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BMWアクティブツアラーがファミリーカーとして総合的に最高という話

まえがき

本題に入る前に重要なことを書いておこうと思う。今年の3月頭に息子を乗せて車を運転中に事故った。細い見通しの悪いカーブで対向から畳を積んだトラックが結構なスピードで走ってきて、動揺して左に避けたらそこに電柱がありそのままぶつけた。(ちなみに翌週も同じ場所でタクシーが事故っていた)

不幸中の幸いで息子も私も電柱も怪我はなく単独事故だったのだが、車が全損扱いになる程度には大破していて、とにかく歩行者の視線が辛かった。
警察や保険会社と電話してるのに窓をコンコンして話しかけてくるおじさん(善意)、「Oh my God…」と散乱したパーツを眺めていく人… 私の心も『Oh my God…』バキボキに粉砕した。
交通事故は家の近くで起きやすいというが、まさにその通りで、今でもその電柱に事故痕が残っていて通るたびに胸が痛い。以降、車で事故る夢(主にブレーキが効かない)を毎日のように見ていたのだが、最終的に「やたら車両保険を紹介される」というリアルな夢を見てから事故の夢は見なくなった。なので、今この文を書けている。

やっと本題に入るが、事故前はBMWのアクティブツアラーという車に乗っていた。そして車両保険でそこそこお金が出たので、事故後もアクティブツアラーを購入した。このご時世での売上げ減と年度末での新車購入ということで、ディーラーからは大変感謝された。
一応他の車種も検討したが、結局アクティブツアラーが「そこそこ走れるファミリーカー」として、有能過ぎて変えられなかった。(ちなみに、私は車に詳しいわけではないので、前輪駆動で云々は解説してる人が死ぬほどいるのでそちらを参照ください)

性能の割に安い

何がそんなに優れているか、1つはコスパだ。BMWを高級車と認識している方もいるかもしれないが、上から下までラインナップが豊富で、たぶん同等サイズの国産SUVあたりだったらオプションつけたり何なりでそっちのが高い。アクティブツアラー(=BMW2シリーズ)からスポーツタイプがなくなり四輪駆動がないのも「そうゆうのが乗りたいならもっと高いの買え」ということだろう。
また一時期ニュースにもなったが、独占禁止法違反で立入検査が入るほどの販売店への過剰ノルマで、良いんだか悪いんだか、特に新古車は破格である。

女性に優しい車とは何か

2つ目は、やっぱり走りがいいこと。よく「女性に優しい車」を謳う広告があるが、正直「は?」である。コンパクト?で中は広々?でおしゃれ?それ本当に優しいの?
堅牢で走れる方が良いだろ!その車じゃ首都高京橋入口の料金所から20mで高速道路に右から合流できないぞ。
じゃなくて、これは女性あるあるだが、公共の場で知らない男性に突然怒鳴られたりすることがある。それが道路上でも同じようなことが起きる。レンタカーを借りた時に無理矢理右折で突っ込まれたりクラクションを鳴らされたりして、「女性に優しい車」を女性が運転するとそういった被害に遭いやすい。全然優しくない。

「そこそこ」でいい

3つ目は、あくまで走りが「そこそこ」なところ。奇しくも事故った2週間前に車検に出した時の代車でBMWの新型ハイグレード車に乗ってみたのだが、エンジンがかかる時の音が爆発音みたいで、近所のスーパーの駐車場ですごく恥ずかしい気持ちになった。そこで気づいた。『ああ、私こうゆう車は乗りたくないんだな』と。実家もいわゆる走り屋の車(当時)でそれに乗る若かりしき頃の私(20)は、高速道路でみんなが左車線に避けていくのが恥ずかしかった。理不尽に見下されるのは嫌だが、無駄に威圧する必要もないだろう。

あとは細かく理由はあるが、大きくはこの3つの点でBMWアクティブツアラーは「総合的」に最高なのだ。1家に1台ファミリーカーを買うなら圧倒的におすすめだ。

以上、車に詳しくない人が書いた車評論でした。

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