OCTOBER SKY 遠い空の向こうに 感想

初めてこういった文章を書く,かつ,文章を書くのが下手なため読みづらかったら申し訳ありません.また,ミュージカル本編の内容にも触れますので了承した上でお読みください.

私が感じたことを項目ごとにお話ししていきます.

麗乃ちゃんについて

これが一番書きたかったことです.なんてったって推しメンですから.

まず,衣装.水色の衣装やっぱり似合っていました.

次に表情.前半はそんなに多くのセリフがなかったり,少し離れたところからホーマーを見ていることが多かったけど話しかけたいけどかけられないところとか,素直に思いを伝えているシーンとかどれも素敵でした.そして何より麗乃ちゃんが役に合っている(原作は見ていないので詳しくは言及しないで欲しい)なと感じました.

次に声.ミュージカルって面で見たり,他の役者さんと比較するとどうしてももう少し声の圧が欲しいなって感じちゃう部分はあったんですけど,3期生ライブでも感じた「芯のある声」っていうのがしっかりとできていて聞いていて心地よかったです.ffでもppでもブレない揺れない声から,麗乃ちゃんがボイトレをすごく頑張っているんだなととても感じられました.特に高音部分で強く感じられました.でもやっぱり何よりも可愛い声.これが一番かな.役に合っていると感じた部分の一つでもあります.

今日は偶然,ホーマーの上着を受け取るシーンで上着を落としちゃってたんですけど,急いで拾った後,「てへっ」みたいな,「ごめん」みたいな感じの表情がとっても可愛かったです.

そして,カーテンコールにて麗乃ちゃんがお辞儀をした時口が動いていたため多分,声には出していないけどお礼なんかを言っていたのではないかなって勝手ながらに思っていたりします.お礼を言いたいのはこっちだよ!!!!

役者さんについて

私はミュージカルとか舞台に詳しくないので役者さんもそんなに知らないのですが,今回見に行くにあたって朴璐美さんはどんなだろうと前から気にしていました.

朴璐美さんはミュージカル2回目とは思えないほどの声量,安定感,表現力でした.特にジョンが怪我して看病していたシーンと家を出ていくと宣言したシーンが特に印象的でした.

もう一人強烈に印象に残ったのが,ライリー役の夢咲ねねさんです.パッと花が開くような笑顔,芯がありよく通る声,全てが印象的でした.今までの他の作品なども見てみたいです.

音楽について

先日Twitterで「オケピじゃないんだ,舞台の後ろなんだ」的なことをつぶやいたのですが,実際に見たらなんとなくこうなのかなと思ったことを(事実はわからないですが).一つの効果としては酒場のシーンで実際に見えるようにすることだと思います.また,別の視点では,そもそもがオーケストラの構成ではなかったというところだと思います.最初,真ん中で後ろ向きになっている人が指揮を振っているのかと思っていたのですが(多分指揮者的なこともしていた気がする)彼もピアノか何かを演奏していたように見えました.ヴァイオリンやリードなどもあったりと左に視線を動かすとバリサクを吹いていたりしていたのですが右に視線を移すとギター系の弦がたくさんありました.こういった構成の関係なのかな?とも思ったりします.あとあるとしたらホールの関係上?かな.

印象に残ったシーン

一番最初,始まってすぐ炭坑夫達が歌う「炭鉱へ」.これは一瞬で鳥肌が立ちました.炭坑夫らしい太い声,低音から高音までのハモリとどれも素晴らしかったです.なんとなく,久しぶりに合唱をやりたくなりました.

第二幕始まって最初「最後のキス」.ライリー,エルシー,ドロシーの3人で歌っていました.入りはそれぞれのソロだったのですが2人もしくは3人でのハモリがとても綺麗でした.歌声もそうですが歌詞にあった切ない表情というのも見どころの一つだと思います.

最後に

私が座った席がL列20番と少し右寄りでした.L列と言っても舞台からの距離はかなり近くオペラグラスや双眼鏡がなくても役者さんの表情ひとつひとつ読み取れました.ロケットの発射台の構造上発生してしまった偶然のミスみたいなものもありましたが,見終わった時には感動していて涙を堪えられませんでした.精一杯の感謝の気持ちを拍手にのせました.またどこかで見られたらと思います.

関連

公式サイト : https://october-sky.jp

公式Twitter : @octobersky_jp


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