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#10 ミステリーツアー(ロケ地)

おはようございます!よろしくお願いします!!

模索俳優・モサク(@mosaku_actor)です。

遠い遠い場所にロケに行きました。


ー 完 ー


ロケといっても都内等近場から、他府県など様々です。

今回は朝早く駅に集合し、ロケバスで移動します。遠いです。そしてどこに向かっているか皆目見当もつきません。ミステリーツアーのようです。

ロケ地につきました。田舎のおばあちゃんちといった風情です。
(わが下宿をもっと広く、さらに縁側などくっつけた感じです)

ここまででふと思うことがあります。道中のエキストラの皆さんの動きがすこし違和感ありです。なんというか、撮影に慣れていない感(?)といいますか。そんな感じです。

しっかり確認したわけではないですが、どうやらエキストラ専門の事務所かはたまたボランティアエキストラ。といった感じでした。一家総出のような感じで赤ちゃん連れから小学生の兄弟連れまで、別々のご家族ですがそんな面子の集まりです。
俳優事務所からエキストラ参加しているのは私くらいな感じです。

まぁ、そんなことは気にしなくて大丈夫です。なんせエキストラです。
セリフがあったとしても、現場で覚えられる長さです。どちらかというと動きというか、雰囲気を醸し出せるかがポイントになります!


メインの役者さんの単独シーンから撮影しているのでしょうか。我々は待たされます。到着直後に昼のロケ弁です。

ロケーション弁当を食べ終わり少し待った後、撮影が開始されました。

お盆休みに田舎に親戚一同が集まるといった趣旨です。
親戚一同、おばあちゃんを囲んで色とりどりの食事を前に座ります。
さて、過去の記事も読んでいる方にはおなじみ、「消えもの」です。
もうお分かりですね?

「食べちゃダメだ!食べちゃダメだ!!食べちゃダメだ!!!」

ここでディレクションが入ります。
私と、先の小学生家族のお母さんが世間話するというものです。
セリフは決まっていません。「こんな内容でお願いします」という「ふわ」っとした指示です。よくあります。

ここでお母さん、

「セリフ!?キンチョーする!!」

とのこと。

大丈夫です。雰囲気が大事なのです。(どこ目線じゃい!)

心配とは裏腹に撮影はサクサク進んでいきます。
日が沈むころには撮影は終了していました。

ところで、先ほどの食卓にはお寿司がありました。
待ち時間での話題はお寿司の話になります。そうです。撮影中に手を付けていないので、食べたくてしかたありません。
私もです。できることならお寿司を食べたい。

「もう食卓は撮らないので、お寿司も余って勿体ないので、よかったら皆さんで食べてください。」

という、スタッフのご厚意でみんなでお寿司にありつきます。ロケ弁のわりとすぐあとでしたが、みんなお寿司は別腹のようです。

(´~`)モグモグ

消えものは概ね「スタッフがおいしくいただきました」パターンと今回のように出演者含めみんなでいただくパターンとあります。場合によっては高級食材の時もあるので後者だとラッキーです。


そして撮影がおわり、都内へ戻るべくロケバスは走ります。朝早く集合してそこそこの時間が経過しているので、ほとんどの人が寝てます。

朝集合した駅に到着。皆さんと挨拶をして、それぞれ帰路につくのでした。


このお仕事は体力勝負だと、つくづく思い知らされます。



では、お疲れさまでした。ありがとうございました!!

追伸
ロケ地は香盤などに書いてあります。
実はそんなにミステリーではないのでした…