#12 いろいろ楽しかった現場
模索俳優・モサク(@mosaku_actor)です。
今回は、オーディションから役の決定まで貴重な体験ができてとてもうれしかったです!
ー 完 ー
さて、今回は事務所のおえらいさんから直接の打診です。
「オーディション行ってきて」
問答無用です。
ですが、前回は数値があまりにも違いすぎるオーディションで絶対無理!
って感じだったのです。
今回初めて、見た目、雰囲気、演技力、などでジャッジされます!
不安もありますが、ある種の開き直りもあるので、楽しい部分もあります。
(この時は受かるとかどうとかより、ひたすら楽しい時期でした)
というわけで役のざっくりした内容はこんな感じです。
「執事」
はて?どうしたものでしょう?
Googleで画像検索します。(当時はこんなのはなかったかも)
だいたい、蝶ネクタイか黒いネクタイです。喪服みたいなネクタイです。
山岡士郎です。
しかし、それでは面白くありません。
そこで、クロスタイを調べてみます。
なんということでしょう!!
クロスタイがとてもいい感じではありませんか!!
質感といいお値段といいお手頃です。
私はクロスタイを購入し、オーディションに挑むのです。
さて、衣装プランは固まりました。
黒スーツ、白シャツ、クロスタイです。
そして、白の手袋で武装します。
では、ヘアメイクは!?
…
…
…
ノープランです。
オーディション前に散髪に出かけました。
宣材写真の髪型をキープする必要があるため、3~4週間に1度の間隔で散髪に行っています。
ちょうどそのタイミングでした。天啓が!!
「そうだ!いっそ髪型について相談してしまおう!」
と世間話がてら相談してみます。
「じゃぁ、サイドバックとかやってみますか!」
というわけでサイドバックをジェルとスプレーで固めます。
(勝った!)
よくわかりませんが、心のなかでワクワクが止まりません。
(はやくクロスタイとサイドバックを披露したい感満載です!)
そして、オーディション本番!!
私は家からいろいろセットして本番に挑みます。
会場には見たことある人、ない人、いろいろいます。
どうやら全員同じ事務所のようです。今ではおなじみの人もいます。
それぞれ気合が入っています。私以上にコスプレっぽい人もいました。
【結果】
通りました。
本番を迎えます。
メイクさんについてもらえます。
「お願いします!」
といってメイクさんにお願いしたのち、メイクさんの開口一番、
「執事がいるから!執事はそのまんま執事だから!って監督から聞いてたけど、本当に何もしなくていいね~www」
といって、ちょっとアホ毛っぽくなってる部分を固めてくれた程度で、本当になにもしてくれません。
家からセットした状態をキープです。
ヘアメイク無しは残念ですが、何もしなくていい完成度に内心満足です。
そして本番に挑みます。私の役は特にセリフも難しい動作もないので、著しく邪魔をしなければ成立しました。
なので、参加しつつ見学者的な立ち位置で十分堪能します。
めちゃノリノリで楽しくやり終えて、ホクホク帰宅しました。
そして、これがTV初…でもないですね。浮かれすぎて記憶が曖昧です。
が、若年層にもリーチする初のTVでも流れるお仕事でした。
散髪屋のお子さんにも人気があったらしく、少し誇らしげでした。(私が)
では、お疲れさまでした。ありがとうございました!!