きみはポラリス（ホソクさんBD）

笑顔が輝く私たちの希望。


「チームの中間にこんな人がいたら、そりゃあ上手く纏まるわ」

J-HOPEという人を知れば知るほどそう思う。
ムードメーカーで愛嬌たっぷり、さらにはしっかり者で面倒見が良くて周りの些細な変化に気づける気配り屋。優しいだけじゃない、芯の通ったアドバイスもできる人。彼がいるだけでその場の雰囲気が明るい。暖かい日向のような場所を求めると、彼にたどり着くんだろう。そんな人の周りには自然と人が集まる。

会社にこんな人がいたら仕事がやりやすいこと間違いなしだ。
上司からは可愛がられるし後輩からは慕われる。そういう人が一人いると摩擦って起きにくい。「仕事ができる人の特徴を詰め込みました！」みたいな貴重な人。

まだまだ彼らについて知らないことが多すぎたハマりたての頃の私は、勝手な先入観でJ-HOPEという人を“根っからの陽キャ“なんて思っていたのだが「あれ？」と思う出来事があった。

グラミー賞にBTSがノミネートされたと発表された瞬間が映されたRM、ジミン、V、ジョングク4人の動画。ホソクさんがその場にいないことに「メンバーが集まるような場には必ずいそうなのになあ」と違和感を感じた。
その場にいなかったのはホソクさんだけではないし実際には次の日の朝早いスケジュールのために寝ていたそうだから別におかしいことではないのだけど、その時に「ホソクさんってなんだか掴みどころがないな」と思った。

一見とても分かりやすい人に見えるのに実は何もわからない。



J-HOPEという人はプロフェッショナルなエンターテイナーだ。
それは可動域全開！なダンスもそうだし彼の作る音楽も、それらへの向き合い方もちろんそうなのだけど、基本的に「いい姿」しか見えない。ツアーに密着したドキュメンタリーでも彼の辛そうな姿を見ることはあまりなかったように思える。時折プレッシャーを感じやすいのかな？と思うことはあったけど、目に見えるのはその程度だ。

一方チョン・ホソクのことがわからない。
メンバーのプライベートなんて知る由もないんだけど、たまにプライベート感が垣間見えたりするから「こんなことしてそう」なんて想像はできる。でもホソクさんはわからない。掴めない。

私はホソクさんのソロ曲「EGO」が大好き。
アップテンポな曲調や彼の素敵な声、魅力たっぷりなMV。全部が好き。
けど歌詞を見た時は「こんなこと歌ってたんかい！」と衝撃的な箇所もあった。

하나뿐인 Hope 하나뿐인 soul
たった一つの Hope　たった一つの 魂

하나뿐인 smile 하나뿐인 너
たった一つの スマイル　たった一つの君

세상 그 진실에 확실해진 답
世の中その真実に明確な答え

변하지 않는 그 어떤 나 right
変わらない どんな僕でも right​

이제 I don't care 전부 내
もう僕は気にしない全て僕

운명의 선택 so we're here
運命の選択 だから僕達はここにいる

내 앞을 봐, the way is shinin'
僕の先を見て 道は輝いているから

Keep goin' now

この部分の歌詞を見た時「J-HOPE」と「チョンホソク」は同じなんだなあ、と感じた。当たり前だろと思われるかもしれないけども、私は無意識に「そこは切り離されていて当然」と思っていたから。

チョンホソクという人がわからないというわけじゃない、同じだと気づいていなかっただけかもしれない。

「J-HOPE」という芸名はこの名前が先に決まり、意味は後付けされたそう。

絶対に開けてはいけない箱。好奇心から開けてしまうと箱の中に入っていたあらゆる不幸や災いが世に解き放たれてしまう。慌てて箱に蓋をして最後に残ったのは「希望」。

名前は正しい選択だったと、その名前が自分を自分にしてくれたというホソクさん。“名は体を表す”ということわざがピッタリだ。その芸名以外考えられないだろ！というくらい彼に馴染んだ素敵な名前。

日常が楽しいや幸せだけで構成されていたらどんなにいいかと思うけど、実際のところそう上手いようにはいかない。比率でいったら日々の暮らしは少しだけしんどいや苦しいの方が上回っているかもしれない。
でもARMYには「希望」が残されている。いつでも明るく輝いていてくれるから、決して見失うことはない。


いつも私たちの希望でいてくれてありがとう。
これからもホソクさんの「先」を見せてね。
いつも希望を与えてくれるお返しに、いつまでも応援させてね。

お誕生日おめでとう！
きみの朗らかな笑顔が曇ることなく輝き続ける世界でありますように。

※このnoteは一個人の想いです。タイトルは好きな本からお借りしました。