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[iOS 15]ショートカットの通知を完全にオフにする

Shortcutsは本当に素晴らしいアプリですが、事あるごとに通知を飛ばし、通常の方法ではそれらの通知をオフにする手段がないという大きな欠点があります。

本日紹介するのはiOS15/iPadOS15で、ショートカットの通知を完全にオフにする方法です。

ただし、Shortcutsのバグを利用した方法なので、今後のアップデート次第では使用できなくなる可能性もあります。

ショートカットの通知の分類


さて、ショートカットの通知といっても、大まかには2種類存在します。
通常の「プッシュ通知」「ポップアップバナー」です。

通常のプッシュ通知はオートメーションが実行されたり、ショートカット内でエラーが発生した場合などに通知されます。これらは他のアプリと同様に、通知センターに表示されます。

Shortcuts プッシュ通知

次にポップアップバナーは、ホーム画面に追加したショートカットを実行した際に画面上部に表示されますが、通知センターには表示されません。バナーサイズやアニメーションも通常のプッシュ通知とは違いますね。

Shortcuts ポップアップバナー

本記事ではこれらを区別した上で、STEP 1ではプッシュ通知をオフにする方法、STEP 2ではポップアップバナーをスキップする方法を説明します。

STEP1 ショートカットのプッシュ通知をオフにする方法

プッシュ通知は集中モードを使えば、バナー表示はされませんが、通知センターにスタックされてしまいます。
STEP1ではShortcutsのプッシュ通知自体をオフにする方法を説明します。


追記:ショートカットの通知設定からオフにしても何らかの条件で通知が戻ってしまうこともあるようですね。検証不足で申し訳ありません。少し不便ですが別の妥協案を用意しました。


Shortcutsアプリの設定に通知に関する項目はありませんが、スクリーンタイムの通知セクションからであれば、Shortcutsアプリの通知設定にアクセスすることができます[1]。

「設定」アプリ→「スクリーンタイム」→「すべてのアクテビティを確認する」へと進み、通知セクションからショートカットの項目を探します。

通知セクションのショートカットの項目の右側に「>」マークが表示されていれば、タップすることで、Shortcutsアプリの通知設定を開くことができます。

「通知を許可」をオフにすると、Shortcutsアプリのプッシュ通知をオフにすることができます。

もし、「>」マークが表示されない場合は、表示する時間単位「週/日」を切り替えて、通知セクションを探してください。

Shortcutsアプリの通知設定を開くショートカット

これでプッシュ通知をオフにすることができましたが、この設定は再起動するとリセットされてしまいます。
再起動するたびに、毎回この手順を踏むのは面倒ですよね。
今回はURLスキームによりShortcutsアプリの通知設定を一発で開くショートカットを用意しました[2]。

prefs:root=SCREEN_TIME&path=SCREEN_TIME_SUMMARY/com.apple.shortcuts

動作条件として、Shortcutsアプリの通知数が表示期間中で全アプリ中4位以内に入っている必要があります。これは、通知セクションで「表示を増やす」を押さなくても、初めから表示されているアプリの数が4つまでだからです。
4位以内にShortcutsアプリが入っていない場合はスクリーンタイムのアクテビティ画面までを開くようになっています。


STEP2 ショートカットのポップアップバナーをスキップにする方法


STEP2ではホーム画面に追加したショートカットを実行した際のポップアップバナーをスキップする方法を紹介します。
以下実際に動作している様子です。

ポップアップバナーなし(左)/ポップアップバナーあり(右)

このようにホーム画面からショートカットを実行しているにも関わらず、ポップアップバナーがスキップされています。

方法としては、任意のショートカットの初めに「何もしない」アクションを数回程度繰り返し、終わりに「URLを開く」アクションを追加します。
この時、「URLを開く」アクションの入力はなにも設定しないようにしましょう。

ポップアップバナーをスキップするショートカットの一例

「何もしない」アクションを複数回繰り返しても本来無意味なはずですが、入力を与えていない「URLを開く」アクションのようなエラーのプッシュ通知を返すアクションと組み合わせると、なぜかポップアップバナーがスキップされます。

エラーのプッシュ通知が通知されますが、プッシュ通知はSTEP1の方法でオフにすればいいわけですね。
これにより、プッシュ通知とポップアップバナー両方をオフにすることができます。

「Appを開く」アクションのみのショートカットの場合

アイコンをカスタマイズする目的で、「Appを開く」アクションのみで構成されたショートカットを使用している場合には別の方法も存在します。

オートメーションタブ→新規オートメーション→Appからポップアップバナーを消したいアプリを選択し、APPが開かれた時に「何もしない」アクションを実行するように設定します。

これだけで、ポップアップバナーが表示されなくなります。

ポップアップバナーがスキップされる様子

体感ですが、これも「何もしない」アクションを「繰り返し」で数回程度繰り返してやると安定してポップアップバナーがスキップされるような気がします。
オートメーション実行のプッシュ通知が飛んできますが、これはSTEP1の方法でオフにしましょう。

終わりに


理想を言えば、Appleにショートカットの通知をオフにするオプションを提供してほしいのですが、iOS15でも改善されなかったのは残念な事です。

いつか改善されるその日までは、こういったバグを利用するのも一つの手段です。

予定よりも文章量が多くなってしまいました。
時間をとって読んでくれた皆さん、ありがとうございます。


参考文献

  1. Create dynamic wallpaper on iOS without banner notifications - 9to5Mac

  2. ios-settings-urls/settings-urls.md at master · FifiTheBulldog/ios-settings-urls · GitHub