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2日目。台北「艋舺青山宮」にご挨拶。(19回目の台湾旅2023/09)

夕食を終え、くっちい腹をかかえて艋舺をさらに奥へ。通りの向こうに見えたランタンの光に誘われるがままに歩くと、そこは「艋舺青山宮(měng jiá qīng shān gōng)」。

清の統治時代1856年に建立された、青山王という将軍を祀る古蹟指定の廟でした。こぢんまりした入り口をくぐると予想外に奥行きのある、煌びやかな信仰空間が広がり、思わず息を飲みました。

冥界の役人、范将軍。

界隈で耳に入る言葉は、いわゆる台湾華語ではなく圧倒的に台湾語で、それもまた心地よいです。

2010年の台湾映画「モンガに散る(原題:艋舺/MONGA)」を思い返しながら歩いていましたが、あとから調べると台北三大祭のひとつ「青山王祭」が毎年行われる場所だそうで、ふだんは静謐なこの場所も祭りの日にはたいそう賑わうようです。


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