでだから屋久島にでも行くかと思った。 フェリーに揺られてたどり着いた屋久島は、 わたしの忘れられない島になった。 今でもわたしは、どの島が1番好き?と聞かれると たった一度だけ訪れた屋久島のことを思い出す。 わたしが屋久島のことを大好きになったのは 島で出会

わたしのアイデンティティーについて考えてみる

たくさんの人のnoteを読むようになって 1か月が経った。 わたしが、これからも記事を読みたいなと 興味がわく人にはある共通点がある。 それは その人が何者か、透けて見えるような文章があること。 出身とか、職業とか年収とかそういうのじゃなくて 朝の珈琲が好きな理由とか、 人生で悲しかった日のこととか 変わったところにあるほくろを気に入っているとか。 自分のアイデンティティーを考えるとき、 わたしにはこどものころから、よくする想像があって 人に説明をするのは初めてなのだ

初めての新潟ひとり旅

今年のGWは暇だった。 何にも予定がなかったから、 いつも通りおうちでだらだら過ごそうと決めていた。 休みなんだから、だらだらするのが正解。 そう思ってベッドに寝転んでYouTubeを開いた時、 ふと母の声が脳裏をよぎった。 「そんなぼーっとしてたら、 死ぬときもぼーっとしたまま死ぬわよ」 わたしは子どもの頃、とんでもなく朝に弱くて 週末も朝8時には叩き起こしにきて あっという間に布団をしまってしまう母の目を盗んで 床で寝るような子どもだった。 台所で片付けをしてい