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日の光

日曜、救急搬送された。睡眠時間が圧倒的に足りなかった。精神科ではなく内科で血液検査と点滴を打つ。現実世界の認知が歪んでいた。日曜の躁状態からなんとか昨日仕事をこなし、病院に行ってきた。

恥ずかしながら薬を飲んでいなかった。躁転の原因はそこにある。晴れのこの松浦君、父親、上司とみんなから怒られた。飲まなかったら自己責任だ。論外だ。何回言ってきたと思ってるの?何も言い返せない。

最後は主治医に怒られに行こう。正直に話した。薬を飲まなかった理由、それは先生が治療の目標が「低め安定」とおっしゃっていたからである。

それを聞いた僕は、なるほど先生は薬によって鬱気味にしようとしているのだと。ー10くらいに。しかし、それが違うということがわかった。

患者は自分の気分の評価に関して主観的になってしまう。0をフラットとすると患者が思うフラットは医者から見たら+10くらいなのだ。だから先生は「低め安定」といって薬を処方するが、決して鬱にしたいわけではないという。10ー10=0数式はシンプルだ。0ー10=ー10ではない。正確に自分を客観視することは難しい。だからこそ精神科の治療には第3者の存在が大きいのである。今回は松浦君に救われたと思う。同じ当時者だからこそ気持ちがわかってもらえるし、躁状態だと判断してくれた。客観的に。

それがわかった昨日から、きちんと服薬する気持ちが整った。今日の日の出は5時54分。日の出とともに起きて、きちんと薬を飲む。これだけは絶対に続けようと誓う。

写真はのちに躁状態になった2016年1月1日の写真である。職場に大変な迷惑をかけてしまった。それでも働く場所を提供してしてくれていることは幸せことである。自分にとって働くということが「福祉」である。と

2年後の今、同じ過ちを犯さないために。

日+光=日光 寛解を実現し、世の中を明るくしたいと思う。
さて日が出てくる時間だ。おはようございます。

#双極性障害

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