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5日目。台北。早めのお昼ご飯「賣麺炎仔 金泉小吃店」へ。(18回目の台湾旅2023/06)

午後の帰国便に乗るためには昼前に空港に向かわなければなりません。なので早めの昼食を、とばかりに朝食からわずか1時間半後にYouBikeを駆って、迪化街ちかくの安西街にある「賣麺炎仔 金泉小吃店(mài miàn yán zǎi  jīn quán xiǎo chī diàn)」へ。
ここは三代80年以上の歴史がある、地元民御用達のお店なのですが、あちこちで紹介されて今は行列のできる人気店。ですが近所の常連さんものんびりおしゃべりしながら食事をしていて、気取った感じはかけらもありません。わたしが10時過ぎに行った時もそこそこ並んでいて、10分くらいで入れました。

店の入り口が調理スペースとカウンター席、奥にテーブル席があります。
手前の紅燒肉をバン、バンッ!と切っているところ。奥の冷蔵ケースに並ぶ黑白切も美味しそう。
切仔麵

ここは切仔麵と黑白切の店。切仔麵(qiè zǎi miàn)とは台湾の麺料理の原型ともいうべきシンプルな麺で、具材は肉燥(肉そぼろ)ともやし、にらと揚げたエシャロットくらい。乾麵(汁なし)を頼んだので底に沈んだタレと、上にかかった赤い甘辛いタレを混ぜて食べます。何の変哲もない見かけながら、バランスが絶妙で食べ飽きることのない味わいです。店頭のケースには、調理済みのいろんな食材がごろごろしていて、頼むと切って出してくれるのですが、そんなにお腹の余裕もないのでここの名物のひとつである紅燒肉(hóng shāo ròu)を頼みました。

紅燒肉。

いわば豚バラ肉の唐揚げといった感じの一品で、肉質そのものが良いこともあり、とても美味しい。他にも鶏や豚の内蔵、茹でたイカにサメの燻製とかあれこれ並んでいるので、台北に来たら何度か足を運んで色々食べていきたいです。

賣麺炎仔 金泉小吃店


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